北海道乗り鉄旅行2016(1日目)

今回は昨年12月以来およそ1年ぶりの北海道への遠征をしましたのでそのレポートです。
内容的にはおよそ半年前に開業したばかりの北海道新幹線への乗車と室蘭本線(岩見沢~苫小牧)、石勝線夕張支線、特急「サロベツ」と宗谷本線、札幌市電延伸開業区間の乗りつぶしが目的で、3泊4日の行程となります。
去年の旅行では夜行バスで盛岡まで行って東北新幹線の始発で新青森へ抜けて特急「白鳥」へ乗り継ぐという変則的なルートを選びましたが、今回は素直に東京から新幹線で新函館北斗まで向かって北海道入りし、帰路は新千歳空港から空路です。
全部で4日に跨るので例によって1日を1記事として分割していくわけですが、各日程の詳細はそれぞれの記事でお知らせしたいと思います。
あと、もはやお約束ですが、この記事も遅れに遅れたものでして、旅行の実施は10月中旬です。内容も当時のものとしてご覧ください。
それから、時系列で言うと9月に実施した北陸方面の旅の方が先であり、そのレポートを当記事執筆時点では公開していないのですが、これは西鉄8000系さんの記事の公開に歩調を合わせるためであり、西鉄8000系の記事が公開され次第、私の記事も公開しますので今しばらくお待ち下さい。

今回の行程

まずは、東京から北海道新幹線「はやぶさ」で新函館北斗まで一気に移動します。新青森までは以前にも乗ったことがあるので、そこまでは単なる移動手段という感じですね。
新函館北斗からは一旦在来線で函館駅へ向かい、「はこだてライナー」に乗車します。函館市電の「箱館ハイカラ號」に乗車しがてら函館市内で昼食を取ったら、特急「北斗」で札幌へ移動、札幌市内のホテルへのチェックインを済ませた後、札幌市電の延伸開業区間である西4丁目~すすきの間を乗りつぶし今日の行程は終わりです。

初っ端からやってしまった

今までにも何度かあったパターンですが、目を覚ましたのが最寄り駅から電車に乗るはずの時間だったというw
俗に言う「寝坊」ってやつですね・・・はいw
久々の遠征ということで前夜からテンションが上がり寝付けなかったという言い訳のようなものを書いたところで緊急脳内会議が始まりました。
まずはギリギリの乗り継ぎでも予定の列車に間に合う可能性に賭けて大急ぎで東京駅までの乗り継ぎ検索をしました。その結果タッチの差で間に合わないという現実を見せつけられました。
続いては東京駅ではなく上野駅から乗ることにすればどうかと考えましたが、予定の列車は上野駅を通過する列車のため不可能・・・
となると後続列車に乗車変更という選択肢ですが、空席情報を調べると私の乗る列車を含めて午前中まで新函館北斗行きは全便満席という結果でした。北海道新幹線は乗車率が不調という話でしたが、それがまるでウソのようですね。

以上を踏まえると午後の便に乗車変更して函館市電部分をカットした上で「北斗」か「スーパー北斗」のどちらかに乗って札幌に移動すれば2日目以降は予定通り実施できるということになりますが、まだ何とかしたいという悪あがきのつもりで、大宮駅から「はやぶさ」に乗るパターンを考えてみました。
するとうまいこと乗り換えがつながり、予定通りの列車に間に合うことがわかりました。
東京~新函館北斗間全区間乗車は果たせなくなるものの、その先の行程は全て予定通り行けるということが分かり、埼京線と宇都宮線を乗り継いで大宮駅へ行った所からレポートをスタートします。

気を取り直して大宮駅より旅立ち

初っ端からトラブルもあったものの大宮駅から無事に新幹線に乗れることとなり、ほっと一安心して大宮駅へ向かいました。

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埼京線ではハエ28編成に遭遇しました。実はこれが私にとって最後のハエ28編成との遭遇となり、この数週間後にはハエ28編成は廃車となりました。

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そして、大宮駅に到着です。乗車予定の「はやぶさ5号」の1本前の列車が表示されていますが、東京~大宮間は新幹線もさほど飛ばさない上、赤羽~大宮間では在来線も結構高速運転をするので意外に大宮駅では時間にゆとりがありました。

