18きっぷで行く水郡線の旅

今回は18きっぷを使って水郡線に乗るべく茨城方面に出掛けましたのでそのレポートとなります。

行程の説明

今回は18きっぷの消化が目的だったりするため、とりあえず水郡線の完乗さえ出来ればあとは適当という感じでしたw
まず常磐線で水戸を目指して、水戸からは水郡線ですが水郡線には常陸太田支線という支線があるため、そちらにも立ち寄りつつ郡山へ向かいます。
郡山からは南下して黒磯へ向かうわけですが、その前に空き時間で1駅隣にある日和田駅にも立ち寄ってから黒磯行きに乗ります。この黒磯行きですが、次回のダイヤ改正で黒磯~新白河間での交流電車の運用がなくなる予定となっているため、701系ないしE721系での新白河~黒磯間の乗車を果たしておこうという意味合いもあります。
黒磯まで来たら順当に東北本線を進んでいき帰路に就きます。

まずはアレを食べてから水戸へ

今回は常磐線から旅が始まるということで我孫子駅を通るわけですが、今回はそれほど詰め込んだ行程でもないこともあって、途中下車するくらいの余裕があります。
もう、決まりですねw


弥生軒の唐揚げそばを頂いて、スタミナ補給です。
またしても画像は使い回しだったりするw

無事に朝食も済ませたら予定より早い列車に乗れてしまったので車内で行程の変更を考えました。
しかしながら、水戸より先、水郡線の列車は常磐線ほどは本数がないためこのまま水戸まで行っても時間を持て余すことが判明し、ならばと常磐線の何処かで途中下車して駅取材をすることにしました。


↑高浜駅で特急退避があったので動画撮影しました。

予定外の途中下車

というわけで、予定外の途中下車が決まったわけですが、ネットで適当に調べたりして、なんとなく羽鳥駅に決定しました。


駅名標


列車を見送ります。


ホームです。2面3線の国鉄型配線ですね。


ところで、切欠きホームのような側線がありましたが、これって何なんでしょうね。
かつてあった鹿島鉄道は隣の石岡駅ですし、保線作業のために用意されたとかでしょうか。


あと、車両の整備でもするようなこの設備も気になります。


ホーム上にはなんか木が植えてありました。


今風のタイプの駅名標も発見


改札口です。普通列車しか停まらない駅ですが、常磐線という幹線の駅だけに自動改札機はありました。
色んなローカル駅を見てきたためか、自動改札機があるだけで立派な駅に思えますw


KIOSKもあるようですが、朝夕しか営業しないのか、閉まっていました。


発車標です。分岐もなく普通列車しか停まらないのでシンプルなものですね。
しかし、それより目を引くのが上のステンドグラスですね。先ほどの写真にも写っていましたが、ステンドグラスがある駅っていいですよね。


というわけでステンドグラス単体で
小美玉の街の景色を表しているんでしょうか。


駅舎です。意外と小ぢんまりしていましたw


市内の案内看板です。
当駅が所在するのは小美玉市ですが、小美玉市って霞ヶ浦にも接していたんですね。


駅前は商店が並んでいましたが、道幅が狭いですね。


当駅にはバスも乗り入れており、関鉄グリーンバスと小美玉市内循環バスが乗り入れています。


気になったのがこれです。真新しいアスファルト舗装ですが、コーンで閉鎖されているのでまだ供用されていない道路なんでしょうが、隣に通る細い道を代替する道路としては接続方法が不自然ですよね。


このまま行くと羽鳥ハイヤーというそのままなネーミングのハイヤー会社に突っ込んでいくみたいになっていますw
考えられるのは脇にある細い道を拡張する計画があって、立ち退き交渉がうまく行かず、とりあえず作れるところから作ろうということでこのようになっている可能性ですかね。


