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阪急1000系電車




概要

阪急電鉄が神戸線・宝塚線向けに導入した通勤形電車です。
なお、当記事では2013年より運用される2代目1000系(新1000系)について解説し、1954年に登場した初代1000形については扱いませんのでご了承下さい。

基本コンセプトは9000系・9300系から継承しつつ、環境性能のさらなる向上を目指したものとなりました。
本形式は多く残っていた抵抗制御車の置き換えの目的もあって導入されているため、大量増備を見込み、製造や保守コストの抑制にも注意を払った設計となっています。

車体はアルミニウム合金製のダブルスキン構造です。
先頭部のデザインは上部に曲線的なデザインを取り入れることでスマートで新しさを演出しています。

内装は阪急電車の伝統を踏襲し、マホガニー木目の化粧板とゴールデンオリーブ色のモケットを採用しています。
座席はロングシートです。
車内案内表示器には東芝製のフルハイビジョン対応大型液晶ディスプレイを採用しており、各種案内のほか、ニュースや天気予報、広告も表示できます。
一方で、9000系ではあったパワーウインドウや貫通路の自動扉は設置されませんでした。

走行機器は定格190kWの全閉自冷式永久磁石同期電動機を採用しており、消費電力と騒音の低減を図っています。
制御装置はIGBT素子による2レベルVVVFインバータ制御です。
ブレーキは回生ブレーキ併用全電気司令式電磁直通ブレーキです。

編成は8両固定編成で、他形式との併結は行われていません。
なお、能勢電鉄に直通する運用にも対応しており、「日生エクスプレス」の運用にも入ることが出来ます。

歴史

2013年11月28日に神戸線で、同12月25日に宝塚線で営業運転を開始しました。

現状

阪急神戸線、宝塚線、及び能勢電鉄直通の「日生エクスプレス」として活躍中です。

走行音

録音区間:中山観音~売布神社(急行)(お持ち帰り)

走行線区(特記なき場合は全線)

1000系 阪急神戸本線、神戸高速線(神戸三宮~新開地)、阪急宝塚本線、能勢電鉄妙見線(川西能勢口~山下)、能勢電鉄日生線
2025.10.23現在

フォトギャラリー

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外観

SDGsトレイン

同トレインマーク

同側面

先頭部行先表示器

先頭部種別幕

側面部行先表示器

車内案内表示器
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