今回は中央線を走る種別のうち、通勤特快に乗ってきましたのでそのレポートです。
なお、時系列としては「京王バス永80系統に乗車！」の続きとなります。
中央線の通勤特快について
まず最初にこの記事の主題となる中央線の通勤特快について解説してから本編に入っていきます。
中央線の通勤特快は平日の朝に上り4本のみ設定されている種別で、大月発が1本、高尾発が1本、青梅発が2本の4本で全て東京行きとして運行されています。
特徴的なのは停車駅であり、高尾を出ると八王子、立川、国分寺、新宿、四ッ谷、御茶ノ水、神田、東京と停車していきます。
国分寺～新宿間でノンストップ運転なのが最大の特徴ですが、更に中央特快ですら各駅停車になる高尾～立川間でも通過駅があり、中央線では特別料金不要の種別として最も停車駅が少ない種別となっています。
なお、青梅線内と大月～高尾間は各駅に停車します。
この種別はJR発足後の1993年に登場し、多摩地域の住民が東京都心に通勤・通学する際に速達輸送と遠近分離を狙った種別となっています。
登場以来停車駅に変更はなく2022年現在まで運行され続けています。
ちなみに、通勤特快という種別名は全国を探しても中央線だけとなっています。
また、中央線では通勤快速という種別も存在していますが、こちらは平日の夕方に下りのみ設定され、停車駅は中央特快・青梅特快の停車駅に荻窪・吉祥寺を追加したものとなっており、通勤特快とは対象的に通常の特快より停車駅が多くなっています。
(通勤快速については別の活動で乗車しており、記事にしていますのでよろしければご覧下さい。)
そんな通勤特快ですが、全区間乗るには早朝に高尾や青梅などにいないといけず、沿線以外からの乗車は難しいということでこれまで存在は知っていましたが乗れずにいました。
それが今回、「永80系統」に乗るという早朝に多摩地域にいる機会に恵まれたので乗車することにしたのでした。
乗車レポート
それでは早速乗車レポートに入っていきたいと思います。
まずは高尾駅から活動開始です。
時間帯は通勤特快が走るような時間帯ですから当然と言えば当然ですがラッシュ時間帯ですから駅の方はそんなに細かくご紹介せずに本題の通勤特快に入っていきます。
ちょっと国鉄っぽい案内が残っていました。
それでは乗り場へ向かうとしましょう。
まずは発車標からですね。
今回はこの8時36分発に乗車します。
この8時36分発が通勤特快としては最後の列車となります。
英語表記です。
通勤特快は”COMMUTER SPECIAL RAPID”となり長いためかなり無理やり詰め込んだ感じになっています。
日本語だと4文字で済むのが英語だとかなり文字数が膨れ上がりますね。
列車がやってきました。
通勤特快という意味ではレアですが、E233系自体はありふれているので入線は動画ではなく写真のみとしました。
行先表示です。
ローマ字Ver.
↑停車駅案内がスクロール表示されるので動画でもどうぞ
そこを特急列車が通過していきます。
まだ発車まで時間があるので先頭部を撮影します。
行先表示をアップにして
種別表示のみで
快速電車と並べてみます。
それでは乗り込みまして車内の案内表示です。
立川までの区間で通過駅があるのは特急を除けばこの通勤特快だけですからねぇ。
終点まで網羅した停車駅案内ですが、国分寺から新宿までノンストップなのが衝撃的ですね。
それではあとは東京駅まで乗車していきます。
ラッシュ時間帯ということで高尾駅の時点ですでに席の大半が埋まっており、私も早々に席を確保したらあとは東京まで大人しく乗っていることにしました。
特に国分寺の次は新宿とかの表示は撮りたかったですが、八王子・立川・国分寺と止まるうちにどんどん車内は混み合っていき、とてもそんな事ができる状況ではありませんでした。
なのでレポートに書けることはあまりないのですが、停車駅が少ない割にあまり飛ばさないなという印象はありました。
ちなみに、高尾→東京の所要時間では通勤特快が1時間ほどかかるのに対して、9時台の中央特快が58分程度なので、中央特快より早いどころかむしろ余計に時間がかかっていたりしますｗ
列車密度の高い中央線のラッシュ時に走るわけですし、待避できる駅も限られるためこれは仕方がないと言えると思います。
どちらかといえばあえて停まる駅を絞ることで遠近分離する意味合いの方が強いのでしょう。
特に国分寺～新宿間は30分近くノンストップになるので、トイレが近い方は要注意ですね。
新宿まで来るとあとは快速電車と同じ停車パターンになりますが、せっかくなので最後まで乗り通すことにします。
新宿を過ぎると降りる人が多くなり車内は駅が進むごとに空いていきました。
東京に到着！
これにて活動は終了となり、記事もここで〆たいと思います。
今回は短編記事となりましたが、いかがでしたか？
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それでは！
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