今回はとある遠征の足として利用した夜行バスの乗車レポートです。
目的地は関西であり、ミルキーウェイエクスプレスのCJ103便を利用しました。
ミルキーウェイエクスプレスCJ103便とは
まずはミルキーウェイエクスプレスについてですが、さくら観光バスが運行する高速バスのブランド名のようなものです。
主に関東と名古屋や大阪を結ぶ区間で運行しており、すべて総称してミルキーウェイエクスプレスと呼ばれています。
なお、運行するさくら観光バスは社名で想像がつくように、元々は高速ツアーバスから都市間バスに参入した経緯を持ちます。
また、似た社名として桜交通というのがあり、そちらは「さくら高速バス」という名称を使っているなど紛らわしいですが、全くの別会社であり、両社の間に関係はありません。
そして、今回乗車するCJ103便ですが、大宮発難波行きとして運行されており、一部運行しない日があるものの、週の半分以上は運行されているようです。
停車地は大宮駅西口、さいたま新都心バスターミナル、東京駅鍛冶橋駐車場となっており、その先は関西まで直行し阪急高速バス大阪梅田ターミナル、難波OCAT(湊町バスターミナル)に停車します。
神奈川県内や京都府内には停車地がなく、埼玉・東京と大阪を直行する設定となっていますね。
設備は4列シートとコスパ重視の内容といえ、安い時期だと4000円台で利用できますが、この手のバスではあるあるですが休日やその前日などは値上がり幅も大きく、1万円近い値段になる日程もあるようです。
今回は大宮駅西口から乗車し、難波OCATまで乗り通す形で乗車レポートしたいと思います。
乗車レポート
それでは乗車レポートに入っていきます。

乗車地点はこちら
西口に出てきて駅前の大通りを進むのですが、場所は大宮ソニックシティの向かいであり、大宮駅からだと少し歩きます。
距離にすれば350mほどであり、徒歩5分程度ではありますが、初めて利用するならば余裕を持って乗り場へ向かうことをおすすめします。

時刻表がありました。
大阪行きは5便、名古屋行きが3便、仙台行きが1便となっていますが、すべての便が毎日運行というわけではなく、便ごとに運行しない日もあるようなので要注意です。
もっとも、この手のバスは予約して利用するのが基本ですから、運行しない日に予約できるわけもないので、その点は大丈夫でしょうか。
制度上は空席があれば飛び込みでも乗車できるとは思いますが、スマホからネット予約も出来るので、可能な限り予約をしてから乗車した方が間違いないでしょう。

もう1枚時刻表がありましたが、こちらは大宮競輪場へのシャトルバスのようです。

隣の乗り場にバスが来ましたが、こちらは別のバスです。
こちらも大阪行きであり紛らわしいですが、実際ミルキーウェイエクスプレスに乗るつもりの人が間違えてこのバスに乗ろうとする一幕もありました。
予約制であるおかげで受付段階で間違いに気づいて事なきを得ていましたけどね。

そしていよいよ私を大阪まで連れて行ってくれるミルキーウェイエクスプレスがやってきました。
氏名を告げると受付完了で座席を教えてもらえます。

まだ車内に誰もいらっしゃらなかったので車内も撮らせてもらいました。
シートピッチなんかはよくある4列バスだと思いますが、座席のデザインは少し高級感があるかも?
設備としてはUSB電源もあるのですが、窓際席だと差し込んだケーブルが座席側にはみ出してくるので、電源を使うと座席が数センチとは言え狭くなるのは残念でした。
肘掛けあたりに付けてくれるとこの問題がないんですがね。
なお、これについては車両ごとに違うかもしれず、ミルキーウェイエクスプレスすべてがこうなのかどうかは分かりません。
全員の乗車が終わると時刻となり発車です。
私の席は窓際でしたが、既にお隣にも乗客がおり、早速狭い状態で旅が始まりました。
せめて東京駅までは隣席が空いていたら・・・と思っていたんですがそうは問屋が卸しませんでしたw
大宮駅西口の次はさいたま新都心バスターミナルにも停車するため、首都高速に入るまでもなく10分とかからずに到着です。
時刻表上では15分かかることになっていますが、客扱いの時間を考慮した設定なのでしょう。
その次は東京駅鍛冶橋駐車場ですが、ここは時刻表の上では1時間で走るようになっているようです。
しかし、実際には早着したようで駐車場に入る前に時間調整をしていたようです。
鍛冶橋駐車場で最後の客扱いを終えると満員となったようで、あとは大阪へ一直線です。
あと、意外にも自動放送があったのに驚きました。
旧ツアーバス系の事業者って運転士さんのマイク案内のみってイメージが強いんですよねw
ここから先は休憩が3箇所あるようで、1箇所目は静岡県の足柄サービスエリア、2箇所目は同じく静岡県の浜松サービスエリア、最後は三重県の鈴鹿パーキングエリアのようです。
1箇所目の足柄サービスエリアのみはアナウンスでお知らせしてくれますが、それ以外はカーテンを開け、照明が点灯することが合図となり、気付いた人だけ降りて休憩して下さいというスタンスのようです。
ただ、窓際席だった場合、通路側の方が寝ていると起こすのが忍びなくて休憩を断念するケースもあるでしょうし、逆に通路側だった場合はゆっくり寝ていたいのに起こされるということもあるでしょうから、深夜帯の休憩って難しい問題ですよね。
せめて座席を事前に指定できれば、深夜の休憩で起こされたくないから窓際にしようとか、逆に気兼ねなく休憩したいから通路側にしようとか出来るのですが、ミルキーウェイエクスプレスでは座席は乗車当日まで分からない仕組みとなっているため、そのへんは運任せとなります。
夜行バスの場合、異性同士を隣席にしないように配置するという制約もあるので、自由に席を選ばせるのが難しいというのは分かるんですが、せめて通路側か窓際かくらいは選べると嬉しいなと思いました。

