「あずさ」で行く信州の旅(1日目/関電トロバス)

今回は特急「あずさ」を利用して長野県へ出掛けましたのでそのレポートとなります。
1泊2日で実施し、毎度恒例ですが1日を1記事として分割してお届けしていきます。

今回の行程


今回はE353系デビューに伴うE351系E257系のさよなら乗車というわけで松本までの往復乗車は以前から構想していたのですが、ちょうど関電トンネルトロリーバスが再来年からバッテリー方式の電気バスに置き換えられトロリーバスとしての営業は終了するとのアナウンスがあったため、それも絡めることとしました。また、以前から行きたいと思っていた上高地へも立ち寄ることとして、1泊2日の行程となりました。
初日となる1日目はまず千葉駅まで移動して、千葉発南小谷行きの「あずさ3号」を全区間乗車しつつ長野県入りして、南小谷から一旦引き返す形で信濃大町へ戻りそこから路線バスで扇沢へ出て関電トンネルトロリーバスです。黒部ダムまでの往復乗車後、そのまま信濃大町まで折り返してきて、JR大糸線で松本へ出ますがちょっとおまけがありますw
宿は松本に取り翌朝に備えます。2日目は別記事で詳しくご説明するとしてレポート本題に入ります。

始発電車で千葉へ向かう

地元の始発電車で出発し都営新宿線に乗り継ぐところから旅が始まります。何せ千葉駅発が6時38分発ですから始発でもギリギリだったりします。


そんなわけで乗車した都営新宿線ですが、引退の迫る10-000形に遭遇!


↑発車シーンは動画撮影


馬喰横山駅で下車します。
隣接するJR馬喰町駅へ乗り換えます。


10-000形と10-300形のイラストがいいですね。


乗り換え時間が短かったので心配だったのですが、専用の連絡通路で地上に出ること無く乗り換えができるようになっているようです。


JRとの中間改札口
ここから先は総武快速線の馬喰町駅になります。


ホームへの階段です。地下駅は列車の出入りで風が吹き抜けるため強風注意の警告が出ていました。
実際、結構な風量でした。夏だったらクーラー代わりにありがたいですが、そろそろ冬も本格化しつつあるこの時期はありがたくないw


駅名標


縦型


少し前のタイプの駅名標も残っていました。


ホームは1面2線の島式で地下鉄駅のようですが、「成田エクスプレス」や「しおさい」などの特急も容赦なく高速通過していきますからねw


↑通過するというアナウンスで咄嗟に動画を構えたらやってきたのはE217系の回送列車でしたw
この時間ではまだ特急列車は動き出していませんしねぇ。

あとは総武快速線に乗って千葉まで移動します。千葉からはいよいよ「あずさ」です。

千葉で「あずさ」を待つ

通常「あずさ」は新宿始発ですが、1日1本だけ千葉駅を始発とする便が設定されておりそれに乗車します。
千葉でSuicaをタッチして一旦出場して、券売機で乗車券+特急券を買ったら再度入場します。


他は千葉県内の駅名なのに、1つだけ南小谷という遠方の地名が出ているのが何だか浮いていますねw


それにしても、久しく来ないうちに千葉駅も変わりましたね。


ホームの発車標


「あずさ」の乗車位置案内


入線までの暇つぶしに209系を撮影


↑そして、いよいよ入線です!


望遠でいい感じ


千葉でこの色のE257系はレアですよね。


行先表示を撮ったら早速乗車です。

千葉→南小谷 5時間4分の旅

千葉から乗車した「あずさ3号」で遥か341.6km先の南小谷まで5時間4分の乗車です。在来線特急の多くは系統分断されたり、新幹線開業で廃止されたりして長距離列車はどんどん減っていっていますから、この「あずさ3号」は在来線としてはかなりの長距離列車の部類に入るのではないでしょうか。

そして、6時38分、定刻通り「あずさ3号」は千葉駅を発車しました。車内は6~7割程度の乗車率ですが、客層は行楽客というよりはサラリーマンが目立ちました。時間的に新宿への通勤ライナー的な使い方をしている人が多いんでしょうね。


総武緩行線と並走しながら進みます。

船橋でも多くの乗車があり、ついに立ち客が出始めました。この時点で完全に満席でデッキにも溢れ始めました。
錦糸町でも乗車と下車がそれぞれありますが引き続き車内は混雑。


