E217系電車
JR東日本が横須賀線・総武快速線の113系置き換えのために開発した電車で、209系と同様の設計思想に基づいているため209系の近郊タイプともいえる車両です。横須賀線・総武快速線で初めての2階建てグリーン車を採用しています。
品川~錦糸町の東京トンネル通過時における非常時脱出のために前面に貫通扉が採用されていますが、車端部への貫通扉設置義務自体はないために末期に製造された車両では廃止となっています。
11両の基本編成と4両の付属編成があり、ホームの短い逗子以南での増結・解結にも対応します。また、一般席の車内はロングシートのものとセミクロスシートのものがあります。
現在、横須賀線・総武快速線で使用されているE217系全編成は製造時の諸機器を更新する工事を受けており、それに伴ってVVVFインバータの素子がGTOからIGBTに変更されました。
走行音
GTO車
録音区間:田浦~東逗子(お持ち帰り)
IGBT車
録音区間:鎌倉~逗子(お持ち帰り)
走行線区(特記無い場合は全線)
JR東日本 |
スカ色 |
横須賀線、総武本線(東京~成東)、成田線(佐倉~香取、空港支線)、鹿島線(香取~鹿島神宮)、外房線(千葉~上総一ノ宮)、内房線(蘇我~君津) |
湘南色 |
東海道本線(東京~熱海) |
フォトギャラリー
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スカ色(機器未更新・GTO車)
スカ色(機器未更新・IGBT車) 久里浜駅にて
湘南色
LED方向幕
車内LED案内表示機
運転室部分
一般車の車内(セミクロスシート)
2階建てグリーン車の2F車内
2階建てグリーン車の1F車内