供用開始前ということで標識にはカバーが付いていましたが、小さな標識のステッカーが貼られていて、何の標識なのか判別できるようにしていました。


反対側もカバーが付いていましたが、こちらはステッカーがなくても進入禁止の標識であることがはっきり見えますねw


まだ時間もあるので反対側へ渡る跨線橋を通ってみましょう。


跨線橋から先ほどの新道(?)を見下ろしてみました。
俯瞰してみると新道というよりロータリーの一部という感じがしますね。


跨線橋の一部が厳重にガードされていましたが・・・


なるほど、架線と接近する部分にこのようなガードを付けていたんですね。
交流20000Vともなれば近づくだけでも危険らしいですからねぇ。


こちらが東口のようです。駅舎は面しておらず改札口もないので、この跨線橋が唯一のアクセス手段となっていますが、西口よりもロータリーは立派ですねw


それにしても、何だか雑然としていますね・・・


オリジナルキャラクター(?)で茨城空港をPRしていましたが、その茨城空港が所在するのはここ小美玉市なんですね。
ちなみに、茨城空港へは公共交通機関ではバスしかなく、当駅からは小美玉市内循環バスでアクセスできますが、こちらは土休日運休となっていて、それ以外だと石岡駅や水戸駅、つくばセンターや東京駅、常陸太田駅などからバスが出ています。


こうしてみるとダンプカーが停まっていたりして工事中なのかもしれませんね。


再び跨線橋へ登ってみると東口のロータリーを発見
先ほど見たのはやっぱり工事中だったんですかね。


駅前に戻ってくるとワゴン車タイプのバスがいましたが、これが小美玉市内循環バスのようです。


隣にはポンチョもいました。こちらも小美玉市内循環バスのようです。


改札口にこんな案内が出ていました。
通常水戸方面の列車は改札前の1番線から発車しますが、特急待避があるときは2番線になるようでその案内でした。


2番線に入ってきたE531系で水戸へ向けて進みます。

水戸からは水郡線

常磐線に揺られて茨城県庁所在地の水戸にやって来ました。
今日は水郡線がメインであり、かつ水戸駅は以前に訪問しているため、今回は駅はさらっと流していきます。


ちょうど水戸黄門まつりというのがあっていたようです。


緑色で示された1番・2番線が水郡線乗り場です。


駅名標も水郡線専用の乗り場なので隣の駅は片方しか書かれていません。


向かい側に停車中の常磐線の列車がよく見えますね。


この積み上げられているものは一体何なんでしょうw


水郡線の沿線案内


↑私の乗る水郡線の列車がやってきました。


このキハE130系で水郡線の旅が始まります。
なお、水郡線の列車は臨時列車などを除けばキハE130系で統一されており、元々はキハ110系が使用されていたものが、2ドアという構造がラッシュ時の乗降に時間がかかるという問題を起こしていたこともあり、本形式が投入されました。
本形式は水郡線への投入が車両としてのデビューとなりましたが、その後久留里線にも投入され、八戸線への投入も決定しています。

それでは、まずは上菅谷駅を目指して出発です。
列車は水戸駅を出ると新しいコンクリート橋で那珂川を渡り、しばらくは水戸のベッドタウンといえる地域を走っていきます。このあたりは1~2km間隔という非電化路線にしてはこまめな頻度で駅が設けられており、ラッシュ時は1時間あたり3本程度運転される区間になります。

ここで水郡線全体の解説をしておくと、水郡線は名前の通り戸と山を結ぶ路線で、137.5kmという意外に長い路線長です。なお、厳密な話をすると郡山駅の1つ手前の安積永盛駅が正式な水郡線の起点であり、郡山駅へは東北本線に乗り入れる扱いになっています。
水戸駅周辺は通勤・通学路線という顔もあり、本数も非電化路線としては多い方なのですが、常陸大宮、常陸大子で折り返す列車も多く、県境をまたぐ常陸大子~郡山間に関しては1~2時間に1本の運転で、3時間ほど列車がこない時間帯もあります。
一部区間では久慈川と並行して走る区間もあるため、「奥久慈清流ライン」の愛称もつけられています。
また、上菅谷~常陸太田間の支線も持っており、こちらも今日乗りつぶします。