↑錦糸町を過ぎて総武快速線から総武緩行線の線路へと転線する際の車窓です。


隅田川を渡ります。
総武緩行線では列車密度が高い上待避線もないため各駅停車と平行ダイヤのノロノロ運転が続きました。


首都高1号上野線と交差


↑山手線や京浜東北線と交差する秋葉原駅は通過するんですねw
御茶ノ水からは中央快速線に転線します。


中央快速線との合流部


中央快速線に入って首都高4号新宿線との並行区間です。

そして、「あずさ3号」は中央線特急のほとんどが始発とする新宿駅に滑り込みました。
やはり新宿周辺に勤めている人がライナー代わりに使っていたのか、新宿で大勢下車していきましたが、入れ替わりに新宿からも大量に乗車があり結局元の大混雑w
新宿発は7時30分であり、通勤ラッシュが激しい時間帯であり、中央快速線の列車密度も高く相変わらずのノロノロ運転で立川へ向かいます。
意外だったのが立川で下車する人が結構多かったことです。新宿~立川だけで利用する人もいるんでしょうが、恐らく千葉・船橋・錦糸町から立川という利用も少なくなかったようです。確かにこれらの駅から立川まで直通で行ける列車って「あずさ3号」くらいですし、利用価値はありそうですね。


多摩地域最大のターミナル八王子を出たらいよいよ山梨県に入っていきます。

中央線では東京都内最後の駅となる高尾駅を通過すると小仏トンネルを抜けて神奈川県に入り、そのまま山梨県へと入り、お次は大月です。その後は塩山、山梨市、石和温泉、甲府と停車していきますが、これって何気に「かいじ」と同じ停車駅なんですよね。どうやら「あずさ」でも朝夕の列車は甲府までは「かいじ」と同等の停車駅となり、日中は八王子~甲府ノンストップで走るようです。


甲府盆地を進みます。

甲府を出ると韮崎、小淵沢、富士見、茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷、塩尻、松本と停車していきますが、「スーパーあずさ」と比べて停車駅が多めとなっており、特に茅野~塩尻間では通過するのはみどり湖の1駅だけというこまめな停車になっています。このあたりまで来ると車内はガラガラになっていきました。


小淵沢を出て長野県に入ったあたりの車窓

塩尻を出て篠ノ井線に入るといよいよお次は松本です。ほとんどの「あずさ」と全ての「スーパーあずさ」の終点となっている松本ですが、「あずさ3号」はそのまま大糸線に直通して南小谷まで行きますからね。
ちなみに、定期運行で大糸線に直通する特急列車は「あずさ3号」が唯一ですが、臨時列車として新宿からの「あずさ」が1往復と、「しなの」1往復が大糸線の白馬まで直通する設定があります。松本までは都市間輸送ということでビジネス利用なんかもあるので平日でも安定して利用者が見込めるんでしょうが、大糸線内は観光客の割合が高くなる分、平日は直通運転をするほどの利用はないということなんですかね。
実際、松本到着後ほとんどの乗客が降りてしまい、車内に残ったのは私の他には数名しかいませんでしたw
また、ここで予備編成2両を切り離して9両編成となります。

大糸線内の停車駅ですが、豊科、穂高、信濃大町、白馬、南小谷となっており、特急らしくかなり停車駅を絞っています。
下手をすると中央東線内よりも停車駅が少ないようなw


信濃大町を出ると湖が車窓に広がります。


紅葉も色付き始めて絶景ですね。


他の大糸線直通特急や「ムーンライト信州」の終点となっている白馬駅です。
白馬村の中心駅であり、スキーや登山といったレジャーの拠点ともなる駅であり、ここでの降車も多かったです。そして、いよいよ私の車両は貸切状態にw


糸魚川で日本海へ注ぐ姫川と並行しつつ南小谷へラストスパートです。
これにて5時間4分の旅は終わりです。

南小谷駅

JR東日本とJR西日本の境界でもある南小谷駅です。
以前にも訪れていますが、「あずさ」を中心に軽く撮っていきます。


5時間以上揺られたE257系


駅名標


縦型


E257系と駅名標を強引に絡めてみるw


以前来たときと変化はなさそうですが一応駅舎を撮っておきます。


大糸線って開業60周年だったんですね。


↑ここでバスがやって来て、バックして方向転換するシーンに遭遇しました。


構内に戻って糸魚川行きのキハ120形を撮影
JR西日本の車両を見るのも久々です。


先程乗ってきた「あずさ」ですが、どうやら折り返し運行までの間当駅で留置されるようです。


↑キハ120形発車シーン


お次はこのE127系で信濃大町まで引き返します。

信濃大町駅から扇沢へ

立山黒部アルペンルートの玄関口となる信濃大町駅ですが、前回は新宿から夜行バスで直接扇沢へ向かったために初訪問だったりする信濃大町駅です。
しかし、今回はバスへの乗り換え時間が短いので駅取材は後回しにしますw


