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南海3000系電車




概要

元々は大阪府都市開発(後の泉北高速鉄道)が導入した通勤形電車です。
泉北高速鉄道線の8両運転開始に合わせて導入されました。
製造は東急車輛製造が担当しています。

車体は南海6200系をベースにしているものの、外板はステンレス、構体の一部を普通鋼としたセミステンレス車体となっています。

車内は全てロングシートで、5次車まではステンレス無塗装の内装でしたが、6次車以降は化粧板仕上げとんっています。

走行機器も南海6200系に準じており、抵抗制御で定格145kWのMB-3072-B直流直巻モーターを制御します。
駆動方式はWNドライブです。
ブレーキは発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキとなっています。
最高速度は110km/hですが、南海電鉄南海本線と空港線では100km/hとなっています。

編成は2両・4両・6両・8両のバリエーションがあります。

登場後は泉北高速鉄道線と南海高野線を中心に運用され、大阪府都市開発が泉北高速鉄道となった際には全車が泉北高速鉄道所属となっています。

2012年には余剰となった車両を南海電鉄へ譲渡しており、南海3000系として南海本線を中心に投入されました。
更に2025年には泉北高速鉄道が南海電鉄に合併されたため、泉北高速鉄道所属のまま残っていた車両も南海3000系に編入されることになりました。

歴史

1975年~1990年にかけて製造されました。
2012年には大阪府都市開発から本形式の14両が南海電鉄へ譲渡され、南海3000系となりました。
2014年には大阪府都市開発が南海の子会社となるとともに、泉北高速鉄道へと改称され、本形式は泉北高速鉄道所属となりました。
2025年には泉北高速鉄道が南海電鉄へ合併されたことに伴い、本形式は全て南海電鉄所属となり、南海3000系に編入されました。

現状

南海本線・空港線や高野線・泉北線にて活躍中です。

走行音は準備中です。

走行線区(特記なき場合は全線)

南海電鉄 南海本線、空港線、和歌山港線、高野線(岸里玉出~中百舌鳥)、泉北線
2025.11.18現在

フォトギャラリー

画像をクリックすると拡大できます。

外観(南海電鉄塗装)

外観(泉北高速鉄道時代)

先頭部方向幕
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