名古屋市交通局6000形電車
概要
名古屋市交通局が桜通線向けに導入した車両です。
制御装置には同局では初となるVVVFインバータを採用していることや、すべての駅が島式ホームである桜通線の事情に合わせてホームの安全確認がしやすいように進行方向右側に運転台があるのが特徴です。
VVVFインバータは当初はGTO素子でしたが、機器更新後はIGBT素子に変更されています。
また、登場当時は4両編成でしたが、後に5両編成に改められています。
歴史
1987年に試作車が落成し、鶴舞線での運用が始まりました。
1989年に桜通線の中村区役所~今池間が開業した際に量産車が落成し、本形式の本格的な運用が始まりました。
1994年に桜通線が野並まで延伸された際に中間車を追加し5両編成になり、並行して増備車も製造されました。
2011年に桜通線が徳重まで延伸された際には案内装置の変更が行われています。
2012年にはVVVFインバータの素子をGTOからIGBTに変更、純電気ブレーキの装備、補助電源装置の素子の交換などの更新が始まり現在まで進行中です。
現状
桜通線で活躍中です。
走行音
未更新(GTO素子)車
録音区間:新瑞橋~瑞穂運動場西(お持ち帰り)
フォトギャラリー
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外観
方向幕
桜通線ロゴ
運転台後方
車内
車内案内表示器