駅から一番近いバス停は長野行きの特急バスの乗り場でした。
確かに信濃大町から長野市へは鉄道だと松本経由を強いられて遠回りですからバスの需要があるんでしょうね。


黒部ダムの写真がついたバス停が扇沢行きの乗り場のようです。
ここで乗車券を買えるようなので往復券を購入しました。ちなみに、ここで発売するのは扇沢までの路線バスの乗車券のみであり、その先のアルペンルート(トロリーバス・ケーブルカー・ロープウェーなど)の切符は扇沢でしか買えないので要注意です。
私も扇沢での乗り換え時間が短いので出来れば黒部ダムまで通しの切符を信濃大町駅で買っておきたかったのですが、売っていないならば仕方ないですね。


バスは流石にトップドア車でした。
これに乗って扇沢まで行きます。


車内は10名程度乗っているくらいで乗車率は低めで発車していきました。時間的にはもうお昼すぎであり、今から富山方面へ通り抜けるとなるとかなりギリギリの行程になりますし、ましてや平日ですからアルペンルートを訪れる人も少ないんでしょうね。
まあ、今回はトロリーバスの取材という目的があって来ていますから人が少ないほうが助かるんですけどねw

あと、てっきり扇沢までノンストップの運行だと思っていましたが、実際には大町市内にもこまめに停留所があるのには驚きました。
しかし、荒沢というところまではいわゆるクローズドドアシステムが採用されており、扇沢行きでは乗車のみ取り扱いで降車することは出来ません。その関係か荒沢のバス停が近づくまでアナウンスがなくて戸惑いましたが、下車できないために放送はしないというスタンスなんでしょうね。他にクローズドドアシステムを採用する路線では、「乗車するお客様のために停車します」といった表現で一応停留所名は案内するスタイルが多いのでこれは意外でした。
その先は大町温泉郷や日向山高原といった観光地があるくらいで、完全に観光路線の表情になります。
結局のところ、途中での乗降はなく全員が扇沢まで乗車する人でしたけどねw


大町温泉郷を過ぎればあとは扇沢までひたすら登る山道となりますが、写真でも勾配が分かるほどの急勾配でした。


バスは終点の扇沢に到着しました。

とりあえず黒部ダムへ

扇沢に到着したらまずはトロリーバスの乗車券を購入し、そのままトロリーバス乗り場へ向かいます。取材とはいいますが、実際のところ関電トンネルトロリーバスではいわゆる列車別改札が実施されており、ホームに居残っての撮影が可能かどうかは現地での交渉次第といった感じなので、やれるだけやってみようという考えで動きます。


電気バスになったら”駅”の字は削除されてしまうんですかね。


早速乗車券を買ったら階段を登って乗り場ヘ向かいます。


まだ改札は始まっていないようでここで待たされます。
前回は三連休初日だったこともあって朝から凄まじい行列でしたが、今日は改札は1つだけで十分足りる程度のようです。


前回も撮りましたがトロリーバスのパネル


累計乗車6000万人

改札が始まったので乗車します。マニア席を押さえたかったので外観の撮影は後回しにして急いで乗車w


トロリーバス独特の運転席


鉄道友の会の名前が入ったステッカーが、この車両がバスではなく鉄道車両であることを証明していますね。
ちなみに、グローリア賞についてですが、技術や施策などを対象に顕彰する賞ですが、2002年に伊予鉄道の坊っちゃん列車に対して与えられたのを最後に廃止されてしまった制度なんだとか。
だからか、私も聞き馴染みがなく調べるまで知りませんでしたw


↑せっかくのマニア席なので展望動画を撮影しました。
長いですがせっかくなのでご覧下さい。


キャプチャですが、破砕帯通過時の様子です。
今でも大量の地下水が湧き出している様子がわかります。


富山県との県境


行き違いの待避所


黒部ダム駅に到着したら外観も撮影です。


最近のバスはノンステップバスが主流であり、少し古いタイプでもワンステップですが、ツーステップなのも時代ですね。


トロリーバスがトロリーバスたる所以のトロリーポールです。
トロリーポールは電気鉄道の黎明期に使用されていた集電装置でして、金属製の棒の先にホイールが取り付けられて、ホイールが架線に乗る形なんですが、分岐部分では架線の付替え作業が必要で、ポールがなびく方向でしか使えないために進行方向が変わる度に使用するトロリーポールを交換する必要があり、離線が多くその度に架線に引っ掛け直す作業が必要など問題が多く鉄道用としては早々にパンタグラフに置き換えられ、路面電車用として僅かに残ったもののそれも現在では見られません。
ちなみに、トロリーポールが2本並んでいますが、これは+と-で1本ずつというわけです。鉄道では通常1本なのですが、鉄道の場合は鉄のレールを利用して-側の架線の代わりにしているので1本で済むわけです。