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JR東日本としては北海道新幹線より北陸新幹線をプッシュしたいんだなと思わせるようなこんな顔出しパネルw

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”北海道”の文字も入れてあげてw

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入線シーンは撮れず、方向幕だけ撮影しました。
これから北海道へ旅立つという記念にはこれでいいでしょう。

東北・北海道新幹線の旅

東北新幹線としては乗ったことがあるので別にいいんですが、3列の真ん中の席しか取れなかったんですよね・・・そのため車窓はあまり楽しめずw
また、満席状態の上、ほとんどがグループの観光客のようで車内はどんちゃん騒ぎw
最悪新青森までに静かになってくれればそれでいいかなんて思っていたんですが、結論から言ってしまうと新函館北斗までずっと煩かったです。
車窓も楽しめず、車内も煩くて記事に書くことがあまりなかったんですが、気晴らしに買った「シンカンセンスゴクカタイアイス」を貼っておきますw
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あと、更に言えば仙台・盛岡・新青森と乗客の入れ替わりはあったもののほぼ同数が乗ってくるという状態であり、新青森では私の隣の窓際に座っていた人が降りて行ったので北海道新幹線区間だけでも窓際に座れるとぬか喜びしたものの、結局乗ってきてしまいましたw

とはいえ、初の北海道新幹線なので簡単に解説を入れておきたいと思います。
今回開業した北海道新幹線は新青森~新函館北斗間であり、運行形態としては東北新幹線の延伸と言ったほうが実情に近いですね。
青函トンネル部分は従来から海峡線として在来線が走っていたものをそのまま転用しており、貨物列車は新幹線開業後も引き続き青函トンネルを通過するため三線軌条と言って新幹線と在来線の両方が走れるようになっています。
問題は青函トンネルでして、貨物列車とすれ違う際に風圧で貨物列車のコンテナが荷崩れを起こしたり最悪脱線する可能性が指摘され、その対策が取られるまでの間、青函トンネル区間は新幹線も140km/hに減速して運行することとなっており、せっかくの新幹線の時短効果も目減りしてしまっています。
青函トンネル自体は最初から新幹線を通す前提で設計されているためすれ違いの問題さえ解決すれば、新幹線のフルスピードを出せるんですが、勿体無いですねぇ・・・


↑青函トンネル内で流れる説明文です。

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北海道入りしてしばらくして隣の席に座っていた人はデッキに移動したので函館山(多分)だけは写真に収められました。北海道新幹線の車窓写真が1枚でも確保できてよかったです。

およそ1年ぶりの北海道の土

朝からすったもんだあったものの、無事に北海道入りを果たしました。
新幹線での北海道の玄関口となる新函館北斗駅までやってきました。

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JR北海道の在来線のものともJR東日本のものとも違う新しいデザインの駅名標ですね。
ところで、この駅名に決まるまでは紆余曲折がありまして、函館への玄関口ということで当初は「新函館駅」という仮称が付けられていましたが、駅が所在する北斗市が「北斗駅」とするように主張し、今度は函館市がそれに反発するなどし、折衷案的に「函館北斗」などと呼ばれていましたが、「新函館北斗」で落ち着いた経緯があります。
まあ、新幹線の行先として首都圏をはじめ、仙台や盛岡、新青森と言った駅で表示される宣伝効果を考えれば、北斗市は知名度を上げる点では成功だったかもしれませんね。

ちなみに、当駅は新幹線のために作られたわけではなく、元々「渡島大野」という名前で存在した駅でした。

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縦型です。こちらも独特のデザインですね。
サッポロクラシックの広告がついているのが北海道らしいですねw

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駅の構造は相対式2面2線と新幹線の終着駅にしては簡素な印象ですが、1~2時間に1本のダイヤではこれで十分なのかもしれませんね。
なお、札幌延伸時に備えてもう1線を追加できる構造になっているそうです。
初訪問なのでじっくり撮影したいところではありますが、乗り換え時間があまり無いのでさっさと移動します。

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相対式ホームということですが、片方は在来線と平面乗り換えができるようになっているものの、もう一方はこのように上下の移動を伴います。

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コンコースですが、ご覧のように人でごった返しています。
10両編成の新幹線がほぼ満員だったわけですから当然といえば当然ですかね。

