キハ31形気動車
国鉄分割民営化に先立って、九州地区の古い車両を置き換え、JR九州の経営基盤の整備を図るために製造されました。車両はメンテナンスがしやすく軽いステンレス製とされ、廃車発生品の部品を利用するなどコストダウンをはかっています。九州に多い急勾配での使用を考慮し、車体を軽量化して勾配でもパワフルに登れるように設計されました。当初は非電化各線で走行していましたが、現在は筑豊地区と熊本地区のみで見られます。また、くま川鉄道へ譲渡された分もあり、それはKT-31形を名乗っています。
走行線区(特記無い場合は全線)
JR九州 |
キハ31形 |
筑豊本線(若松~直方、桂川~原田)、後藤寺線、鹿児島本線(熊本~宇土) 三角線、肥薩線(八代~吉松) |
くま川鉄道 |
KT-31形 |
湯前線 |
フォトギャラリー
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外観1
行き先表示板(通称サボ)
乗降口
車内
いさぶろう・しんぺいの車内(現存せず)