上菅谷から常陸太田支線へ


↑乗ってきた常陸大子行きの発車シーン

乗った列車は常陸大子行きでしたが、常陸太田支線に立ち寄るために上菅谷駅で下車します。ここは数分乗り換えでしたので駅レポートは復路に譲りますが、ここで常陸太田支線について説明しておきましょう。

常陸太田支線は上菅谷~常陸太田間の水郡線の支線であり、ラッシュ時のみ水戸駅まで直通する列車が運転されますが、日中は上菅谷駅~常陸太田間で完結し本線には乗り入れない列車がほとんどとなるため、水戸駅へは上菅谷駅で乗り換えが必要になります。とはいえ、本線との乗り継ぎを考慮したダイヤが組まれており、水戸駅への利用もスムーズだと思います。
このように現在はちょっと不遇な扱いを受けている感もある支線ですが、歴史的には水郡線の発祥とも言える区間であり、1897年に太田鉄道という私鉄の手により水戸~久慈川間が開業し、後に常陸太田まで延伸されたのが現在の水郡線の原型であり、その後水戸鉄道に買収されると上菅谷から分岐させる形で常陸大宮方面に延伸されることとなり、常陸大子まで延伸した時点で国有化されて水郡線となりました。
郡山方面からも建設が進められて、それぞれ水郡北線、水郡南線と呼ばれた時期もありましたが、1934年に全通し再び水郡線と改称されて現在に至ります。

面白いのが、このような支線でありながら終着駅である常陸太田駅は水郡線単独の駅としては最も利用者数が多く、この支線の存在によって水郡線の収益の多くを稼いでいるということですね。ちなみに、2位は本線の方にある常陸大宮駅、3位は上菅谷駅だそうです。水郡線でも水戸~常陸太田・常陸大子間においてSuicaのサービスエリア内となっていますが、上菅谷、常陸太田、常陸大宮、常陸大子の4駅のみで利用可能とされていて、それ以外の駅で乗り降りする場合は現金で精算、ないし乗車券を購入しなければならないようです。ようするにSuicaのシステム上では水郡線には上記の4駅しか存在しない扱いになっているんでしょうね。
それにしても、常陸太田、常陸大宮、常陸大子って似た駅名が同じ路線にあるだけで紛らわしいのに、それぞれ列車の行先になっているから更にややこしいですよねw

実際に乗ってみても途中駅での下車はわずかでほとんどが終点の常陸太田まで乗っていたように思いますし、常陸太田駅の需要が圧倒的に多いんでしょうね。

常陸太田駅

というわけで、水郡線で最初の下車駅となる常陸太田駅です。若干ながら折り返し時間がありましたのでレポートしていきます。


というわけで駅名標


縦型


ホームは1面1線のシンプルな構造になっており、また上菅谷から当駅まで一切交換設備がないため、常陸太田支線は1つの列車しか入線できない構造になっています。


終端部ですが、ホームから先も少しだけレールが続いているのが気になりますね。


改札口ですが、自動改札機はなくSuica用の簡易改札機のみが設置されています。


こちらが駅舎です。2011年に供用開始されたものなんだとか。


駅前には大きな駅前広場が用意されています。


「駅前 クシー」・・・
”タ”が落ちちゃったんですねw


駅前にはバスロータリーも整備され交通結節点となっています。
2005年までは日立電鉄という私鉄が当駅付近に常北太田駅という駅を設置しており、大甕駅を経て鮎川というところまで結んでいましたが、廃線となり現在は代替バスが運行されています。