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整備新幹線の駅には大体ある看板

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在来線との乗換案内が出ていますが、札幌方面の特急列車と函館への快速・普通列車が同発となっていて両方向へ乗り継ぎが便利になるように考慮されています。

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在来線ホームへの通路ですが、駅員さんが看板を持って立つという案内が出ていました。
乗客からの問い合わせに対応するためなんでしょうけど、非合理的なようなw

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函館行きの「はこだてライナー」は専用のホームが用意されているためこんな案内が出ています。

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函館には特定都区市内制度はないので、新函館北斗駅までの乗車券しか持たない人は別途切符を買わなければならないのでその案内ですね。

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「はこだてライナー」乗り場へは専用の通路が用意されています。

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これが「はこだてライナー」・・・ではありませんw
これは函館本線の普通列車ですね。

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こちらが「はこだてライナー」です。札幌地区で活躍中の733系がここでも活躍しています。

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乗車する前に駅名標も押さえておきます。
在来線ホームは他のJR北海道の駅と同じタイプの駅名標ですが、LEDバックライトのタイプですね。

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縦型です。他駅はホーロー看板のようなタイプが多いですが、色合いこそ似ているものの普通のタイプでした。

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ヘッドマークは車体にペイントされているんですかね?

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方向幕です。

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ちょうど札幌行きの「スーパー北斗」がやってきました。
確か「はこだてライナー」と同発だったので私の列車ももう発車ですね。

はこだてライナー

新幹線が発着する新函館北斗駅から函館駅までは距離にしておよそ18km離れており、函館市の玄関口となる函館駅までは在来線で移動する必要がありますが、そのためのアクセス列車としてこの「はこだてライナー」が運行されています。
従来は海峡線の列車のために電化されていた函館~五稜郭間を除いては函館地区の函館本線は非電化でしたが、この「はこだてライナー」のために新函館北斗駅まで電化されました。
「はこだてライナー」は基本的には快速列車として運行され、途中は五稜郭のみ停車するのですが、時間帯によっては各駅停車として運行される時間帯もあります。
私が乗ったのは快速の方でしたが、電車らしいスムーズな走りでしたね。
この区間だけのために電化は勿体無いなんて乗る前は思っていましたが、電化の意味はありそうですね。

函館駅

「はこだてライナー」で10分あまりで函館駅にやってきました。ここでは「箱館ハイカラ號」に乗るためにしばらく滞在しますが、「箱館ハイカラ號」までは時間もあるので軽く撮影したらお昼ごはんです。

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733系と函館駅の駅名標を絡めてみました。

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折り返しの新函館北斗行きは各駅停車で運行されるようですね。

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やっぱり駅の方にも新幹線の写真付きで歓迎の看板が出ていました。

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あちこちの駅で見かける気がしますが、最近は構内にプラレールのレイアウトを展示するのが流行っているんですかねw
それにしても、789系「スーパー白鳥」や「East-i」、「カシオペア」に貨物列車、そしてやっぱり北海道新幹線「はやぶさ」などしっかり函館に関係ある車種を押さえていますね。

と言ったところでまずは駅の中にある観光案内所へ行きます。
今回は乗り鉄メインということで観光をする予定はないのですが、市電の1日乗車券が観光案内所で売られていることは前回訪問時に確認済みだったので今回もそこを利用しようというわけです。
気になったのは応対してくれたスタッフがどうも外国人のようだったんですが、国内旅行なのにまるで海外旅行に来た気分になりましたw
最近の北海道は外国人観光客が多いですからね。その対応なんでしょうね。
あと、1日券を買うときに「箱館ハイカラ號」にも有効なのかどうか念のため確認したんですが、「箱館ハイカラ號」が動いていれば乗れますよみたいなことを言われて今日は運転日ではないのかと不安になりました。
観光案内所なんだからせめてその日が運行日かどうかは把握していてほしいものですよね。まあ、私は運転日であることを調べた上で行程を組んでいたのでいいですが、自力で調べていない観光客だったら乗車を諦める人も出てきそうです。

さて、目的の1日券も確保したところでまだ「箱館ハイカラ號」まで時間もあるのでお昼ごはんです。
いつもならコンビニでパンかおにぎりでも買うか、ファーストフード店が多い私ですが、せっかく時間もあるし、わざわざ北海道まで来たんだから何か北海道らしいものを食べたいという気分になり、海鮮丼を頂くことにしました。

