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323系電車




概要

JR西日本が大阪環状線・桜島線で使われていた103系や201系といった国鉄型電車の置き換え用として導入した通勤形電車です。

車体はステンレス鋼を基本として、運転台部分のみ高耐候性圧延鋼材を用いています。
複数編成を併結しての運用は想定していないため先頭車の転落防止幌は省略されています。
車内はロングシートとし、通勤形電車の標準的なものですが、通勤形電車ながら4ドアではなくて3ドアとなっており、これは大阪環状線に乗り入れてくる近郊形電車とドア位置を統一する目的があります。
車内案内表示装置は225系に準じて設置されていますが、更に増設されており、1両あたり16箇所設置されています。
また、訪日外国人に対応する目的もあり、Wi-Fiサービスを導入している他、自動放送装置も通常は日本語と英語の2言語を使用していますが中国語・韓国語にも対応しています。
走行装置はすべての車両に動力台車と付随台車を1台ずつ配置し、必要な機器類を1両にまとめて搭載する「0.5Mシステム」を採用しており、全車両が電動車となっています。
制御装置はSiC適用のMOSFET素子を使用した2レベル電圧形PWMインバータとなっており、消費電力削減を実現しています。
主電動機は全閉式かご形三相誘導電動機となっています。
車両情報システムとしてデジタル転送装置を搭載しており、車体異常挙動検知システムも採用するなど、保守面、安全面においても最新の設備を揃えています。
編成は8両編成で固定となっており増解結をする運用がないことから電気連結器や自動解結装置は設置されていません。

歴史

2016年12月24日より運用を開始し、2019年までに投入が完了し、大阪環状線・桜島線での103系・201系を完全に置き換えました。

現状

大阪環状線・桜島線の普通列車として活躍中です。

走行音

録音区間:安治川口~ユニバーサルシティ(お持ち帰り)

走行線区は準備中です。

フォトギャラリー

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外観

行先表示器(側面)

車内

車内(車端部)

座席(優先席)

車内案内表示装置(ドア上)

車内案内表示装置(吊り下げ)
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