三岐鉄道ED45形電気機関車
概要
三岐鉄道が保有する電気機関車で、セメント貨物列車を牽引しています。
運転台は三岐鉄道独特の右運転台で、重連総括制御装置が取り付けられています。
現在9両が在籍しますが、導入時期によってそれぞれ異なった経緯を持っています。(詳細は歴史の項にて記述)
歴史
1号機~3号機と6号機は東洋電機製造と東洋工機で製造されました。(時期不詳)
4号機・5号機はダム建設のため富山地方鉄道に導入された後、工事終了に伴い1960年に三岐鉄道に移籍しました。
7号機は電気部品は東洋電機製造、車体は西武所沢工場で製造されました。(時期不詳)
8号機は1950年に東京芝浦電気(現東芝)が製造した東武鉄道ED5000形を1978年に譲り受けたもので導入当初はED5001として使用されていましたが、1993年にED45形に編入されED458となりました。
9号機は1963年に東芝で製造された東武鉄道ED5060形とED5070形を1991年に譲り受けたものです。
しかし、移籍後貨物需要が伸び悩んだためED5060は移籍用の改造が中断され、ED5070は部品取り用として解体されました。
その後、2000年に中部国際空港向けの土砂運搬のためにED5060の改造が再開されED459としてED45形に編入されました。
現状
三岐線の東藤原~富田間で貨物列車を重連で牽引しています。
走行音は準備中です。
走行線区(特記無い場合は全線)
三岐鉄道 |
三岐線(貨物列車のみ、旅客列車では使用されない) |
フォトギャラリー
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ED451号機
ED452号機
ED454号機
連結器とデッキ
社紋と車番
メーカープレート