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値段もそれなりでしたが、東京で食べるよりはかなり安く食べられたので良しとしましょうw
ちなみに、味は抜群でした。

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あと、店先に何故かONちゃんがw
函館も当然HTBが映るでしょうし、そのマスコットキャラクターを置いている事自体おかしくはないんですが、店主が藩士か、あるいは藩士を引き寄せるための客寄せパンダならぬ、客寄せONちゃんということなのかななんて想像してしまいましたw

おいしい海鮮丼に舌鼓を打ったところで「箱館ハイカラ號」に乗るべく市電乗り場へ移動します。

函館市電やバスなどを撮る

それでは早速函館市電に乗りたいと思います。
とは言っても、市電自体には前にも乗っているので今回は「箱館ハイカラ號」がメインです。
前回の旅では普通に乗りつぶしただけでしたが、そのときには「箱館ハイカラ號」にはニアミスこそしたものの乗ることはかないませんでした。
函館市における観光の目玉のような位置づけのようですし、今のところ廃止は考えられませんが、乗り鉄の基本は「乗れるときに乗っておけ」ですので、せっかく函館を訪れたこの機会に乗ってしまおうというわけですね。

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前回訪れたときは工事中でしたが、新しい乗り場が完成して既に供用されているようでした。

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こんなところに停留所名が出ていました。

「箱館ハイカラ號」が来るまでの間、色々撮りつつ待ちます。

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710形

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8000形

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3000形

流れで動画もまとめて貼っておきます。


↑9600形らっくる号


↑710形


↑8000形


↑3000形

続いて撮りバスもしていきます。駅前だけにバスも引っ切り無しにやってきますから電停に立ってるだけで次々と撮れますね。

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どう見ても東急バスにしか見えない函館バスw
以前は東急グループだったこともあるようですが、その名残なんですかね。

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空港リムジンバスを中心に手がける函館帝産バス

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札幌~函館間や札幌~釧路間などに特急バスを走らせている北海道バスという会社のバスですが、新幹線開業に合わせて新函館北斗駅と函館市内を結ぶ連絡バスを開業させたようでそれだったようですね。

というところで、そろそろ「箱館ハイカラ號」のやってくる頃なのでカメラを構えつつ待ちます。

箱館ハイカラ號

いよいよ「箱館ハイカラ號」ですね。乗り込む前に簡単に「箱館ハイカラ號」のご紹介をしておきたいと思います。
「箱館ハイカラ號」というのは函館市電30形の愛称でして、この30形は1910年に製造され、千葉県成田市で使われていたものを函館市電で譲り受け1937年まで使用されていました。その後は除雪用のササラ電車に改造されて1990年頃まで活躍していましたが、1992年に函館市の市制施行70周年記念事業として旅客車時代の姿を復元することとなり、車体は現代の規制に適合するように半鋼製車体として新造されたものの極力往時の姿を復元しています。主要機器についてはササラ電車として使われていた頃のものを流用したものもあるようです。あくまで復元であり本当に古い電車というわけではありませんが、車体構造は昔のものであり、観光の目玉には相応しい電車になっていると思います。


↑入線シーンです。

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キャプチャです。

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意外と乗る人は少なくろくに外観を撮る間もなく乗り込みました。
この日は平日だったので観光客はあまり多くないのかもしれませんね。
ちなみに、カード式乗車券が使えない以外は普通の電車と同じ運賃で乗車できますし、1日乗車券や定期券も有効なので地元の方が単に移動手段として使うというのも十分にありそうなんですが、電停で待っていても乗らずに後続を待つ人が多かったですね。

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座席はロングシートになっています。

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乗務員の名前を示す車内名刺を取り付けるホルダーですね。車両前後に2箇所ついており、進行方向側のみに車内名刺が取り付けられていたようですが、プライバシーの問題もありますので取り付けられていない方を撮影しました。

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板張りの床もレトロですね。復元とは言えよく再現されていると思います。

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こんな見た目ですが、車体そのものは平成生まれなんですよね。
それにしても「製造」とか「改造」は見かけても復元という表記はなかなか見ませんよね。

