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熊本市交通局9700形電車




概要

 熊本市交通局が保有する電車で、日本初の超低床電車として知られています。欧州で一般的な超低床電車を日本向けに設計したもので、台車と電気部品はドイツのアドトランツのブレーメン形を使用していますが、車体そのものの製造などは新潟鐵工所が行いました。
各車輪がそれぞれ独立している構造になっているため、床下に車軸を通さずに済むため低床が実現しています。
車体構造的には連接車で、ワンマン運転にも対応していますが、通常はトラムガイドという女性乗務員が乗務し、ツーマン運行を行なっています。
また、当形式以後に製造された超低省電はに比べて直線的なデザインになっているのも特徴です。

歴史

 1997年より1編成が営業運転を開始しました。その後、1999年、2001年に2編成ずつ増備されています。
最初の1編成は熊本市交通局が自治省の補助を受けて購入したものですが、1999年分はデビスフィナンシャルサービスが購入し、同局へ15年契約のリースをする形をとっています。また、2001年分は肥後銀行系の肥銀リースが購入し、同局へリースしています。

現状

 熊本市電で活躍中です。

走行音

録音区間:祗園橋~呉服町(お持ち帰り)

走行線区(特記無い場合は全線)

熊本市交通局 A系統・B系統

フォトギャラリー

画像をクリックすると拡大できます。

一般的な塗装、辛島町電停にて

一般的な塗装その2

熊本県警によるラッピング「パト電車」

熊本市政令指定都市ラッピング

方向幕

運賃表示器

運賃箱

運転台
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