京阪700形電車
概要
京阪電気鉄道が600形に続き、大津線向けに導入した路面電車用電車です。
なお、京阪で700形を名乗る車両は3代目となりますが初代と2代目についてはこのページでは扱いません。
車体は350形や500形から改造されたものを流用していますが、書類上は新造扱いとなっており、普通鋼製となっています。
車内は全てロングシートで、京阪の車両としては初めて車椅子スペースを設置しており、バリアフリー対応となっています。
走行機器は分巻界磁位相制御で定格70kWのTDK-8760A形複巻整流子モーターを制御します。
ブレーキは全電気司令式電磁直通ブレーキで、定速ノッチ機能もあります。
また、ちょうど大津線の架線電圧の昇圧が実施された時期に導入されたため、1500Vへの昇圧に対応した設計となっていました。
編成は2両固定編成です。
当初は大津線全体で運用されていましたが、1997年に京津線が京都市営地下鉄との直通運転を開始すると京津線からは撤退し、石山坂本線でのみ運用されるようになりました。
歴史
1992年5月1日に運用開始しました。
1997年の京津線部分廃止と京都市営地下鉄への直通開始に合わせて京津線からは撤退し、石山坂本線でのみ運用されるようになりました。
2003年いワンマン化対応工事が行われました。
現状
600形とともに石山坂本線にて活躍中です。
走行音は準備中です。
走行線区(特記なき場合は全線)
2025.12.04現在
フォトギャラリー
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外観(トーマスラッピング)
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おでんDE電車
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けいおん!5thラッピング
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けいおん!5th その2
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同側面
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方向幕
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パンタグラフ
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同車内
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座席と車椅子スペース
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同乗降扉(車内より)
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同乗降扉(車内より・その2)
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車両貫扉装飾
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車内車端部
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運転台