まずは函館どつく前に向かいますが、ここは数分折り返しなのでそのまま乗車です。
運転士さんに「そのまま乗られますか?」なんて聞かれましたが、終点での折り返し乗車はやっぱりあるあるなんですかねw
折り返しは駒場車庫前行きとなりますのでそのまま駒場車庫前まで向かいます。相変わらず乗ってくる人は少なくオフピークの観光地はこんなものなんですかね。
車内の様子ですが、女性の車掌さんが乗ってきた人に声をかけて検札や切符の販売をするという昔ながらのスタイルです。

駒場車庫前で小休止

駒場車庫前に到着すると箱館ハイカラ號は一旦車庫に引き上げてしまうので折り返しまでしばらく時間が開くのですが、入庫シーンなどを撮影しつつ時間を潰します。

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とりあえず撮ったのはこれです。現在でもスカートといった形で多くの車両についている排障器ですが、初期の路面電車ではこんな網だったんですね。

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専用の引き込み線を使って駒場車庫へ入庫していきます。


↑動画もどうぞ

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入庫した後も敷地外から撮影可能でした。

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函館市電は前身が馬車鉄道であり、その記念碑のようです。

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そこに通りかかったのが北海道新幹線!?・・・ではなくH5系カラーの9600形ですw
言わずもがなで北海道新幹線の開業を記念して実施されたラッピングのようです。

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あと、気になったのがこれです。「函館市営」なんて方向幕もあるんですね。
出庫前の試験だったのか、私が撮影していたのを見てサービスで出してくれたのか分かりませんが、面白い幕を見られました。

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それから、「発車します」なんてのもあるんですね。
駆け込み乗車防止の為なんでしょうけど、面白いなと思いました。

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この後なんですが、そのまま「箱館ハイカラ號」で谷地頭へ向かってから函館駅前へ移動して、JRの特急に乗る行程だったものの急遽先程見かけた北海道新幹線カラーの9600形に乗りたい衝動にかられて先程湯の川行きで通り過ぎたやつを待ち構えることにしました。
それまで時間もあったのでコンビニに立ち寄りがてら1つ隣の函館アリーナ前までやってきました。
ここから9600形で谷地頭へ向かいます。

谷地頭にて

たまたまやってきた9600形が谷地頭行きだったのでそのまま谷地頭まで乗車です。
函館駅前で降りたところで特急まで暇を持て余すだけですることもありませんしね。
なお、電停については前回訪問時にレポートしており、特に変化もなかったのでとりあげません。

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とりあえず顔を撮ります。
ここだとあまりいい構図は期待できないのであとは発車後の後追いだけにします。

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側面があまり見えないのが残念ですが、これもこれで路面電車らしくていいかもしれませんね。

さて、この次の電車で函館駅前に戻って函館を後にしたいと思いますが、谷地頭電停に撮り鉄が集まっているのに気づきました。
函館市電でわざわざ撮り鉄が集まるとしたら、”アレ”しかありませんねw


↑そうです。先程乗ったばかりの「箱館ハイカラ號も」谷地頭行きとして運行されるので、必然的に次の函館駅前まで行ける電車は「箱館ハイカラ號」ということになりますw

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車と並んで走る路面電車らしい構図のキャプチャを貼ったところで函館駅前まで「箱館ハイカラ號」で”移動”します。
なお、乗務員さんは先程と同じ人であり、車掌のお姉さんには何やら微笑みかけられましたが、これは「またお前か」という意味の微笑みなんでしょうね・・・w


↑最後に函館駅前で「箱館ハイカラ號」の動画を撮ったらJRに乗って函館を後にします。

さらば函館

昼過ぎに到着して数時間の滞在でしたが、一路札幌へ向けて特急「北斗」で旅立ちます。
乗る前に函館駅で前回訪問時から変化があった部分を軽く撮ったら乗車です。

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まずはこれですね。地方駅によくある簡易型の券売機ですが、これは道南いさりび鉄道の券売機なんです。JRとは別に用意されていることは予想していましたが、まさかこんな簡素なものだとはw
まあ、営業距離も大したことないですし、発売する切符の種類も限られることを考えればこれで十分なのかもしれませんけどもw

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それから、これです。なんだただのキハ40系じゃないかと思った方、よく見てください。

