E3系新幹線
JR東日本が秋田新幹線向けに開発した新幹線車両です。400系同様に在来線と新幹線を直通運転するため、軌間は新幹線規格1435mmですが、車体そのものの規格は在来線の建築限界に準じたものになっています。
このため、ミニ新幹線と呼ばれることもあります。新幹線区間の駅ではホームとの隙間が大きくなるため、乗降中はステップが出るようになっています。
在来線区間ではカーブや踏切の存在のため最高速度は130km/hに制限されますが、新幹線区間では275km/h走行が可能です。
大きく3種類に分類でき、秋田新幹線向けの0番台、山形新幹線向けの1000番台、400系置換え用に増備された2000番台があります。
当初は秋田新幹線を中心に運用され、後に山形新幹線が新庄まで延伸された際に増備分として山形新幹線にも投入され、元々山形新幹線の主力だった400系を置き換える形で秋田・山形新幹線の運用を独占しています。
後継のE6系の投入で秋田新幹線での運用は徐々に減っていくものと思われますが、その後の処遇については現時点では不明です。
また、東北新幹線内で完結するはやて・やまびこ・なすのなどで増結用として本形式を連結して運転される便があります。当該列車には時刻表などにその旨記載されています。
走行音
録音区間:上野~東京(こまち20号)(お持ち帰り)
走行線区(特記無い場合は全線)
JR東日本 |
0番台 |
こまち |
東北新幹線(東京~盛岡)、田沢湖線、奥羽本線(大曲~秋田) |
はやて(増結用) |
東北新幹線 |
やまびこ(増結用) |
東北新幹線(東京~盛岡) |
なすの(増結用) |
東北新幹線(東京~郡山) |
1000番台 2000番台 |
つばさ |
東北新幹線(東京~福島)、奥羽本線(福島~新庄) |
フォトギャラリー
画像をクリックすると拡大できます。
![]()
0番台、東京駅にて
![]()
R1編成(先行試作車・現存せず)
![]()
2000番台
![]()
行先表示器
![]()
「こまち」のロゴ
![]()
「つばさ」のロゴ
![]()
台車
![]()
ドアとステップ
![]()
乗務員用ドア
![]()
乗降用ステップ
![]()
車内(0番台)
![]()
座席(2000番台)
![]()
車内電光掲示板
![]()
車内コンセント
![]()
フットレスト
![]()
手元灯
![]()
テーブル(車端部用)