キハ58系気動車
国鉄が開発した急行型気動車です。なお、キハ58系というのは正式な形式名ではなく、キロ28形、キロ58形、キハ28形、キハ58形、キユ25形とこれらの総称です。
本形式は幹線・ローカル線に関わらず各地の急行列車として活躍し、スピードアップと無煙化に貢献しました。
しかし、JR化後は急行列車自体が減少したことや、地方幹線にも電化が広がったことによる活躍の場は減り、普通列車への転用もあったものの、2012年現在では一般車は運用されておらず、波動用や保留車としてのみ活躍します。
ほぼ同世代であるキハ40系などよりも先に廃車が進んだ要因として、本形式の内装やエンジン周辺などに多く使用されていたアスベストの発がん性が問題になったことが挙げられます。
JRでは定期運用はなくなっており、いすみ鉄道がJR西日本より譲り受けたキハ28形が観光列車として運行されることが決まっているのが国内唯一の稼働となります。
その他、樺太やタイ、ミャンマーなどに輸出されたものもあります。
走行音
録音区間:新水前寺~水前寺(あそ1962)(お持ち帰り)
走行線区(特記無い場合は全線)
2012年11月現在、国内での定期運用はありません。
ただし、2013年度初頭よりいすみ鉄道で観光用に運行されることが予定されています。
フォトギャラリー
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国鉄色、門司港駅構内にて
九州色、太宰府信号場にて
TORO-Q 由布院駅にて
あそ1962 宮地駅にて
あそ1962の座席
あそ1962のロゴ
あそ1962の行き先表示板(サボ)
あそ1962のサイクルスペース
TORO-Qの車内
九州色のドア