新京成電鉄8800形電車
概要
新京成電鉄が8000形の後継となるフルモデルチェンジ車として導入した通勤型電車です。関東の直流1500V線区用としては初のVVVFインバータの採用例となりました。累計で96両が製造され、2015年現在新京成電鉄で最多の在籍数を誇ります。
形式名は従来型の8000形、及び800形の総集編という意味合いから付けられました。
VVVFインバータはGTOサイリスタ素子によるもので、ブレーキは回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキとなっています。
導入当初はVVVFインバータの初期の採用例とあって、空転が激しいという問題がありましたが、後に一部部品の交換により解消し、同時に起動加速度も向上しました。
導入当初は8両編成で投入されましたが、簡単な改造で6両化できることもあり、2011年より順次6両化工事が進められ、現在では全て6両編成となっています。
歴史
1986年にデビューしました。
2001年にドアチャイムの搭載、戸開予告装置、転落防止幌、車椅子スペースの設置が行われました。
2011年より6両編成化工事が行われ始め、2014年2月にすべての編成が6両編成になりました。
また、2014年8月より順次車体デザインが変更されています。
現状
新京成電鉄、及び京成千葉線にて活躍中です。
走行線区は準備中です。
フォトギャラリー
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外観(旧デザイン)
外観その2(旧デザイン)
連結器
方向幕(先頭部)
車番表記
方向幕(側面)