駅前にいた茨城交通のバス
当駅にはこの茨城交通のほか、日立電鉄交通サービス、常陸太田市市民バスの3事業者が乗り入れています。


市内循環系統はラッピングバスが使われていました。


面白い形のベンチですね。


待合室はかなり広々していて、居心地がよさそうでしたが、そろそろ列車の時間ですし長居はできませんw


何か石が置いてあると思ったら日本最古の地層がここ常陸太田で見つかっているんだとかで展示されていたようです。

それでは、常陸太田支線を引き返す形で上菅谷へ向かうとしましょう。

上菅谷駅

常陸太田支線と本線が分岐する上菅谷駅では乗り換え待ちの都合で少し時間があるのでレポートしておきます。


駅名標です。分岐駅らしく隣の駅が二股になっていますね。


縦型


ちなみに、縦型は電柱についていました。


最近は都市部の駅では構内禁煙が普通になりつつありますが、これは灰皿を移設したという掲示であり、全面禁煙じゃないんですねw
あと、常陸大子(常陸太田)という表現、鉄道業界用語として一般的であり鉄道関係者や鉄道ファンの間では違和感なく通用するでしょうが、一般の利用者にはピンとこない表現なのではないでしょうかw


あと、貨物列車用の停止位置目標があるのには驚きました。
現在は水郡線で貨物列車の運転はないようですが、国鉄時代には貨物列車が走っていたこともあるようですからそれの名残でそのまま残っていたんですかね。


ホームは2面3線で、島式と単式の複合型になりますね。


ホーム間の移動は構内踏切になります。


駅舎へも構内踏切での移動になります。


乗り場案内の取り付け方が面白いですね。


これが駅舎のようですが、ホーム側から見るとただの事務所か何かにしか見えませんねw


仕切りの柵(でいいのかな?)も活用して案内していましたw


水戸行きの列車がやってきて、常陸太田支線の列車からの乗り換え客のほとんどを乗せて行きました。


↑水戸行きの発車シーン


当駅も水郡線内では数少ない有人駅ですが、改札機はSuicaの簡易改札機のみでした。


駅舎です。一昨年供用開始されたものらしくすっかり今風のデザインですね。


駅前広場もかなりよく整備されていますね。


時計にはヒマワリのオブジェが付いていました。


当駅からは茨城交通のバスが発着していますが、行先は常陸太田駅周辺になるようなので、常陸太田支線に並行するバス路線ということになりますね。
本数はあまりないようなので、あくまで常陸太田支線の補完に徹しているということなんでしょうか。


隣にも茨城交通のバス停が立っていましたが、これは艦隊のアイドル那珂市コミュニティバスなんだとか。

それでは、そろそろ列車がやってくるので駅に戻りましょう。

常陸大宮駅

この後は郡山へ向けて水郡線を進んでいくだけなんですが、郡山行きがしばらく来ないので、まず常陸大宮行きに乗って常陸大宮駅の取材を挟むことにしました。


駅名標です。
それにしても大宮って地名は各地にありますねw


縦型は国鉄っぽいデザインでした。


名所案内に書かれていたのは放射線育種場でした。放射線を当てて作物の品種改良をする施設のようですが、農水省の”水”の字が修正の跡があるところを見ると、農林省だった時代からのものなんでしょうね。


ホームは2面2線相対式で、折り返し列車が設定されるにしてはシンプルな構造でした。


歩道橋の下のスペースが微妙に余っているところを見るに、昔は側線もあったのかもしれませんね。


ここも構内踏切がありました。水郡線は構内踏切が多いですね。


先程乗ってきた常陸大宮行きの列車はそのまま停車し、水戸行きとして折り返し運行するようです。


ここの改札も簡易改札機のみ


コンパクトな駅舎ながら待合室が用意されていました。


駅前ロータリーと駅舎


駅名の看板


駅前にはレトロな丸型ポストがありました。

さて、思ったより取材がトントン調子で進み15分ほどで終わってしまったのですが、次の郡山行きまではまだ40分以上残っています。そして、逆方向の水戸行きがちょうど発車する時間だったのです。
急遽、これに乗って1駅隣の静駅に行って時間つぶしがてら駅巡りをすることにしました。
よって、羽鳥駅に引き続いて予定外の駅取材となりましたw

