夜の大回り乗車(鶴見線・南武支線)

今回は夜の大回り乗車ということで南武支線・鶴見線に乗車することにしましたのでそのレポートとなります。

まえがき

今回は大回り乗車ということですが、それをすることになった経緯をご説明しておきます。これは次回以降のレポートに繋がる話ですのでご一読頂いた方がいいと思います。
実はこの翌日から「北海道&東日本パス」(長いので以後「東日本パス」とします)を使用しての長期遠征となっており、現地へは夜行バスで移動する予定だったため前日のこの日の夜に出発する予定でした。
しかし、この日は折しも東京都議会議員選挙の投票日直前であり、投開票当日はそもそも東京にいないため期日前投票を済ませる必要があり、バスの時間より早めに出かける必要が生じました。
そのため、その空き時間を利用して鶴見線・南武支線の乗りつぶしをしようということになり、東日本パスを1日前から使用開始にして大川支線・海芝浦支線も含めて完乗する予定でした。それがとある事情から大回りに変更になるのですが、それは本編を読み進めてのお楽しみということでw
というわけで、本編スタートです。

いきなりトラブル発生!?

地元の駅で東日本パスを購入すべく券売機と格闘したのですが、いくら操作しても当日から使用開始の分が購入できず、駅員さんに相談するも駅員さんも原因がわからない様子で確認しますと言って奥に引っ込んでしまいました・・・
トクトクきっぷの中には前日までしか購入できないという制約が設けられたものがありますから、実は東日本パスは前日までに購入しなければならないのではないかという仮説を立ててみましたが、明日以降の行程に同行する西鉄8000系さんは当日購入する予定であり、JR東日本の駅で尋ねて当日購入可能であることを確認済みという話を聞いていたためそれが原因ではなさそうです。
となると、既に夕方だったため、誤購入防止の意味で当日分は券売機では発売せず窓口のみという対応なのかとも思いましたが、答えは再び出てきた駅員さんによってあっさりもたらされました。
それは・・・「東日本パスの利用・発売期間が明日からだから」という分かってしまえばあまりにもアホらしい結末でしたw
切符の有効期間・利用可能期間といった情報を調べておくのは基本中の基本なんですが、今回は西鉄8000系さんの行程にまるまる乗っかる形だったことや東日本パスを使用するのは今回が初めてだったという事情もあってうっかりしていました。
で、仕方なく明日から使用開始の東日本パスを購入したわけですが、となると東日本パスを使った今日中の活動は不可能ということになり、別途対策を考える必要が生じました。この際普通に運賃を払って予定通りの行程を回るというのも考えたものの、支線が多い鶴見線の場合、途中駅に一切立ち寄らずに単純に乗りつぶすとしても割高になってしまいますし、それならわざわざ長期遠征の直前というこのタイミングでやる必要性も薄いと考え、かと言ってバスの時間まで時間を潰すのは暇すぎるし・・・とあれこれ考えながらとりあえず飲食店に入って夕飯を食べつつ考えた結果は、支線部と末端の浜川崎~扇町間はまた別の機会として、鶴見~浜川崎間と南武支線だけ大回り乗車で乗りつぶしておこうという結論になりました。
どのみちバスが出るバスタ新宿へ出るのにJRを使わざるを得ませんしねw

尻手駅からレポート開始

大回りと言っても南武支線と接続する尻手駅までは単純な移動という感が強く、レポートする意義にも乏しいと思われましたのでレポートは尻手駅からとします。帰宅ラッシュの時間帯でもあり、都心部の駅では混雑が激しく撮影が困難だったというのもありますしね。


まずはお約束の駅名標
南武線でも本線の方なので川崎駅と矢向駅が掲載されていますね。


こちらは支線の方
本線への直通運転はないのでまるで終着駅のような書き方になっています。

さて、暗い&混雑で駅の方はろくに撮れていないので駅のご紹介は駅名標だけに留め南武支線のご紹介をしたいと思います。
南武線自体は川崎と立川を結び、東京から南西部に伸びる路線を相互に連絡する役割もあり多くの乗客に利用される路線ですが、今回乗るのは尻手~浜川崎間の支線であり、通称南武支線、あるいは浜川崎支線なんて呼ばれたりもします。
この区間は2両編成のワンマンカーが往復するのみのマイナーな区間ですが、大部分の区間で東海道貨物線と並行しており、貨物列車の運行経路として重要だったりします。
E233系が投入されたり、快速運転が始まったりと東京メガループの一つとしてJR東日本も力を入れる南武線の本線と比べると冷遇されている感もありますが、昨年小田栄駅という新駅が設けられるなど、全く放置というわけでもないようです。

