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E131系電車




概要

JR東日本が房総地区の末端区間向けに導入した直流一般型電車です。
従来の千葉地区では他地域からの転用で車両を賄っていましたが、輸送量の少ない房総地区末端部では輸送力過剰となることから、従来の209系では最短で4両編成となるところ、2両編成で運行できる本形式が導入されました。
2両編成での運行を可能にするべく1M方式を採用し、制御装置にはSiC素子によるVVVFインバータを採用し、省エネ化にも貢献しています。
車体はステンレス製で、車内はE235系を、運転室はE129系をベースとしています。
本形式は地方線区への投入を前提に設計されており、前照灯などは視認性の高いものとし、霜取りパンタグラフやブレーキ抵抗器の増設を想定した設計となっています。
車内は導入線区の実情に合わせたセミクロスシートとなっており、車内案内表示器やフルカラーLEDによる行先表示器など旅客案内装置も充実し、車内防犯カメラや社外を確認するための保安カメラなどの設備も採用されています。
また、車いすスペースや車いす対応のトイレなどバリアフリーも考慮されています。
その他、車両状態監視機能や、線路設備状態監視機能も搭載し、故障の予兆を捉えたり、メンテナンスの効率化にも貢献しています。

歴史

2021年3月のダイヤ改正にて0番台・80番台の運用を開始しました。
また、同年11月には500番台・580番台が相模線と横浜線(橋本~八王子間)での運用を開始しました。
2022年3月のダイヤ改正にて500番台・580番台が相模線と横浜線の直通運転終了に伴い横浜線での運用を終了しました。
また、600番台・680番台がデビューし、東北本線の小山~黒磯間と日光線での運用を開始しました。 2023年秋ごろより1000番台の投入が始まり、2024年春ダイヤ改正までに鶴見線の全列車を本形式で統一しました。

現状

0番台・80番台は内房線・外房線の木更津~上総一ノ宮間、成田線の成田~香取間、鹿島線の香取~鹿島神宮間の普通列車にて活躍中です。

500番台・580番台は相模線にて活躍中です。
600番台・680番台は東北本線の小山~黒磯間と日光線にて活躍中です。
1000番台は鶴見線にて活躍中です。

走行音

0番台・80番台
録音区間:潮来~十二橋(お持ち帰り)
500番台・580番台
録音区間:八王子みなみ野~片倉(お持ち帰り)
600番台・680番台
録音区間:片岡~蒲須坂(お持ち帰り)

走行線区(特記なき場合は全線)

JR東日本 0番台・80番台 内房線(木更津~安房鴨川)、外房線(上総一ノ宮~安房鴨川)、成田線(成田~香取)、鹿島線
500番台・580番台 相模線
600番台・680番台 東北本線(小山~黒磯)、日光線
1000番台 鶴見線
2024.09.18現在

フォトギャラリー

画像をクリックすると拡大できます。

外観(0番台・80番台)

先頭部行先表示器(0番台・80番台)

列車番号表示器(0番台・80番台)

連結器とスカート(0番台・80番台)

乗務員扉(0番台・80番台)

パンタグラフ(0番台・80番台)

車外保安カメラ(0番台・80番台)

車外スピーカー(0番台・80番台)

所属表記(0番台・80番台)

側面行先表示器(0番台・80番台)

乗降扉(0番台・80番台・車内より)

車内(0番台・80番台)

車内(0番台・80番台・ロングシート部)

車いすスペース(0番台・80番台)

車内案内表示器(0番台・80番台)

非常通報装置(0・80番台)

ドア開閉ボタン(車内)(0・80番台)

座席(ボックスシート)(0・80番台)

座席(ロングシート部)(0・80番台)

座席(優先席)(0・80番台)

車内トイレ(0・80番台)

車番表記(0・80番台)

外観(500番台・580番台)

行先表示器(前面)(500番台・580番台)

行先表示器(側面)(500番台・580番台)

車内(500番台・580番台)

ドア開閉ボタン(500番台・580番台)

車内案内表示器(500番台・580番台)

座席(優先席)(500番台・580番台)

車内(連結部)(500番台・580番台)

外観(600番台・680番台)

排障器と連結器(600番台・680番台)

行先表示器(前面)(600番台・680番台)

行先表示器(側面)(600番台・680番台)

ドア開閉ボタン(車外)(600番台・680番台)

車番表記(車外)(600番台・680番台)

車内(600番台・680番台)

車内案内表示器(600番台・680番台)

非常通報装置(600番台・680番台)

車内(車端部)(600番台・680番台)

バリアフリースペース(600番台・680番台)
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