暇つぶし駅取材 静駅

というわけでやってきた静駅です。


去っていく水戸行きを見送ったら駅取材開始です。


まずは駅名標です。それにしても、漢字一文字だけの駅名って全国的にも珍しいですよね。


縦型ですが、かなりスペースを持て余していますw


現在は1面1線の棒線駅ですが、かつては相対式2面2線の交換可能駅だったようで、廃ホームが残っています。


単線にしては広すぎる構内が交換駅時代の名残ですかね。


当駅には駅舎と言うほどではありませんが、屋根付きの待合室が設置されていて、雨に濡れずに列車を待つことが出来ます。


駅の入口部分ですが、独特なデザインをしていますね。


私の中では田舎アイテムの1つである悪書追放の白ポスト
ネット全盛の今、白ポストの意義があるのか疑問ではありますがw


駅周辺にはいくつかお店があり目抜き通りとなっているようですが、狭いですw
当駅周辺に静駅入口というバス停がありますが、少し離れた県道上にあり、この狭い道路は通らないようです。


その反対側はスクールゾーンになっていて、通学時間帯は歩行者専用になるようですね。


駅の駐車場はあくまで送迎用とのことですが、ここに来るまで乗り付けてそのまま列車に乗っていってしまう人がいるんですかね。

さて、駅自体も小さいものだったこともあって、暇つぶしに来たのにまたしても時間を持て余してしまいましたw
携帯で調べると近くに「セイコーマート」があることが判明したので暇つぶしに行ってみることに。


県道に出るとバス停を発見しました。
元々駅とのアクセスはさほど考慮していないのかもしれませんが、5分は掛かる立地ですね。


青看(案内標識)と絡めた道路風景もいいですね。


いかにも旧道と分岐しますという線形ですね。


そして、ありました。セイコーマート!
セイコーマートは北海道を拠点に展開するローカルコンビニでして、私も北海道を訪ねた際は1回は立ち寄ることにしているんですが、意外にも関東地方にも出店しており、埼玉県と茨城県にもあるようです。
埼玉県内で見たことはありましたが、茨城県にもあるとは驚きです。

久々のセイコーマートで北海道気分を味わった所でそろそろ駅へ戻るとしましょう。
続いては一気に郡山まで行って水郡線完乗を果たします。

水郡線で福島県へ

静駅から乗った郡山行きで水郡線を制覇します。
常陸大宮から先、常陸大子までは比較的本数も多い区間になるんですが、常陸大子~郡山間は最も本数が少ない区間であり、県境をまたぐこともありローカル色の濃い区間になります。
このあたりは日本三名瀑に挙げられることもある袋田の滝や袋田温泉もあり、観光地でもありますが、水郡線自体も久慈川に沿って走り景色のいい区間になります。


久慈川の景色です。

常陸大子で車両を切り離して1両編成になりましたが、ほとんどの乗客は常陸大子で降りたのか、さほど混雑はせず全員が座れる程度でした。
途中にある磐城棚倉駅ですが、かつてはここから白棚線という国鉄線が出ており、白河まで繋がっていました。現在は廃線となりましたが、JRバス白棚線として引き継がれており、一部ではかつての白棚線の用地を転用した専用道路を走行するなどBRTに元祖とも言える路線だったりしますが、今日は素通りですw

あと、泉郷駅というのもありますが、こちらは鉄道での福島空港の最寄り駅となっています。
しかし、駅から歩いていける距離ではない上、バスなども出ていないため、空港アクセス手段としてはほとんど利用されていないようです。