あと、「川崎アプローチ線」という川崎駅~浜川崎駅間の新線計画があり、これは南武支線や東海道貨物線の施設を一部転用しつつ新線を建設するというものであり、国土交通省の「今後整備について検討すべき路線」に加えられるなど動きがあり、実現の暁には南武支線は入れ替わる形で廃止される予定でしたが、最近は川崎市側も「実現の可否を検討」する程度でJR東日本側も「実現が困難」としており、南武支線は当分の間今の形で運行され続ける可能性が高いでしょうね。


↑支線を待つ間に本線の列車がやってきたので動画撮影


↑そして、支線もやってきました!


やってきた2両編成のワンマンカーは205系です。
少し前まで南武線の本線の方でも主力車種として活躍していましたが、E233系に置き換えられた今では南武線で唯一走る205系ということになりますね。

時間帯としてはラッシュ時ということもあって車内はスーツ姿のサラリーマンが多く見受けられました。これが昼間だったらもっと閑散とした、まさに都会のローカル線という雰囲気を楽しめるんでしょうけど、暗くて車窓も見えないしであまり乗り鉄的な楽しみはないですねw

東海道本線の線路群を一気に跨ぐと京急との接続駅の八丁畷となりますが、京急との乗り継ぎ利用者も一定数はいるのか多少の乗り降りがありました。
新駅の小田栄駅も大回り中ですから降りることはできず素通りして10分も経たずして浜川崎駅に到着します。

浜川崎駅

南武支線と鶴見線の接続駅となる浜川崎駅ですが、ここは乗り換え待ちで撮影ができましたので駅のレポートもしたいと思います。


駅名標ですが、植え込みに遮られて半分以上隠れてしまっていますw


全体を入れるとこんな感じですが、初見では駅名標に見えず、一生懸命駅名標を探してしまいましたw


ちなみに、裏には何も書かれていませんw


ホームです。木造の屋根がレトロな感じですが、これが東京からほど近い川崎の近郊にあるというのが驚きですね。
なお、脇には複線の貨物線が通っていますが暗くてよく見えませんねぇ・・・
滞在中にも何度か貨物列車の通過に遭遇しましたが、もしかして南武支線の旅客列車よりも貨物列車のほうが本数が多いかもしれませんねw


鶴見線への乗換案内ですが、フォントが昭和チック(昭和駅があるから?w


改札口はICカード用の簡易改札機があるのみで、事実上出入り自由になっています。


そして、こちらが駅舎です。仕事を終えて家路を急ぐ人たちが続々と押し寄せていました。

え?いくら出入り自由だからって大回り中に外に出るのはルール違反じゃないかって?
大丈夫です。実は南武支線と鶴見線の浜川崎駅はそれぞれ独立の駅舎となっており、乗り換えは一旦外に出ないと行けない構造になっているため、大回り乗車を含めて浜川崎駅で途中下車ができない切符であっても一旦外に出ることが認められています(というかそうでないと乗り換えができないw
以前は駅員さんがいて大回り乗車で訪れる場合、大回り乗車中であることを説明しないと改札を通過できないという大回り乗車における関門的な存在の駅であり、当駅で乗り継ぐルートを避ける人もいたようですが、現在は無人化されていて前述の通り出入り自由なのでハードルはかなり下がりましたねw
あ、一つだけ注意なのが大回り乗車に限らずSuicaなどのICカード乗車券を利用して当駅で乗り継ぐ場合、当駅では改札機にカードをタッチしてはいけません
タッチしてしまうと、当駅までの運賃が引き去られてしまいますからね。


