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1500形気動車




概要

JR四国が1000形に続いて老朽化する国鉄型車両の置き換え用に導入した一般型気動車です。
環境性能とバリアフリーに配慮した車両として設計されています。
製造は新潟トランシスが担当し、デザインはタグ・インターナショナル(現:富士テクノサービスTugデザイン事業部)が担当しました。

車体は21m級のステンレス製軽量車体で、両運転台構造です。
先頭部は鋼製で、若葉色を基調に窓まわりは黒に、緑色の帯を配しています。
側面のロゴマークは「すだち」を図案化したものです。
扉は片開きを片側3箇所で、バリアフリー対応のため床面高さを1000形より80mm低い1100mmとし、乗降ステップを廃しています。
扉にはドアチャイムを採用し、車内には車いすスペースと車いす対応トイレがあります。

エンジンは定格450PSを発揮するコマツ製直列6気筒のSA6D140HE-2形ディーゼルエンジンを1基搭載します。
ブレーキは1000形と同じく電気指令式空気ブレーキで、機関ブレーキ・排気ブレーキは1000形より作動甲斐市速度を引き上げ、制御方式の改良も併せて黒煙発生を抑制してます。

車内は転換クロスシートですが、これはJR四国の気動車では初の採用です。
なお、7次車ではロングシートと転換クロスシートの千鳥配置として、ワンマン運行時の乗降の円滑さに考慮してます。

本形式は電気指令式ブレーキのため、国鉄型車両とは併結できませんが、1000形のうち、本形式との併結に対応するための改造を受けた1200形とのみ併結可能です。

歴史

2006年5月25日から運用を開始し、全車が徳島運転所に配置されました。

現状

徳島県内を中心に普通列車として活躍中です。

走行音

録音区間:佃~辻(お持ち帰り)

走行線区(特記なき場合は全線)

JR四国 高徳線、徳島線、土讃線(佃~阿波池田)、牟岐線、鳴門線
2025.07.14現在

フォトギャラリー

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外観

乗務員扉

乗降扉

ドア開閉ボタン(車外)

乗降口サイン

所属銘板

点検用ステップ

方向幕

ロゴマーク

車内

座席

乗降扉(車内より)

ドア開閉ボタン(車内)

整理券発行機

車掌用スペース

運賃表示器

運転台
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