近鉄22600系電車
概要
近鉄が22000系「ACE」に続く次世代の汎用特急車として導入した特急形車両で、「Ace」の愛称を持ちます。
また、本形式の南大阪線向けとして16600系もあります。
受賞歴としては鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。
車体は普通鋼製で、貫通型の先頭形状ですが、天面や側面にかけて大きく丸みを帯びた曲面で構成され、22000系よりも更に流線型に近いデザインとなっています。
なお、貫通扉は幌を内側に格納できるスライド式プラグドアとなっています。
また、近鉄の特急形車両では初めて製造時より転落防止幌を設置していました。
塗装は従来の近鉄特急を踏襲し、オレンジを基調に客室窓まわりをブルー、正面窓まわりをブラックとしています。
前照灯はHIDを使用しています。
車内は概ね21020系のデザインを踏襲しているものの、車内案内表示器大型化や座席コンセントの設置、背面テーブルの設置など、より進化したものとなっています。
照明は蛍光灯埋め込みの間接照明としており、デッキ部はダウンライトとなっています。
座席は22000系より広い1050mmのシートピッチで、リクライニングに連動して座面が沈み込む「ゆりかご式リクライニングシート」を採用しています。
モケットは「唐花文」と呼ばれるものをアレンジした赤系をベースにしており、落ち着きと華やかさ、雅やかさを表現しています。
また、座席の後部にはコンセントを設置しています。
走行機器はIGBT素子によるVVVFインバータ制御で、定格230kWのMB-5097B形かご形三相誘導電動機を制御します。
駆動方式はWNドライブです。
ブレーキは電気司令式電磁直通空気ブレーキで回生ブレーキ・純電気ブレーキ・制御圧切り替え装置・滑走防止装置・保安ブレーキを搭載します。
また、回生失効の際は車載の発電機を使用した発電ブレーキに切り替えられるようになっています。
最高速度は130km/hですが、22000系以外の異形式と併結する場合は120km/hとなります。
編成は2両と4両があります。
後に一部編成に対して阪神線への直通に対応する改造が実施された他、塗装変更も実施されました。
また、座席モケットを22000系リニューアル車と同様のものに更新しています。
歴史
2009年に登場し、運用開始しました。
2010年には本形式の狭軌線向け車両となる16600系が登場しました。
また、同年10月に鉄道友の会第50回ローレル賞を受賞しました。
2012年にAF01編成に対して阪神線への直通に対応する改造工事が実施され、阪神線での試運転が始まりました。
2014年3月22日には本形式を使った阪神三宮(現:神戸三宮)~賢島間直通の団体臨時列車が運行されました。
2015年~2016年にかけて外観塗装が変更されました。
現状
22600系は南大阪線系統以外の特急で幅広く活躍中です。
16600系は南大阪線と吉野線の特急として活躍中です。
走行音
録音区間:高の原~大和西大寺(特急)(お持ち帰り)
走行線区は準備中です。
| 近鉄 |
22600系 |
難波線、大阪線、京都線、橿原線、名古屋線、山田線、鳥羽線、志摩線 |
| 16600系 |
南大阪線、吉野線 |
2026.02.04現在
フォトギャラリー
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外観(旧塗装)
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同側面
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行先表示器
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外観(リニューアル後)
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行先表示器
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車内(更新後)
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同座席
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背面テーブル(格納時)
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背面テーブル(展開時)
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座席肘掛けテーブル(展開時)
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座席コンセント
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フットレスト
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車端部テーブル(格納時)
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車端部テーブル(展開時)
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車端部コンセント
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車内案内表示器