815系電車
JR九州が豊肥本線 熊本~肥後大津の電化開業と熊本地区・大分地区でのワンマン運転開始に合わせて投入した電車です。日立製作所のA-trainシステムをJRグループの中で初めて採用しており、車両デザインは813系と同様、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が手がけています。
当系列にはJR九州になって初めての機器や内装が多く採用されています。車内は全てロングシートであり、また窓ガラスには大型のUVカットガラスを採用したため日よけのカーテンは省略されています。また、IGBT素子のVVVFインバータやワンハンドル式マスコン、シングルアームパンタグラフも当形式が初採用となっています。
811系・813系・817系と相互連結が可能であるため、813系と同様に柔軟な運用を組むことができます。2001年にはグッドデザイン賞とブルネル賞を受賞しています。
走行線区(特記無い場合は全線)
JR九州 |
鹿児島本線(鳥栖~八代)、日豊本線(中津~佐伯)、豊肥本線(熊本~肥後大津) |
フォトギャラリー
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外観
方向幕
運転台
車内
運転室部分
運賃表示器
車内LED案内表示機
フレスタくまもとラッピング 熊本駅にて