安積永盛からは東北本線ですが、安積永盛から郡山までの利用者も多いのか車内は大混雑w
本来なら安積永盛で降りて乗り換えた方が早く帰れたんですが、この区間の気動車での録音を録りたかったという理由から郡山まで行くことにしたのに意味がありませんでしたw


郡山駅にて乗ってきた列車を撮影


と思ったら真横を701系が通過していきました。
この列車は黒磯行きでして、郡山駅ではタッチの差で乗り継げないのですが、安積永盛駅で接続するダイヤになっているようです。


701系だけで


水郡線はこんな風に切り欠きホームから発着です。


折り返しは水戸行きになるようです。
東北地方までやってきましたが、水戸と聞くとかなり遠くに思えますね。


磐越西線の719系


↑発車シーン


E721系を撮ったら一旦北上して日和田駅へ向かいます。

日和田駅

これは元々計画通りですが、時間つぶしに日和田駅をレポートします。


↑まずは乗ってきた列車の発車シーンから


駅名標


縦型


ホームです。相対式2面2線ですが、通過線の中線が存在し、上り線は列車の待避が可能な構造です。
これはかつて東北新幹線開業以前の優等列車が多数走っていた時代の名残で、当時は当駅で特急などの優等列車を退避していたようです。


ホームをぶらついていたら金太郎が入線してきました。
ただの貨物列車だと思ったら・・・


レール運搬列車の返却回送だったようです。


幹線の駅ということで跨線橋で駅舎へアクセスします。


こちらが駅舎です。ここもコンパクトな造りですね。


気になったのがこの切り欠きホームのような側線のようなスペースです。
東北本線開業時から存在する歴史ある駅ですし、何らかの遺構とも考えられますが、一部は草刈りされている痕跡が見受けられるので意外と現役で使われている施設なのかもしれません。


終端部はホームが車止めを兼ねているんですかね。


当駅の上り線は元々待避線であるために駅前後に急カーブがあり45km制限を受けます。


元々は駅名が書かれていたようですが、かすれてしまってほとんど読めません。


集札箱自体はローカル駅によくありますが、このデザインはなかなか見かけない気がします。
スタイリッシュでかっこいいですね。


このあたりもSuicaのエリア内ですから簡易改札機は備えています。


無人駅ということで簡易型の券売機が設置されていました。
それにしても、郡山という主要駅の隣の駅が無人駅というのも何気に意外な事実かもしれませんね。


待合室です。座布団が用意されているのがいいですね。


駅舎の外観です。
外から見てもコンパクトかつシンプルですw


駅舎よりも大きくて立派な建物が駅前にありますが、これは公民館だそうです。
ここまで立派にするなら駅舎と一体で整備したらよかったのにと思うのは私だけでしょうかw


お次に乗る黒磯行きもE721系でした。


普段は行先表示器のチラツキはあまり気にしない主義ですが、E721系での黒磯行きは今度の改正から見ることができなくなりますからこだわりました。

東北本線を南下

それでは、東北本線を南下して新白河~黒磯間では最後である交流電車での旅を楽しみつつ帰路に就きましょう。


郡山では停車時間があるようだったのでホームでしばらく撮影することにしました。


肝心な黒磯表示も押さえておきます。


当駅の発車標で黒磯行きが見られるのもあと僅かですね。


隣りにいたのは磐越東線のキハ110系


それにしても、JR発足後の車両のはずなのに国鉄型並の塗装のはげ方w
キハ110系って結構新しい部類の車両だと思っていましたが、JR発足直後にデビューしていますから20年超えの車両もあるわけで、キハE130系なんかと比べればかなりの古参ですよね。