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銘板が道南いさりび鉄道になっていることから分かるように、JR北海道から道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40系のようです。観光列車「ながまれ号」の車両は専用の塗装に塗り替えられましたが、一般の列車はJR北海道カラーのままのようですね。

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サボはオリジナルのデザインになっていました。

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隣には「ながまれ号」の車両がいましたが、通常の普通列車としての運用のようでした。

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先程のJR北海道カラーの方だとサボが浮いた感じになっていましたが、この塗装に合わせたデザインになっているんですね。

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なんとなく並べてみるw


↑動画を撮ってみました。サボを見ない限り道南いさりび鉄道であることが分かりませんねw

特急「北斗」で札幌へ

一通り撮り終えたところでいよいよ「北斗」に乗車です。といっても前回の函館→札幌の移動も「北斗」だったわけですがw
今回は別に「北斗」を狙ったわけではなく、たまたまちょうどいい時間に走っていたのが「北斗」だったというわけでして、「スーパー北斗」でもよかったんですけどねw

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1枚撮ったら即乗車ですw

さて、前回は超満員で八雲まで立ち席を強いられた上、録音も散々だった「北斗」ですが、今回は函館発車時点でも割りと座席に余裕があり、しかも静かな環境でした。
録音環境や乗車率以外での前回との違いと言えば、新函館北斗が停車駅に加わっていることぐらいですが、時間帯的にすぐに日没となり、景色も楽しめませんでしたし、記事は札幌まで飛びたいと思いますw

札幌到着

北海道庁所在地にして北海道の鉄道の中心とも言える札幌駅にやってきました。
今日の行程はほぼ終了に近いんですが、まだおまけがありますのでもう少しお付き合いください。

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まずは「北斗」を撮影です。キハ183系も淘汰の運命ですし、撮れるうちに撮っておけですね。

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普通電車と並べてみます。


↑回送シーンを撮ったら駅を出て街へ繰り出します。
実はホテルの手配が遅くなったせいで手頃な値段の駅チカのホテルが軒並み満室となり、諭吉さんを数人召喚して駅前に泊まるか、立地を妥協してそこそこの値段で押さえるかという二択で立地を妥協した結果、駅から少し歩くところのホテルとなったのですw
以前は繁忙期でもなければ数週間前でも普通に取れていたんですが、最近は外国人観光客が増えた影響もあっていいホテルはすぐ埋まってしまいますねぇ・・・

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駅前に出てびっくりしたのがなんと10月中旬でもう雪が積もっていましたw
さすが北海道と感心しつつ、ホテルへ向かいました。

とりあえず、チェックインしたんですが、実は先程も触れたとおり、まだレポートは終わりません。使用済みのバッテリーを充電し、着替えなどの荷物を部屋に置いてきたら身軽な格好で夜のすすきのを目指します。

夜のすすきの(乗り鉄)

夜のすすきのと言うと、さも大人の遊びという風に聞こえてしまいますが、純粋に乗り鉄しに行くだけですw
そう、札幌市電延伸区間である、西4丁目~すすきの間に乗車するわけです。
ホテルは札幌駅と大通駅の中間くらいにあり、西4丁目までは歩いて10分程度でした。

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西鉄バスを見ると九州に来たと実感するように、北海道中央バスを見ると北海道に来たと実感しますね。
特に北海道に縁があるわけではない私ですが、何度も来るうちにこんなことを思うようになりましたw

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テレビ塔がシンボルの大通公園を抜けていけば西4丁目はすぐです。

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ちょうど電車が来ていたので乗り込みます。

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中央図書館前行きというのは入庫便ですが、通常は環状運転しています。
「外回り」という表記が環状線となったことを表していますね。

ここで札幌市電延伸開業の経緯を軽くご説明しておきます。
元々札幌市電は市内各所に路線網を持つ大規模なものでしたが、地下鉄やバスへの代替で徐々に縮小し、西4丁目~中央図書館前~すすきの間のみが存続し、札幌で唯一の市電として利用されていました。
その後、1999年になり、低床電車の導入などと合わせて西4丁目~すすきのの延伸開業によりループ化することが具体的に検討されました。当初は札幌駅への延伸なども計画されましたが、2012年に西4丁目~すすきの間の延伸開業の方針が固まりまして、2015年に実現し今に至るというわけです。この延伸区間についても以前は札幌市電の路線が通っていた区間であり、厳密に言えば新規開業ではなく復活ということになりますが、停留所や軌道は全て新設になるようです。
あと、詳しくは後述しますが、軌道を道路中央ではなく歩道よりに設置するサイドリザベーションという方式を取っています。
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”すすきの”の電停にやってきました。
以前は文字通り「停留所」という言い方がしっくり来る簡素な作りだった覚えがありますが、随分立派になりましたね。