最初の休憩となる足柄サービスエリアです。
車内の暖房が効きすぎていて暑かったのでこの間に体を徹底的に冷やしておきますw
個人的な感想ですが、冬場に夜行バスに乗ると暖房が効きすぎている率が高い気がします。
まあ、私自身が暑がりという要因が大きいんでしょうけどねw

行先表示です。
やっぱり名称が長過ぎるため「ミルキーウェイEXP」と表記されていますね。

足柄サービスエリアの施設にも少しだけ寄りました。
さすがに大きい施設だけあって深夜帯でも賑わっていましたが、結局飲み物だけ買ってバスに戻りました。
今度は暑さを感じる前に眠りに落ちる作戦とし、作戦通り眠れまして、気がつけばバスは大阪市内でしたw
浜松サービスエリアも鈴鹿パーキングエリアも停車した記憶すらなく、スマホの位置情報の履歴で停まっていたことを確かめたのでしたw
阪急梅田で半分程度降りていき、残り半分が難波まで乗っていくようでした。
その間に降りる支度を済ませ、バスは終点の難波OCATに入っていきました。

終点の難波に到着です。
4列の夜行バスは久々でしたが、意外とよく寝られました。
最近は3列バスを選ぶことも多かったですが、やっぱり4列の安さは魅力ですよねw

前に止まっていたのは「サンアンドムーン」というバスで、各地でコミュニティバスなどを運行していることでも知られる大新東が運行しています。
それにしても、行先表示に「南草津」と出ているのに驚きました。
南草津駅は近年利用者が増えており、新快速も停車するようになっているくらいですが、まさか夜行バスも乗りれているなんて・・・
しかも、調べてみると結構南草津に乗り入れる夜行バスって多いみたいですね。

降車場所はこんな感じ
建物内にバスターミナルが入っており、いかにもなバスターミナルですね。

待合スペースは窓ガラスで車道と分離されており、排気ガスや騒音に晒されることなくバスを待つことが出来るようです。

都市間バスがメインですが、空港連絡バスも乗り入れているようですね。

外へ出まして建物名です。
OCATというのは「大阪シティエアターミナル」の略で、かつては関西国際空港から飛行機に乗る人向けに、ここで搭乗手続きを済ませることが出来るサービスも実施されていました。
鉄道としてはJR難波駅を併設しており、かつてはここから関西空港へ向かう列車も設定されていましたが、現在は大阪駅方面へ集約された結果、JR難波駅から関西空港へ向かう列車は消滅しました。
同じ難波地区に駅がある南海電鉄なら関西空港へ直通する特急や急行が運行されていますが、ここからは少し距離があります。
現在は搭乗手続きを行うサービスは終了しており、単なるバスターミナル兼商業施設という感じですが、名称は引き続きOCATを使っているようです。
関東で言えば横浜のYCATや東京のTCATなどの例がありますね。

団体客の送迎に備えてか大型バス用の駐車枠が設置されていました。

別の出口からも出てみました。
こちらはJR難波駅の駅舎と一体化しています。

周りは阪神高速に囲まれています。
こういう都市高速って見ているだけで楽しいです。
それではこのあとは別の活動に向けて移動を開始しますが、それは別記事としたいと思います。
公開までしばらくお待ち下さい。
つづく



