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737系電車




概要

JR北海道が導入した通勤型交流電車です。
函館本線・室蘭本線・千歳線などのうち、札幌都市圏を除いた郊外区間の普通列車用として従来使われていた気動車や721系などを置き換えるために導入され、JR北海道の電車としては初のワンマン運転対応となりました。
編成は2両編成で、利用者の少ない区間向けであることから2ドアとしつつも、オールロングシートとすることでラッシュ時の収容力を確保しています。
車体構造はアルミ合金製車体のダブルスキン構造となっており、H100形気動車に準じた構造を採用してます。
2両編成のうち1両を動力車とし、動力車に走行用機器を集中配置する構造となっていますが、他のJR北海道の電車と同等の性能を発揮し、最高速度120km/hに対応し、最大で3編成6両まで併結運転も可能となっています。
制御装置はハイブリッドSiC素子を用いたVVVFインバータ制御となっていて、閑散線区を走る事が多いため、回生ブレーキだけでなく、全電気ブレーキにも対応しています。
車内はオールロングシートとなっていて、座席定員としてはキハ143形より減っていますが、立ち席スペースが確保できる分、全体としての定員は増えています。
また、車内中央部にはフリースペースが設置され、車椅子・ベビーカーや大型の荷物にも対応しています。

歴史

2019年に本形式の導入計画が明らかになりました。
2022年には737系という形式名と仕様が発表され、同年中に最初の編成が落成しました。
2023年5月20日より室蘭本線室蘭~苫小牧間と送り込み運用として千歳線・室蘭本線の札幌~苫小牧間で運用を開始し、キハ143形を置き換えました。
2024年3月16日より函館本線岩見沢~旭川間でも運用を開始し、更に千歳線千歳~苫小牧間でのワンマン運転での運用も開始しました。

現状

室蘭本線・千歳線・函手本線のワンマン普通列車を中心に活躍中です。

走行音

録音区間:北吉原~萩野(お持ち帰り)

走行線区は準備中です。

フォトギャラリー

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外観

前部行先表示器

側面部行先表示器

パンタグラフ

車番

乗降扉

ドア開閉ボタン

車番(車内)

メーカー銘板

車内

フリースペース

運賃表示器

ゴミ箱

運転台
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