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熊本電気鉄道モハ71形電車




概要

 熊本電気鉄道が工場内の機械扱いで所有する電車です。車籍は有していませんので、現在では厳密には鉄道車両ではありませんが、その希少性から車両図鑑にて取り上げます。通称「被爆電車」と呼ばれますが、実際には被爆していません。詳細は後述します。

歴史

その希少性から例外的に熊本電気鉄道移籍前の歴史についても触れますが、元々現在のJR可部線となる路線を運営していた広浜鉄道が保有していた電車で、1936年に路線とともに国有化され、国鉄の所有になりました。
そして、1945年に広島市に原爆が投下された際に横川駅構内にて被爆し、被害程度の小さかった1両を除き熊本電気鉄道に譲渡されました。その後、熊本電気鉄道でも廃車が進み車籍上は全車が廃車となりましたが、1両のみ工場内の機械という扱いで現存します。
ただし、現存する1両は原爆投下時には山口県の幡生工場にいたため、実際には被爆していません。

現状

 北熊本駅構内に常駐し、入れ替え車両の牽引などをしています。
また、イベント開催時には参加者を対象に乗車体験が行われ、駅構内のみの数十メートルですが乗ることもできます。

走行音は準備中です。

走行線区(特記無い場合は全線)

※営業運転では走行しないため省略。

フォトギャラリー

画像をクリックすると拡大できます。

外観、北熊本駅構内にて許可を得て撮影

台車

手ブレーキのハンドル

マスコン

網棚
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