あと、構内にE531系がいました。もう試運転など始めているんでしょうね。


↑EH500形の貨物列車が通過していきました。


車内の黒磯行き表示も撮ったところで黒磯へ向けて進んでいきます。

ところで、今までサラッと流してきましたが、新白河~黒磯間の運用変更についてここでご説明しておきましょう。
今年の秋のダイヤ改正において、現在は黒磯駅構内に設置されている交直流の境界を黒磯~高久間の駅間のデッドセクションに移設することになっており、現在は黒磯以南は直流電車、黒磯以北は交流電車と運用が分かれているのを、黒磯以南は従来通り直流電車ですが、黒磯以北は新白河までの間で交直流電車であるE531系とキハ110系気動車で運用として、交流電車の運用範囲は新白河以北となります。郡山駅で見たE531系はそれに向けた試運転の都合で留置されていたものと考えられますね。

文章で書けばこれだけのことですが、E721系や701系で新白河~黒磯間を乗車できる最後の機会ということで、タイトルにも入れた水郡線より私の中ではこの区間の乗車がメインだったりしましたw

郡山でギリギリまで撮影していたせいもあり座ることが出来ないまま黒磯まで行きましたが、それ以外は車中で書くことはあまりありませんw


というわけで、黒磯駅での写真です。既に日が暮れ始めており暗いですね。


せっかくなので駅名標と絡めてみる。


こっちのアングルも捨てがたいw


駅名標です。旅客列車では基本的に当駅を跨ぐ列車は設定されておらず、交流と直流の境界の駅でもありますが、分岐する支線などはなく東北本線としてみれば単なる途中駅です。


名所案内


当駅は交直流の境界であるため、かつては機関車の交換が行われており、そのためJR貨物の黒磯機関区が設置されていますが、交直流電気機関車であるEH500形に運用が統一されたため必要がなくなり、現在は乗務員のみが所属する機関区となっているそうです。


かつては多くの機関車が留置されていたであろう構内


ところで、これってただの信号機じゃないんです。
信号機の下についている灯火に注目してほしいんですが、これはその線路に直流を流しているのか交流を流しているのかを示す表示でして、写真のように白色が縦に2個なら直流、赤色が横に2個なら交流という意味になります。

もう少し補足すると、通常は交流と直流の境界部はデッドセクションと言って、電気を流さない区間を作ることで、列車はその区間を惰性走行で通過しながら車両側で交流と直流を切り替える車上切り替え方式が用いられており、当駅においても通過する貨物列車についてはその運用がなされていました。
しかし、旅客列車については地上切り替え方式と言って、各線路にそれぞれ交流と直流を切り替えて流せるようになっていて、交流電車が入線する時は交流、直流電車が入線する時は直流という具合に切り替えていたわけです。この方式は日本中探してもここ黒磯駅でしか見ることの出来ないものでしたが、交流と直流が入り組んだ複雑な電気系統になってしまうために、メンテナンスが複雑化してしまいますし、交流と直流の誤認が原因の作業員の感電事故があったり、交流電車であるE721系が入線中の線路に誤って直流を流してしまい車両火災になりかけた事故なんかもあり、他の区間と同じ車上切り替え方式に変更することになったわけですね。


恐らく当駅でE721系を撮れるのは最後であろうということでもう1枚撮ったら撤収します。


国鉄型の駅名標も残っていました。


名所案内も


あとは、この重厚な造りの扉もご紹介しておかねばなりませんね。
当駅は那須御用邸の最寄り駅となっており、かつては皇族方が那須御用邸へ向かう際にお召し列車が発着しており、その時に使われる皇族専用出入り口だったそうですが、東北新幹線が開業すると那須塩原駅経由で向かわれるケースが増えたため、近年はほとんど使われていないようです。


なぜかサボがたくさん展示されていましたw
その中に浦和通過の池袋発着の系統がありますが、これって湘南新宿ラインのご先祖とも言える系統でして、上野~大宮間の線路容量が逼迫したために、ラッシュ時限定で一部列車を大宮から貨物線に入れて池袋駅発着で運行していたことがあるそうです。これが発展して東海道線・横須賀線まで直通するようになったのが湘南新宿ラインというわけですね。