前も撮りましたが駅名標

さて、もう少し細かいところも撮ろうかと思っていたら「係員の案内に従って出口へ進んで下さい」とアナウンスが流れはじめたので大人しく撤収w
降車客が退出しないと乗車する人たちをホームへ入れられないんでしょうね。そうじゃないとそのまま折り返し乗車なんてことも出来てしまいますしねw

黒部ダムをプチ観光

前回も観光しましたが、生憎の天気でしたのでリベンジも兼ねて黒部ダムを満喫します。


前回とは違ってまずは展望所ではなくレストハウスを目指します。というわけでここは左へ。
お目当ては・・・アレですw


乗り場のところには黒部ダムのミニチュアがありました。
現物が相当なサイズなのでミニチュアでも大きいですね。


ダムの管理用車両なんかが通行するであろう専用通路


この無骨なトンネルが産業施設っぽくていいですね。

さてさて、レストハウスに入って・・・


前回も頂いた黒部ダムカレーを頂きます。ちなみに、今回はカツカレーにしました。
何せお昼ごはんがまだでしたしね。


レストハウスの窓からは薄っすら雪景色
流石は標高の高い場所ですね。


腹ごしらえを済んだらダムを見てきます。
観光放水は今の時期行われていないのでダイナミックな放水は楽しめませんが、ダム単体でも圧巻の迫力ですね。


前回ひたすら湖面と霧しか見えなかった観光船「ガルベ」
今回は一人ですし乗りませんけどねw


まだまだアルペンルートも序盤ですが既に1500m近い標高なんですね。


工事で殉職した人たちの慰霊碑
今ではすっかり容易に行ける観光地となった黒部ダムですが、建設にあたっては少なくない犠牲があったことも忘れてはなりませんね。


隣には祭壇もありました。彼らの冥福を祈って合掌したら残りの滞在時間で階段220段チャレンジです。


前回訪問時、既にこの階段のきつさを体験してしまっているために余計に気が重いですが、ただ待合室でぼけーっと待っているのもつまらないので、休み休み登ることにします。


これだけ階段の昇り降りをすると踊り場のありがたさを実感しますw


おいしい湧き水でクールダウン


ヒイヒイ言いながらようやく到着した展望台ですが、こんなに雪がありました。


山の上もすっかり雪化粧です。


よく見るともう1つのトロリーバスが出る大観峰駅が見えました。前回は霧で隠れていて気づきませんでした。


220段階段上りのご褒美の景色を拝んだら撤収


ちょろちょろ水が出っぱなしでしたが、凍結防止で出しっぱなしにしていたんですね。
寒冷地に住む人にとっては常識なのかもしれませんが、事情を知らない人が親切で蛇口を閉めてしまうかもしれませんしね。

といったところでプチ観光は終わりにして、トロリーバスで扇沢に戻ります。

トロリーバスを取材する

ここまですっかり観光気分でしたが、本日の目的の1つであるトロリーバスの取材をします。取材と言っても外観も展望動画も撮りましたからあとは駅周辺の設備や発車シーンの動画くらいですかね。
改札が始まったので入場しますが、今度はさっさと乗車しました。外国人の団体旅行が同乗しており混み合っていたのもあって席の確保を優先したわけです。


駅員さん(でいいのかな?)が手を振ってお見送り


トンネルを出て先行のトロリーバスを撮影


後続のバス


扇沢駅に戻ってきました。


バスの後ろについているワイヤーと巻取り装置ですが、レトリバーといってトロリーポールの昇降を操作するためのものなんだそうです。


↑発車シーンを撮影です。


後追いのキャプチャ


↑2台目も発車です。

そうそう、ちゃっかり動画撮ったりしていますが、実は扇沢駅は乗車ホームと降車ホームが分かれていて、降車ホームについてはのんびり滞在していても怒られないようです。


トロリーバスの道路ですが、やっぱり架線が張ってあるのが独特ですね。
電気バスに置き換えになったら停留所部分にだけ充電用の架線が残され、それ以外は撤去されてしまうのでしょうからこの光景も見納めですね。


