秋の乗り放題パスで行く宮城遠征(1日目/移動編)

今回は秋の乗り放題パスを利用して宮城方面へ2泊3日の遠征をしましたのでそのレポートとなります。
今回の遠征実施の決め手となったのは、東北本線、大船渡線を経由して仙台~気仙沼間直通の臨時快速列車が運行されることになったことです。
しかも、充当される車両がキハ58系「kenji」ということもあって、是非とも乗っておきたいと考えた私は気がつけば時刻表をめくって行程作りを始めていました。
運行ダイヤの関係上、気仙沼か一ノ関での宿泊が不可避になることが分かると、ならばついでに宮城県内で乗れていない路線をこの機会に乗りつぶしてしまおうと考えどんどん構想が膨らんでいった結果、2泊3日の長期遠征になったわけですw
というわけで、「kenji」の臨時快速に乗ることがメインですが、それ以外の活動も多くなったのでタイトルでは「宮城遠征」としています。

今回の行程

というわけで、行程の説明ですが、大まかに言えば初日は在来線をひたすら北上して宿を取っている一ノ関まで移動する行程であり、利府支線に立ち寄る以外は専ら移動するだけのスケジュールです。2日目はいよいよ「kenji」に乗車しまして仙台へ向かったら常磐線のうち運行再開している浪江以北の乗りつぶしと、仙台空港鉄道にも寄り道をしたら再び「kenji」で気仙沼に戻るというものになります。最終日の3日目が最も壮大な計画となっており、気仙沼線を経て仙台に出たら仙山線、左沢線、奥羽本線、米坂線、羽越本線、白新線と乗り継いでいき新潟に出て上越新幹線で帰路に就くというものです。
そして、初日ですが、これは元々夜行バスでの移動を考えていたものの、今回使う秋の乗り放題パスは3日間連続の有効期間となっており、2日間しか使わなくても値段が変わらないことに着目して、初日の移動にも使えば、ホテル代を加味してもトータルでは安くあがることに気付いて鈍行での移動を決めたものです。
距離的には鈍行での移動でも無理ない範囲ですから、出発は9時過ぎとのんびりしたものですし、昼食、夕食はちゃんと時間を確保してしっかり食べられるという今までの乗り鉄旅からしたらかなり楽な内容になっています。

まずは東北本線を北上する

首都圏ではJR宇都宮線の愛称のほうが普及しているであろう東北本線に乗って、まず目指すは宇都宮です。
上野東京ラインや湘南新宿ラインとしても宇都宮行きの列車は多数走っていますし、まだまだ序盤ですね。
乗車したE231系がインバータ換装済みだった以外は特段ネタはないのでそのまま一気に宇都宮まで進みます。


通常は日光線の発着に使われる5番線に入線しました。

宇都宮駅は何度も来ているので撮影もせずに乗り換え・・・もせずにちょっと出歩きます。


はい、宇都宮名物餃子でお昼ご飯です。
今回はコンスタントに乗り継いでいっても早くつきすぎるか、出発がのんびり過ぎてもったいない感もあったので昼食・夕食時間帯は長めに取っていたりしますw


食後は口直し(?)の撮りバスです。
こちらは東野交通


関東バスの通称で知られる関東自動車


留置線にはE531系が停まっていました。
今回のダイヤ改正より黒磯~新白河間でE531系の運用が始まりましたが、運用は朝夕に限られるようなので日中は宇都宮駅で待機しているんですかね。


これまた栃木名物のレモン牛乳で喉を潤したら旅を進めていきます。

東北地方を目指して更に北上

餃子とレモン牛乳を堪能したら更に東北本線を北上していきます。


お次に乗るのは205系による黒磯行きです。
かつては211系が主力でしたが、日光線ともども205系に置き換えられました。
205系というと都市の電車のイメージが強く、それが黒磯まで行くというギャップが面白いですね。


宇都宮駅から3駅目の氏家駅ですが、ここでまさかの防護受信w
対向列車が異音を感知したとのことですが、10分程度の遅れで運転再開しました。
となると問題は黒磯での乗り換えです。何せ10分弱しか乗り換え時間がないのです。
アナウンスでは接続するか確認中といったまま列車は黒磯を目指して走り続けました。

結局乗り換えを待ってから発車するという案内があり一安心でしたが、これで黒磯ダッシュが確定しましたw


新白河という案内を追加するために修正の跡が見受けられる案内表示


ここも修正されていました。


そして、待っていたのはキハ110系です。
黒磯~新白河間で運用が始まってからは初なのでじっくり撮りたいところですが、もう発車時間ですから急いで乗り込みます。

この前の改正までは701系やE721系が走っていた区間ですが、駅間にデッドセクションが移設されたために交流電車が走行できなくなり、利用者の多い朝夕はE531系、逆に利用の少ない日中はキハ110系が投入され、架線下DCを楽しめます。
幹線を走る気動車ってレアですし、高速域まで伸びるエンジン音も堪能できますね。


キハ110系に揺られてやって来た新白河駅では701系が待っていました。
それにしても、ホーム中央に車止めを設置して線路を分割しているんですね。


白河の関が東北と関東の境界と言われますが、701系を見るといよいよ東北地方という感じがします。
この列車で郡山まで行きます。


郡山にやって来ました。


折り返しは新白河行きになります。改正以前から新白河行きは僅かながら存在しましたが、今度からありふれた存在になりましたね。


乗り換え待ちで719系を撮ったり


発車標でも黒磯方面は乗り換えと案内されていました。
改正のことを知らない人が黒磯行きを待ち続けていたら大変ですしねw


↑ここで貨物列車の通過に遭遇


お次はE721系で更に北上します。


その道中には松川事件で有名な松川駅もあります。


何気に初下車だったりする福島駅ですが、数分連絡なので駅名標だけ撮ったらすぐに乗り換えです。


お次は701系でした。


東京を出て8時間、ようやく仙台までやって来ました。
新幹線なら1時間半ほどの区間ですが、たまにはこうやってのんびり移動するのも悪くないですね。

さて、ここではあるミッションがあります。それは・・・?