時間的には1本列車見送って駅前を見てから帰っても今日中に帰着できたんですが、すっかり暗くなっていましたし、その気になればいつでも来られる場所だということもあり、今回はあえて駅前には出ないで先を急ぐことにしました。(この先の道中である目的もありました)


次に乗るのは205系です。かつて宇都宮~黒磯間は211系が主力として使われていましたが、日光線ともども205系で置き換えられることにしました。
この車両を見ると首都圏って感じがしますが、東北本線のうち「宇都宮線」の愛称があるのは当駅以南であり、当駅以北では案内状も正式名称である「東北本線」として案内されますから、運行形態としてみると首都圏の北限とも言えますね。
また、都内から直通の電車も朝夕を中心に一部存在しますが、その直通の北限も当駅です。


この方向幕のデザインは211系を踏襲しているようですね。


宇都宮駅ではすぐに通勤快速に接続してくれるのですが、このありがたい接続ダイヤをあえて無視して改札を出ることにします。


はい、宇都宮餃子を食べてから帰ることにしますw
目的っていうのはこれです。写真は水餃子ですね。お店は前回も入った「宇味家(うまいや)」です。
この日は平日ということで、GWの真っ只中だった前回と違って並ばずに入店できた上、餃子もすぐに運ばれてきました。


続いて運ばれてきたのは揚げ餃子と焼き餃子


最後にフライ餃子も来たら4種食べ比べですw
朝は唐揚げそばでしっかり食べたものの、お昼はセイコーマートで買ったパンを頬張っただけで済ませていたこともあって欲張ってしまいましたw
前回同様、美味しい餃子に舌鼓を打ちまして、後は東京へ帰るだけです。
ちなみに、私が食べている途中でやって来たお客さんは「餃子は終わっちゃいました」と言われて諦めて帰っていました。
普通の日でも遅く行くとそういうこともあるんですね。

さて、満腹満足で戻ってきた宇都宮駅から乗ったのは先ほどと同じ通勤快速です。
車両もE231系ということで写真すら撮らずに乗り込んだわけですが、走行音に異変を感じました。と言っても故障とかそういうことではなく、インバータ音が違うのです。
E231系の近郊型といえば「墜落インバータ」とも言われる独特のインバータ音で知られていますが、それがまるでE233系のようなありきたりなインバータ音に変化していたのです。E231系とE233系の近郊形は側面だけでは見分けが難しいので、E231系のつもりが実はE233系に乗っているのではないかという仮説を立てて車番を確認するもやっぱりE231系・・・
ネットで調べると答えはすぐにわかりました。実はE231系のインバータ換装が進行中であり、換装された編成に当たったようでした。
VVVFインバータの寿命は10年ほどと聞きますし、E231系近郊形も登場からそろそろ10年・・・インバータ交換されてもおかしくない時期だったんですね。
キハ110系といい、新しいと思っていた車両が古参になっていく・・・それだけ自分自身が年を取ったということなんでしょうかw


上野東京ライン開業後はすっかり影の薄くなった低いホーム15番線に到着しました。E657系と並びましたね。


行先表示器も撮ったら撤収!

これにてレポートは以上です。元々18きっぷの消化がメインでしたが、意外と充実した旅となり、レポートも結局1万字を超えて12000字程度になりましたが、最後までお付き合いありがとうございました。
この次は首都圏内で完結する短編レポートになると思いますが、しばらくお待ち下さい。

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18きっぷで行く水郡線の旅 への1件のフィードバック

  1. かまちさあ のコメント:

    水郡線は本線は水戸~安積永盛で上菅谷~常陸太田は支線ですが日立電鉄があった頃は日立電鉄大甕~常北太田が常磐線の太田支線という感じでした。また大甕~鮎川(脇を常磐線が通過するが駅なし)は常磐線の鮎川支線という感じでした。常陸太田は水戸方面は水郡線、日立方面は日立電鉄と使えました。

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