キハ11形気動車
JR東海がキハ30形、キハ28形、キハ58形などの置き換え、およびワンマン運転を拡大するために投入した気動車です。全長18mと国鉄時代に一般的だった20mよりも小型化されており、ワンマン運転に対応するための設備も備えています。
定員確保と居住性を両立するためセミクロスシートとなっていて、キハ40形よりも定員が多くなっています。
エンジンは特急用のキハ85系と同じものが使われていて従来の車両より格段に走行性能が改善しています。
初期に製造され暖地向けの0番台、寒地向けの100番台、そして東海交通事業で使用される200番台、そして暖地向け改良版で唯一トイレがある300番台があります。
走行線区(特記無い場合は全線)
JR東海 |
0番台 |
参宮線、名松線、紀勢本線(亀山~新宮) |
100番台 |
高山本線(岐阜~白川口)、太多線 |
300番台 |
0番台と同じ(ただし、名松線ではほとんど運用はない) |
東海交通事業 |
200番台 |
城北線、(なお、JR東海に貸し出される場合がありその場合は100番台と共通となる。) |
フォトギャラリー
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0番台、亀山駅にて(トップ画像と同じ)
200番台、枇杷島駅にて
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城北線ヘッドマーク
200番台の運転台
200番台の車内
200番台の車内(運転室側)
200番台のカーテン
200番台の座席(クロスシート)
200番台の座席(ロングシート)