駅前には呑み屋さんがあり仕事終わりの一杯を楽しむ人達の姿が見られました。
通勤利用がほとんどの当駅ならではの光景でしょうか。


そして、道路を挟んだ向かい側に鶴見線の駅舎があります。
鶴見線側は橋上駅舎のような構造になっており、入口は単なる階段となっています。

ちなみに、どちらもJR線でありながらこのように別々の駅舎になった理由ですが、南武支線は南武鉄道、鶴見線は鶴見臨港鉄道という別々の私鉄によって開業したものがそれぞれ国有化されてJR東日本に引き継がれたという経緯によります。


南武支線の駅名は暗くてよく見えませんでしたが、鶴見線の方は照明付きで明るくてよく見えました。


この階段を登って鶴見線の乗り場へ向かいます。


こちら側にも簡易改札機がありますが、乗り継ぎの人はやっぱりタッチしてはいけません。


すごいのが無人駅なのにちゃんとした券売機があることですね。
しかも、Suica対応型だというのに驚きですが、Suicaのチャージも出来るものの使えるのは1000円札のみであり、発売できる切符も短距離の550円区間までに限られるなど制約もあるようです。


そのため、当駅の券売機で買えない範囲の駅へ向かう場合や10000円、5000円など高額紙幣しか持ち合わせない場合、券売機が故障しているなどの場合は乗車駅証明書を取って切符を買わずに電車に乗って、着駅精算となります。


もう1箇所出入り口があるようですね・・・


西口と東口なのかなと思ったら何やら書いてありました。


なるほど、JFEスチールの専用出入り口だったんですね。
この先はそのままJFEスチールの敷地であり、関係者以外立入禁止なんだとか。
階段を出た先に検問所でもあるのか、守衛さんが立っているのか興味もありましたが、迂闊なことをして怒られても嫌ですし、ここは通路部分だけで我慢してホームへ向かいます。


一般人も入れる範囲からも工場敷地内が見渡せました。
ここは製鉄所であり、様々な金属製品を生産しているはずですが、外からそれと分かるようなものはありませんでした。


そして、こちらが鶴見線のホームです。
日中を中心に当駅止まりの列車も多く設定されるものの、1面2線のシンプルな構造となっています。
当駅止まりの列車は3番線に到着し降車扱いを済ませたら一旦扇町方に引き上げて改めて4番線に入線するという運用をしているようです。


ここの乗り場案内もレトロな雰囲気でした。


駅名標は・・・まあ普通w
強いて言えば、南武支線は完全に乗り場が別であるためか駅名標には分岐するような表現はされていませんね。


周りが暗くて寂しいですが、鶴見方面の電車を待つ人達が続々とやってきていたので現地ではさほど寂しさはありませんでした。
そういえば、南武支線のホームもそうでしたが、縦型の駅名標が線路の方を向くのではなく、レールと直交する向きに設置されているのは珍しいですよね。
何か理由があるんでしょうかね。


当駅は貨物駅でもありますので貨車の入れ替えをする側線が多く存在します。
また、すぐ脇を首都高横羽線も通っており、鉄道も道路もごちゃごちゃした場所ですね。

それでは、ここからは鶴見線の列車で鶴見まで向かうわけですが、特段ネタもなく鶴見まで一気に飛びたいと思います。
鶴見線のご紹介をしても良かったんですが、実は何だかんだでこの後の長期遠征後に支線も含めて再び乗りに行くこととなりましたのでそのレポート内でネタが無くなることを防ぐ意味であえて取り上げませんw

鶴見駅

鶴見線の路線名にもなっている鶴見駅ですが、ここでも軽く撮影しましたのでレポートをします。


駅名標の裏に改札機が見えますが、これは鶴見線乗り場の中間改札です。
鶴見駅には鶴見線と京浜東北線が発着しますが、相互の乗り換えにはこの中間改札を通過しなければなりません。
元々国鉄(JR)とは別の私鉄線だった名残だそうですが、現在でもこうして改札が維持されているのは、鶴見線はほとんどの駅が無人駅となっており、利用者の大半は鶴見駅にて乗降、ないし乗り換えをするので当駅に改札機能を集約しているためなんだとか。切符を持っている人は普通にそれを通せばいいですが、乗車駅証明書を持って当駅にやってきた場合はここで精算することになります。
なお、ICカード乗車券についてですが、浜川崎駅と違って当駅の場合は例え大回り中であってもタッチしてしまって大丈夫です。中間改札では残高のチェックのみがされて入出場の履歴が記録されることはないためここでは一切運賃が差し引かれることはないんですね。


