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8600系電車




概要

JR四国が岡山~宇和島直通運用の2000系を置き換えるべく導入した特急形電車です。
JR四国としては8000系に次いで2番目の特急形電車となりました。
開発にあたっては鉄道建設・運輸施設整備支援機構の支援を受けています

キャッチコピーは「SETOUCHI STREEAM EXPRESS」で、8000系のキャッチコピー「瀬戸の疾風」を踏襲したものとなっています。

デザインは建築デザイン経験があるJR四国の社員と車両メーカーが共同で行い、「レトロフューチャー」をデザインコンセプトとしており、ノスタルジックな鉄道車両のイメージを未来特急としてデザインしたとしています。

車体はステンレス鋼を用いた溶接組み立て構造となっており、先頭部のみ普通鋼となっています。
外観デザインとしては先頭部にはSLを模したブラックフェイスを配し「列車の力強さ・ダイナミズム」を表現し、車体色は「瀬戸内の温暖な風土」と「穏やかで美しい四国の自然」、そして沿線にある愛媛県と香川県をイメージしたものとなっています。

また、8000系では貫通車と非貫通車が混在していましたが、本形式ではすべての先頭車が貫通構造となっています。
運転台部分は衝撃吸収構造となっており、運転室部分はサバイバルゾーンとして強固な構造にしつつ、運転室後方のデッキ部をクラッシャブルゾーンとして、万一の事故時に客室への被害を軽減する設計となっています。
扉は各車に片側2箇所ずつ設置しており、半自動扱いにも対応してます。

車内は座席種別ごとに異なる色を採用しており、普通車指定席がグリーン、自由席がオレンジ、グリーン車が茜色となっています。
座席は普通車が2+2列、グリーン車が1+2列となっています。

内装デザインとしては普通車は「未来を想起させる明るく洗練された車内空間」とし、「先進感の中にナチュラルな温もりを感じることが出来る」インテリアとしています。
座席は指定席と自由席で異なる色となっており、更に曲線通過時の横Gを和らげるため、ホールド感の高い構造を採用しています。
グリーン車は妻面を木質系とし、絨毯敷きの床とすることで落ち着きのある空間を目指しています。

走行機器は2レベルIGBT素子によるVVVFインバータ制御で、定格220kWのS-MT63形三相かご形誘導モーターを制御します。
ブレーキは回生ブレーキ・発電ブレーキ併用の電気指令式空気ブレーキで、抑速ブレーキ・直通予備ブレーキにも対応しています。
最高速度は設計上は140km/hですが、営業運転では130km/hまでとなっています。
また、8000系に引き続き車体傾斜式車両となっていますが、8000系では制御付き自然振り子だったのに対し、本形式では空気ばね式車体傾斜方式となっており、最大で2度の車体傾斜が可能となっています。
これによりR600以上の曲線では本則+30km/h、R400以上R600未満では本則+25km/h、R400未満R200以上では本則+20km/hで通過可能です。
これはより車体傾斜角度の大きい2000系気動車や8000系電車と同等になっていますが、本形式では曲線通過時の横Gを通常の0.08以下より緩和した0.1G以下とすることでこれを実現しており、そのため座席にはホールド感が高く、横Gを感じにくい構造のものを採用しています。

編成は2両編成と3両編成があり、3両編成のみグリーン車と普通車の合造車が組成され、他はすべて普通車となります。

歴史

2014年に量産先行車が完成し、同年6月23日より営業運転を開始しました。
2015年には量産車が登場しました。
2017年には山陽本線・伯備線で試運転を実施しました。

現状

特急「しおかぜ」「いしづち」を中心に、「モーニングEXP松山」にて活躍中です。

走行音

録音区間:丸亀~宇多津(しおかぜ20号・いしづち20号)(お持ち帰り)

走行線区(特記なき場合は全線)

しおかぜ 予讃線(松山~宇多津)、本四備讃線、宇野線(茶屋町~岡山)
いしづち 予讃線(松山~高松)
モーニングEXP松山 予讃線(松山~新居浜)
2026.01.18現在

フォトギャラリー

画像をクリックすると拡大できます。

外観

連結器とスカート

連結部

乗務員扉

ドア開閉ボタン

行先表示器

しおかぜ・いしづちロゴ

車体ロゴ

車番表記

車内(普通車指定席)

座席(普通車指定席)

座席コンセント

車端部テーブル(格納部)

車端部テーブル(展開時)

座席背面テーブル(格納時)

車端部フットレスト

座席フットレスト

車内案内表示器

荷物フック
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