近鉄22000系電車
概要
近鉄が保有する特急型電車の一つです。
10400系・11400系の後継車として開発され21000系や26000系の内装やデザインを踏襲しつつ、技術面では大幅な刷新が図られちます。
「AdvancedComfortExpress」の略で「ACE」という愛称が付けられています。
なお、読み方は「エース」が一般的ですが、「エー・シー・イー」とする文献もあります。
開発コンセプトとして「外観・居住性が従来車より一歩進んでいる」「既存車両と併結可能」「130km/h対応」「省エネ・省メンテナンス」「乗務員にとって扱いやすい」ことが定められています。
その他、当形式の派生系列として狭軌線向けの16400系があります。こちらは1600系を置き換える目的で製造されました。
車体は普通鋼製で、12200系などの既存形式との併結を考慮し、貫通扉を持つ先頭形状となっています。
内装は21000系を踏襲したものとなっていますが、名阪特急専用車である21000系と異なり汎用型特急車として開発された当形式では特別車両は設定されず、全車普通車のモノクラス編成となっています。
また、4両編成には車椅子対応の座席・トイレや車椅子でも出入りしやすい大型のドアが備えられています。
走行機器はGTO素子によるVVVFインバータ制御で、定格135kWのMB-5040-A形かご形三相誘導電動機を制御します。
全電動車とすることで最高速度130km/hに対応し、更に新青山トンネル内の22.8パーミルの勾配でも130km/hの均衡速度を実現しています。
なお、近鉄の特急形車両では初のVVVFインバータの採用となりました。
ブレーキは回生ブレーキ併用の電機司令電機演算式電磁直通ブレーキで、回生失効時は搭載する抵抗器を使った発電ブレーキとなります。
また、VVVFインバータの採用で交流モーターの採用が可能になり、モーターの小型化に成功したため、電動車でもディスクブレーキの採用が可能となり、130km/h運転をしても保安基準の制動距離を満たすことが出来るようになりました。
後にリニューアル工事が実施され、22600系に準じた塗装となり、車内も荷物置き場を設置したため、定員が減少しています。
内装も軽快さと落ち着きのあるデザインとされ、車内案内表示器もより大型でフルカラーLEDのものに変更されました。
トイレも温水洗浄便座となりました。
座席も一新され、快適性を向上し、座席コンセントも設置されました。
歴史
1992年に登場しました。
2012年に制御装置のソフトウェアが変更され、走行音が変わりました。
現状
大阪~賢島・大阪~名古屋や京都線の特急を中心に活躍中です。
走行音は準備中です。
走行線区(特記無い場合は全線)
| 近鉄 |
22000系 |
難波線、大阪線、京都線、橿原線、名古屋線、山田線、鳥羽線、志摩線 |
| 16400系 |
南大阪線、吉野線 |
2026.02.03現在
フォトギャラリー
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