「kenji」を撮ろう

ここまで淡々と移動をしてきただけでしたが、仙台駅ではちょうど気仙沼行きの臨時列車(つまりは「kenji」)の発車時間直前の到着となり、都合よく撮影できますのでこれを撮っていくことにします。
特に発車シーンは乗車してしまう明日は撮影できませんからね。
ちなみに、ギリギリまでこの事実に気づかず、時刻表を眺めていて気づきましたw


発車標は「直通快速」になっていました。
途中駅ノンストップなので直通は正解ですね。


乗車位置案内も用意されていました。


↑発車標を動画撮影していたら途中駅には停車しない旨の案内が出ていました。
確かに、小牛田や一ノ関は流石に停まるだろうと高をくくって乗ったら気仙沼まで降りられませんじゃ洒落になりませんからねw

「kenji」を待つ間に他の列車を撮って待ちます。


↑E721系500番台


↑701系回送


仙石東北ラインのHB-E210系

そろそろ入線のようです。同業者の姿もちらほら・・・


↑「kenji」入線シーン


やってきました。実物を見るのは初ですし、夢中になってシャッターを切っていました。


行先表示は「臨時」のみ。


ほとんど面影はありませんが、これも列記としたキハ58系です。


尾灯から前照灯に切り替わったのでそろそろ発車ですね。

時間もないし明日も乗るので細かい部分の撮影は見送ってあとは発車シーンを動画撮影して終了とします。


↑「kenji」発車シーン

撮影も一段落しましたが、まだ時間が残っています。
どうしようかなと暇つぶしがてら構内をぶらついていると、牛タンの看板に導かれてそのまま入店w


仙台名物といえば牛タンというくらい有名ですが、実際に食べたのはこれが初めてでした。
期待通りとても美味しかったです。

利府支線に立ち寄りつつ一ノ関へ

牛タンで腹ごしらえを済ませたらさらに北上して一ノ関を目指すわけですが、その前に利府支線に立ち寄ります。


利府支線はE721系でした。

ここから乗る利府支線ですが、仙台駅から北に2駅進んだ岩切駅から分岐する2駅だけのミニ支線となっています。
沿線には東北新幹線の新幹線総合車両センターがあり、イベント時にはアクセス路線としても活躍しますが、それ以外は沿線住民の生活の足となっています。
この支線、元々は東北本線のメインルートとして建設されたもので、利府から松島を経て品井沼の方へ抜けるルートとなっていました。しかし、この区間には16.7‰の急勾配が存在し、長大編成の列車では補助機関車が必要になるなど運行上のネックとなっていました。
そのため、バイパス新線として現在の東北本線である塩釜経由のルートが開業し、しばらくは両ルートが併存する状況が続いていたものの、塩釜経由のルートが複線化されると、沿線人口が多く著名観光地松島も擁する塩釜経由がメインルートとなり、地域輸送が主体になっていた利府経由のルートは廃止が決まりましたが、利府駅については代替となる駅が存在しないことから利府~岩切間のみ存続して行き止まりの支線という形で存続することになりました。

というわけで、記事は利府駅のレポートへと進んでいきます。


ここの駅名標は独特のデザインですね。


縦型


ホームは2面2線の頭端式となっています。ラッシュ時でも20分ヘッドの運行のようなので過剰にも思える設備ですが、ひとめぼれスタジアム宮城で試合やイベントがあるときには増発が行われるためそれに備えた設備として、近年になって乗り場を拡張した経緯があるようです。


乗り場案内には何も書かれていませんでしたw
当駅発着の列車は仙台行きが最も多く、日中は岩切行き、ラッシュ時は白石行き、福島行き、原ノ町行きなどのバリエーションがあります。


車いす用のスロープがありますが、元々ホームから改札まで段差がないので意味が無いようなw


そして、こちらが改札です。


駅舎内から


駅前にはバスロータリーが整備され、ミヤコーバス、利府町民バス、大郷町住民バスが乗り入れています。
鉄道の路線図としてみれば行き止まりの盲腸線ですが、バスも含めると交通結節点となっているんですね。


こちらが駅舎です。


利府町はいつの間にか東京になっていた・・・!
なんてのは冗談として、東京オリンピックの会場が宮城県にまで及ぶって、もはや東京を名乗っていいのかw


赤提灯が並ぶいかにも飲み屋街という雰囲気の一角は「リふレ横丁」というんだそうです。

といったところで駅取材は終わりで一旦仙台に引き返します。
岩切が分岐点なので岩切で乗り換えてもよかったんですが、どのみちちょうどいい時間帯に接続列車がなかったので仙台まで行くことに・・・


仙台で乗り換えて一ノ関までやって来ました。


701系とE721系の混合編成だったんですね。


在来線はほとんど終電が出てしまっており、唯一残っているのが北上行きのみなんですね。


一方、新幹線はまだ普通に便があるんですねw
これだと、新幹線で一ノ関までやって来ても乗り換える在来線がないというオチになりそうw

というところで、まだ5000字にも達していませんが、1日目は以上となります。
2日目以降は追ってレポートします。
~追記~
2日目も公開しました。

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関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。
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