↑さて、そろそろ撤収かなと思っていたら車庫からトロリーバスが出てきました。
ていうか、架線がなくても走れるんですねw


そのままトロリーポールを上げる作業が見られるかと思ったらまた車庫へ戻っていきましたw


降車ホームの全景を撮ったら今度こそ撤収です。


あちらが乗車ホームですが・・・


降車ホームから直接乗車ホームへ移動することは禁止されていました。
そりゃ、禁止しておかないと折り返し乗車ができてしまいますからねw


ホームから見えたアルピコ交通のバス


乗る時は気づきませんでしたが、階段の上には黒部ダムの壁画が描かれていたんですね。


信濃大町駅へ折り返すバスは・・・どうやらこれのようです。
北アルプス交通というバスで、関電アメニックスという関西電力のグループ企業のバス部門ということになるようです。
運行するのは信濃大町駅~扇沢駅間の路線のみで、それ以外に観光バスも手掛けるようです。
この区間も一応アルペンルートの一部ですし、関電グループとしても参画しておきたかったということなんですかね。


それではこのバスに乗って信濃大町駅へ下っていきますが、運行する会社が違う以外は特筆すべき点もなかったので記事は信濃大町に飛びます。

信濃大町駅

山を一気に下ってきて信濃大町駅に戻ってきました。
今度は乗り換え待ちが長いので取材していきます。


北アルプス交通のバスを撮ったら駅取材開始です。


駅前には「ぐるりん号」と書かれたバス停がありますが、これは大町市民バスの通称なんだそうです。


そして、駅舎です。


どこか牧歌的な雰囲気がありますね。


“Don’t enter”なんて書かれていますが、ここは事務所の入口のようです。
っていうか、下手に駅名を書くから駅の入口だと思われてしまうのでは?w


驛の字が旧字体なんですね。


駅名標はLEDバックライトの今風のやつでした。


ホームは2面3線です。


臨時列車として「しなの」の乗り入れもありますから乗車位置案内もありました。


もちろん「あずさ」の乗車位置案内も


信州ディスティネーションキャンペーンのパネルが隅っこに追いやられていましたw


「リゾートビューふるさと」のパネル


写真付きの駅名標もありました。


歓迎太鼓らしいです。


隣には「写交場」ということで北アルプスの山の写真が飾られていました。


関電トンネルの写真もありました。


これも駅名標?


このデザインは長野支社管内限定なんですかね。


この乗車位置案内はなんかボロボロw


大糸線に「スーパーあずさ」の乗り入れが無くなって久しく、E351系の乗り入れもなくなったわけですが、往時の名残なんですかね。


といった所で次に乗る211系がやって来ました。


列車は富士見行きです。実は富士見行きって1日に1本しかないレア行き先だったりします。
これに乗って塩尻まで行きます。
え?泊まるのは松本じゃないのかって?理由は後ほど説明しますw

塩尻駅にて

富士見行きの列車で塩尻駅にやって来ました。なんで宿泊地である松本を一度素通りしたのかというと、ここで「スーパーあずさ」を撮ろうと思ったからです。もう1つの理由は折り返しの松本行きが中央西線から直通の列車であり313系が充当されるのですが、それに乗りたかったのもあります。


↑まずは「スーパーあずさ」入線シーン


暗いおかげで先頭部の表示版がきれいに写りますね。


逆の新宿行きもやってきたのでこちらも撮影
ん?表示機がバグってるw


↑発車シーン


旧線経由辰野行きのE127系


そして、お目当ての313系に乗って松本へ引き返します。

松本にて泊まる

時刻はまだ19時過ぎと普段の私の旅としては早めのゴールとなりましたが、このまま市内のビジネスホテルに泊まって明日に備えます。


駅のコンコースに松本城のモニュメントがありました。
お城巡りが趣味というわけではないですが、一度は行ってみたいですね。


そして、今晩の食事は名物「山賊焼き定食」
「山賊焼き」とは長野県のうち松本市周辺の郷土料理であり、簡単に言えば鶏の唐揚げのような料理です。”焼き”と言っていますが実際には”揚げる”料理ですね。
ちなみに、ラーメンも一緒に写っていますが、これ「ミニラーメン」なんです。”ミニ”ってなんだっけw
人よりは食べる量の多い自覚はある私ですが、流石にこれは多すぎでしたw
食べ切れない分はテイクアウトしてホテルの部屋で頂きました。

満腹満足なのです・・・というわけであとはホテルでゆっくり休みました。
2日目は別記事として追ってレポートします。しばらくお待ち下さい。
~追記~
2日目も公開しました。

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つばめ501号(管理人) について

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