乗ってきた列車です。鶴見線も現在は205系が主力車種(というかそれしか走っていないw)となっており、南武支線よりは1両多い3両編成で運行されます。


反対側のホームは朝ラッシュ時しか使わないのか連絡階段は閉鎖されていました。


しかし、終端部の先もホームになっており、ここから反対側に渡れるので立ち入り自体は可能です。


反対側からのアングルで車両を撮ったら京浜東北線に乗り換えます。


京浜東北線の方は特に何もせず、駅名標を撮って終わりですw

最後に寄り道

まだ微妙にバスの時間まで余っていたのもありますが、何より大回り乗車の要領で回っている都合上、このまま新宿まで乗っていく訳にはいかない事情がありました。
今回、尻手に出るのに湘南新宿ラインを使い武蔵小杉に出てから南武線というルートで出てきたのですが、湘南新宿ラインは運賃計算上は品川駅経由として扱われるため、品川の手前で降りないとルートが重複することになりルール違反になってしまいますからね。

品川に一番近い京浜東北線の駅といえば大井町ですが、降りたことのある大井町で降りて、そのまま後続電車に乗り換えるのは芸がないしと考えていたら、蒲田駅の案内放送で池上線の案内を聞いて思いつきで池上線に乗るべく降りることにしましたw
実は東急線は首都圏にある路線の割には乗りつぶしがあまり進んでおらず、池上線も乗ったことがありませんでした。


というわけで蒲田駅で下車しました。
「蒲田行進曲」の発車メロディでも有名ですね。


京浜東北線の蒲田駅ホームは2面3線となっており、日中を含めて頻繁に蒲田折り返しの電車が設定されていますね。


ここで改札を出ます。大回り乗車としてはゴールですね。


何故蒲田なのに河童橋?と思ったら、信州ディスティネーションキャンペーンに関連したものだったようですね。


東急線のきっぷ売り場


既に引退した7600系の通称「歌舞伎塗装」を再現したパネルがありました。


入場しました。
東横線や田園都市線と言った主力路線のルートからは外れているものの、これから乗る池上線の他に多摩川線も乗り入れており、5面4線のターミナル駅となっています。


駅名標


池上線・多摩川線の最新鋭車両の7000系


こちらは1000系というやつで、古参の7700系を置き換える目的で東横線から移籍車が導入されるなどして主力車種になりつつあるようです。
7000系とどっちに乗るか悩みましたが、まだまだ引退は先であろう7000系よりは古い1000系に乗ってみることに。

真っ暗で車窓も見えず元々単なる暇つぶしだったこともあって池上線のレポートはあっさり終了し終点の五反田駅にてレポートをシメたいと思いますw

五反田駅

山手線との接続駅の五反田でこのレポートはシメとなります。


まずは駅名標ですね。


隣りにいたのは7700系というやつで1000系に置き換えられて数を減らしつつあるレア車種だったようです。こっちに乗りたかったなぁ・・・
とはいえ、また蒲田に折り返すと流石にバスへ乗り遅れる危険がありますし、ここはぐっと我慢・・・


せっかくなので一旦外に出てみました。
山手線・東急線ともに高架駅となっており地下には都営浅草線も通ります。
駅前を横切る大通りは国道1号線でして、ここを通って川崎駅まで行くバスも出ています。


駅舎は商業施設と一体化しており、全景の撮影が難しかったので入口だけ撮りましたw


それにしても、山手線の存在感のなさw


山手線の方も混雑が激しかったのもあって駅名標だけにしておきます。
構造もシンプルでネタがなかったのもありますがw

当駅構内には東急の駅だけに東急ストアも併設されており、ここで夜行バスへの備えとして食料を調達したら山手線で新宿に向かうバスタ新宿からいよいよ長期遠征へと旅立つわけですが、そのレポートは別記事として追ってレポートしたいと思います。
また、長期遠征の内容や行先などもレポートを公開してのお楽しみということでw

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