京成AE形電車(2代)
概要
1999年、当時は京成本線を経由して運行されていた特急スカイライナーのルートを北総・公団線(現在の北総鉄道北総線)経由に変更し、それと同時に印旛日本医大~空港第2ビル間の新線(現在の成田スカイアクセス線)を開業させてスカイライナーの高速化を図るという構想が打ち出され、検討の結果、2010年をめどに同構想を実現化することが決定しました。また2005年に、成田国際空港も滑走路の延伸を行うことで旅客機の離着陸回数を増加させることを決定し、これによって空港利用客がさらに増加することが見込まれました。
その後、印旛日本医大~空港第2ビル間の新線では在来線最速となる最高時速160km運転を行い、東京から成田国際空港までを約30分で結ぶことが決定されました。そこで、最高時速160km運転に対応し、スカイライナーで使用されていた京成AE100形を置き換えるために製造された特急形電車が京成AE形(2代)です。当系列は、スカイライナーに最初に充当され、"Airport Express"の頭文字をそのまま形式名としていた京成AE形(初代)と形式名が全く同じになっていますが、これには「空港アクセスと京成電鉄の原点回帰」の想いが込められています。
歴史
当系列は成田スカイアクセス線の開業と同日である2010年7月17日から営業運転を開始しています。翌年には鉄道友の会のブルーリボン賞を受賞しました。
現状
現在は京成の看板特急として、空港アクセス列車であるスカイライナー、朝夕の通勤・通学客を運ぶホームライナーであるモーニングライナー、イブニングライナーで活躍しています。
走行音
録音区間:空港第2ビル~成田空港(スカイライナー21号)(お持ち帰り)
走行線区は準備中です。
フォトギャラリー
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千住大橋駅にて
京成高砂駅にて
京成高砂駅にて
先頭部分側面
側面車号表記
スカイライナーのロゴ
フルカラーLED式方向幕
中間車連結部分
シングルアーム式パンタグラフ
車内デッキのドア内側部分
先頭車の乗務員室ドア部分
車内
車内端部
客室端部の荷物置き場
液晶ディスプレイ式車内案内表示器
座席
座席背面(テーブル展開時)
窓カーテン
座席脚部の電源コンセント
端部座席用のミニテーブル