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227系電車




概要

JR西日本が広島地区の老朽化した国鉄型車両を置き換えるべく導入した直流近郊型車両です。
225系などで実績のある安全性向上設計を取り入れており、JR発足後初めて広島地区に投入された新型車両として「Red Wing」の相性で親しまれています。番台区分としては広島地区向けに投入された0番台と、岡山地区向けに投入された500番台、和歌山地区向けに投入された1000番台があります。
0番台は2両編成と3両編成が存在し、車体はステンレス製、20m級車体に3ドアの構造となっており、福知山線脱線事故を受けて、事故時の衝撃を意図的に強度を下げて設計された先頭部が潰れて吸収するというクラッシャブルゾーンと呼ばれる構造を採用しています。これは225系、521系3次車に次ぐものです。
また、車両間の連結幌は、中間車同士の連結部のみならず、先頭車にも設置してホームからの旅客の転落を防ぐようになっています。
カラーリングはGKデザイン総研広島のデザインで、投入先である広島県の県木である「もみじ」や、広島を本拠地とするプロ野球チーム「広島東洋カープ」、厳島神社の大鳥居をイメージした赤をシンボルカラーとしています。
行先表示器にはフルカラーLEDを採用し、「広島東洋カープ」のマスコットキャラクターである「カープ坊や」の表示も可能となっていて、これはカープ優勝時などに使用されることがあります。
制御装置としては東芝と三菱電機製のIGBT素子による2レベル電圧形PWMインバータを用いたVVVFインバータを採用しています。
モーターは270kWの定格出力を持つかご形三相誘導電動機を各車両の片方の台車のみに搭載する「0.5Mシステム」を採用していて、全ての車両が電動車となっています。
車内は223系・225系などと同じ転換クロスシートを中心に、出入り口付近にはロングシートと格納式補助席を設ける構成で、セミクロスシートとなっています。
500番台は岡山地区向けの番台で、0番台同様にGKデザイン総研広島がデザインを担当し、岡山の桃、福山のバラ、尾道の桜など遠征の名物をイメージしたピンクのシンボルカラーとなっていて「Urara(うらら)」の愛称があります。
1000番台は和歌山地区で活躍してた105系や117系などの国鉄型車両を置き換えるべくと投入された番台で、こちらは3両編成は用意されず、2両編成のみとなっている他、和歌山線で導入予定の「車上主体列車制御システム」に対応し、また、ICOCA対応の車載型改札機や整理券発行機などのワンマン運転用の設備も備えています。
その他、沿岸部を走るきのくに線での運用もあるため、津波発生時に備えた避難用はしごや非常灯なども備えられています。

歴史

2014年10月より広島地区での運用が開始され、2019年3月までに広島地区の運用範囲の全列車が本形式に統一され、置き換えが完了しました。
和歌山地区向けの1000番台は2018年に製造・試運転が始まり、2019年3月のダイヤ改正より和歌山線ときのくに線(和歌山~紀伊田辺間)にて運用が開始されました。同年6月からは紀勢本線和歌山市~和歌山間と万葉まほろば線での運用もかいっされ、2020年3月改正よりきのくに線の113系の運用は置き換えらました。
2021年3月より紀伊田辺~新宮間にも運用を拡大し、車載型改札機によるICOCAのサービスも開始しました。
岡山地区向けの500番台は2023年7月22日より運用が開始され、山陽本線・伯備線・瀬戸大橋線・宇野線といった線区で順次運用を拡大していきました。
2024年度末までに既存の車両を統計式で置き換える計画ですが、赤穂線と福塩線については地上設備の関係上、当面は運用されない模様です。

現状

0番台は山陽本線の福山~徳山間と可部線・呉線の全線にて運用中です。
500番台は山陽本線、伯備線、宇野線、瀬戸大橋線などで運用中です。
1000番台は、紀勢本線の和歌山市~新宮間の普通列車と、和歌山線、桜井線の全線にて運用中です。

走行音

録音区間:河戸帆待川~可部(お持ち帰り)

走行線区は準備中です。

フォトギャラリー

画像をクリックすると拡大できます。

外観(0番台)

外観(500番台)

先頭部側面(500番台)

先頭部転落防止幌

行先表示器

乗降扉

JRとシティネットワーク広島のロゴ

パンタグラフ

ドア開閉ボタン

所属表記

Red Wingロゴ

先頭部行先表示器

スカートと連結器

車内

座席(転換クロスシート部)

補助席

非常通報装置

乗降扉(車内より)

つり革

ドア開閉ボタン

網棚

車いすスペース

運転台
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