西鉄600形電車
西鉄が1960年代に急増した大牟田線の輸送量に対応するために開発した通勤型電車です。
1962年~1972年と10年間にわたって製造されたため9つのグループがありますが、細かい違いについては割愛します。
駆動装置にはカルダン駆動が採用されていて、従来の車両とは技術的にも異なります。
登場からしばらくは大牟田線の主力車両として普通から特急まで幅広く活躍しましたが、後継車の登場で宮地岳線や甘木線への転属が実施されました。甘木線では7000形の投入で全面撤退となり、大牟田線からも完全撤退しているため、現在は貝塚線でのみ運用されます。
フォトギャラリー
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外観、西鉄千早駅にて
大牟田線運用時の600形、筑紫駅にて
方向幕
運転台