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電車と絡めて撮ってみます。ここまで来ると「駅」と言ったほうがしっくり来そうです。

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西4丁目方面の線路です。二股に分かれているように見えますが、これは西4丁目~すすきの間の延伸部分は通常の路面電車と違って道路中央ではなく道路両端の歩道よりに線路を通しているため、上下線が分かれるような配線になっているわけですね。

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ご覧のように道路の端を電車が走ります。こうすることで延伸区間内にある狸小路電停は歩道から直接乗り降りができる構造となっており、一旦車道を渡って電停へ行かなければならない路面電車のデメリットをカバーしています。ようするに路線バスのような感覚で乗れるわけですね。

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今度はすすきの電停を見渡してみます。路面電車はここで90度ターンする形になるので直進してきたドライバーから見れば突然電車の線路が道路中央に現れる形となるためか、誤進入しないよう注意する看板が取り付けられていました。

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環状運転になったことを証明する路線図を撮ってみました。


↑動画も撮りました。


↑動画その2

そしたら、付近で夕飯を食べてホテルへ戻ります。

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これまた中央図書館前行きですね。遅い時間は入庫ばっかりです。

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やっときました。「循環」の表示、これが撮りたかったんです!

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方向幕のどこにも具体的な停留所名が示されず、「循環」の他には内回りか外回りかという情報しか教えてくれない方向幕もすごいですねw

そうしたらこの電車に乗って西4丁目に帰ります。実は延伸区間は地下鉄と完全に並走しており、地下鉄に乗れば1駅で西4丁目至近の大通駅へ行けるんですが、まあ路面電車の取材がメインですし、そこまで急いでいるわけでもないのでいいでしょう。

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西4丁目にやってきました。こちらも以前は簡素な終端電停でしたが、立派に整備されています。

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特に内回りは歩道から直接乗り降りができて便利です。外回りの方は従来の電停の位置に引き続き乗り場が設置されています。

最後にプチ観光

これで目的も達したわけですが、最後にプチ観光をします。ホテルへの道の途中にあの有名な札幌時計台があるので夜中ながら外観のみちらっと見てみることにしました。

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水面に反射するテレビ塔が綺麗だったので思わず撮影しました。

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そして、いよいよ札幌時計台とご対面です。
札幌や北海道を紹介するガイドブックには必ずと言っていいほど載っているでしょうから多くの方がその存在は知っているでしょうけど、実際に訪れてみると写真の印象と随分違いますね。このことから日本三大がっかり名所なんて不名誉な称号も付けられたりしているようですが、その原因は普通に都会のビル街の中にあるからですね。
時計台自体はそこそこ大きく単体で見れば「おお」となりそうなんですが、周辺の高層ビルに霞んでしまい「え?これ?」みたいな印象を持たれてしまうんでしょうね。

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鉄道施設とかの時の癖でなんとなく撮影w

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こういう感じで撮ればビルも入らず威厳が出ますかね。
ちなみに、札幌市としても「がっかり名所」などと呼ばれるのは不本意ということで別の場所への移転が検討されたこともあるようですが、ビルに囲まれようとも当地にあり続けることが生きた歴史であるといった意見があって現在地のまま保存されることとなった経緯があるようです。
まあ、周囲がビルであろうと時計台が札幌のシンボルであり歴史的にも価値のあるものであることに変わりはありませんよね。

そういえば、先月の四国旅行では同じく「がっかり名所」とされるはりまや橋を見てきましたが、こう続けて「がっかり名所」を見ることになるとは思いませんでしたねw

というわけで、今度こそ本日の行程は終了です。
ホテルのサービスで付いていたサッポロクラシックビールとコンビニで買ったつまみで一杯やったら翌日に備えてゆっくり休みました。
翌日以降の記事は別記事としてまた追ってレポートしたいと思います。

2日目へ続く

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