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東武10000系・10030系・10080系電車


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概要

20年もの長きに渡って増備された東武8000系の後継車として、また第二次世界大戦後の混乱期に、運輸省が東武鉄道に割り当てた63系電車(通称:旧型国電)の車体更新車である東武7300系の置き換えのために、東武9000系をベースとして製造された地上用通勤形電車が東武10000系です。1983年より2、6、8両編成がそれぞれ製造されました。9000系と同じく、車体は軽量化と長寿命化が図れるコルゲート外板の軽量ステンレス構造を採用し、東武鉄道の優等列車でよく用いられたロイヤルマルーンの帯を巻いていますが、前面は中央に貫通扉を設けた左右対称のデザインに変更されています。走行制御装置はバーニア界磁チョッパ制御を採用し、東武日光線 新栃木駅以北の勾配区間も走行できるように抑速ブレーキも備えています。
1988年からは、東武野田線や東武伊勢崎線と日光線の一部区間で使用されていた東武3000系の置き換えを目的として、マイナーチェンジを施した10030系が製造され、2、4、6、10両編成が登場しました。10000系と同じロイヤルマルーンの帯を巻いていますが、前面形状は8000系修繕工事済み車両に似たデザインに変更されたほか、車体外板もコルゲートのものからビードプレスのものになりました。乗務員室には簡易モニタ装置を新たに設置しています。1993年以降に製造された10030系は途中駅での連結・解放運転に備えて、これまでの密着自動連結器から電気連結器付き密着連結器に変更されています。1995年に登場した編成の中には、試験的に東武初のシングルアーム式パンタグラフを搭載したものがあり、これは後に新製された別系列に反映されました。
そして10030系の製造開始と同じくして、東武で初めてGTO素子を使用したVVVFインバータ制御を採用した10080系が4両編成1本のみ製造されました。これは1990年に100系「スペーシア」にVVVFインバータ制御を採用するきっかけになりました。走行性能は10000系、10030系と揃えられています。

歴史

10000系の投入当初は東武東上本線のみで使用されましたが、翌年より伊勢崎線、日光線でも使用が開始されました。10030系は投入順序が10000系とは逆になっています。当系列は亀戸線や大師線、宇都宮線、越生線でも使用実績があります。
1989年に10000系8両編成の一部は中間車を2両挿入して10両編成化されました。2003年には10000系就役20周年を記念したヘッドマーク付き列車が同系で運転されました。2004年には10000系で車内つり革の増設工事が行われ、あわせて優先席付近のつり革は三角形でオレンジ色のものに交換されています。2005年後半より、10080系はVVVFインバータ制御の不具合によって長らく休車になっていましたが、2007年に、東武50000系で採用されたIGBT素子使用のVVVFインバータ制御に交換して定期運用に復帰しました。
2007年より、就役後20年以上を経ていた10000系にリニューアル工事が施工されました。工事内容は9000系に施工されたものとほぼ同等で、前照灯をHID式に、方向幕をフルカラーLED式のものに変更し、ドア上部に車内案内表示器を、そして車外スピーカーを新たに設置しました。パンタグラフもシングルアーム式のものに交換されています。また、2011年から10030系へのリニューアル工事が始まっています。

現状

現在、8000系を抜いて東武鉄道で最多車両系列となっており、通勤形電車の主力車両として活躍しています。

走行音

10000系
録音区間:武蔵嵐山~つきのわ(急行)(お持ち帰り)
10030系
録音区間:森林公園~つきのわ(快速急行)(お持ち帰り)

走行線区(特記無い場合は全線)

東武鉄道 10000系 伊勢崎線(浅草~太田)、日光線(東武動物公園~新栃木)、東上本線(池袋~小川町)
10030系 10000系と同じ
10080系 伊勢崎線(浅草~太田)、日光線(東武動物公園~新栃木)

フォトギャラリー

画像をクリックすると拡大できます。

10000系 森林公園駅にて

10000系 先頭部分側面

方向幕

LED式方向幕

10000系 越生観梅号ヘッドマーク 森林公園検修区にて

10030系 その1 森林公園駅にて

10030系 その2 坂戸駅にて

10030系 先頭部分側面

10030系 先頭車連結面

10030系 運転室部分

10030系 車内
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