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近畿日本鉄道12000系電車


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概要

近鉄が保有する特急型電車の一つです。
およそ8年にわたって製造され続け、派生系列を含めると近鉄特急としては最大勢力の形式となります。
12000系は名阪特急(近鉄名古屋~大阪上本町)向けに集中的に投入されたもので、車内の調理コーナーにちなみ「スナックカー」の愛称があります。
この後に投入された近鉄特急用の車両にも多大な影響を与え、近鉄特急の礎を築いたとも言える車両です。
当形式登場の背景には東海道新幹線開業による競争の激化、大阪万博開催や特急の近距離利用が増えるという時代背景があり、それらに対応するための特急の大増発があります。
走行機器としては18200系をベースとしていますが、18200系と違い京都線・橿原線への乗り入れは行わないため1500V専用車となっています。
制御装置は電動カム軸式抵抗制御となっています。
また、大阪線の青山峠越えに対応するため大容量の抵抗器を搭載し抑速ブレーキの確実性を高めています。
車内設備の面ではスナックコーナーと呼ばれる軽食サービスが行え瑠葉になっている他、近鉄としては初採用となる回転式リクライニング構造の座席を導入しています。
派生系列である12200系は大阪万博の頃に難波線の建設や志摩線の改軌が行われ、難波・名古屋~賢島に新たな特急を運行するために導入されました。
12000系をベースにしていますが、車内のレイアウトが12000系とは若干異なり、地下線である難波線乗り入れに対応するため不燃基準を12000系のA基準よりより厳格なA-A基準に変更しています。
連結器も電気連結器とされ、増解結の時短を図っています。
走行機器関係は12000系に準じますが将来の120km/h運転に備えてブレーキが強化されるなど一部変更が加えられています。
また、12200系はお召し列車に使用された実績もあります。
その他、団体専用列車用として15200系、15400系もあり、それぞれ「あおぞらII」「かぎろひ」の愛称があります。

歴史

12000系は1967年に登場しました。
1969年に伊勢中川駅構内での脱線事故で、1971年には総谷トンネルでの事故で廃車が発生しています。
1999年~2000年にかけて老朽化のため全車が廃車され廃形式となりました。
12200系は1969年に登場しました。
1977年からスナックコーナーの一部編成での撤去、列車無線アンテナの設置が行われました。
1985年からは車体更新を受け、前面に方向幕を追加し、内装も変更されました。
1990年には車内保温のため運転室の出入り台と客室の間に仕切りが設けられました。
1996年に編成組み換えが実施され、4両、ないし6両編成となりました。
1990年代なかばから再び車体更新を行い延命を図ることになりました。
この時更新対象とされなかった編成は廃車になるか、団体専用列車に転用されています。
15200系は2005年、15400系は2011年に12200系の改造により登場しています。

現状

12000系は廃形式のため運用はありません。
12200系は大阪~賢島、大阪~奈良、京都線系統、名古屋~大阪、名古屋~賢島などの特急で活躍しています。
また、下記に臨時運行される湯の山線直通の特急や天理線に充当されることもあります。
15200系・15400系は団体専用列車としての運用のみのため一般営業運転はありません。

走行音は準備中です。

走行線区(特記無い場合は全線)

近畿日本鉄道 12000系 ※廃形式
12200系 大阪線、京都線、名古屋線、山田線、鳥羽線、志摩線、湯の山線(臨時のみ)、天理線
15200系 団体専用列車のみ
15400系 団体専用列車のみ

フォトギャラリー

画像をクリックすると拡大できます。

外観

前面方向幕

側面方向幕

ドア

パンタグラフ

デッキ

洗面台

座席

車内

座席番号板
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