関西乗り鉄・撮り鉄旅(1日目/天空・こうや)

今回は関西方面への遠征です。
目的はタイトルにあるように「天空」と「こうや」でして、実を言うと「天空」については本来は昨年のこの日に実施するはずでした。
ですが、その日は「天空」の運休日であることに飛行機やホテルなどの手配を終えてしまったタイミングで気づくというやらかしをしまして、関西まで行ったのに「天空」には乗れずに別の活動をすることになるというオチが付いたのでしたw
そのリベンジが今回の活動ということになるのですが、せっかく関西遠征をするならば他のネタも絡めようということになり、2泊3日の行程にまとめました。
また、時系列としては「ミルキーウェイエクスプレス」で難波に降り立った直後となります。

本日の行程

それではまずは行程の説明です。
初日となる今日は、夜行バスで難波に降り立ったところから始まり、難波駅から特急「こうや」に乗って極楽橋へ、ケーブルカーに乗り継いで高野山へ向かったら、そのまま折り返して極楽橋からお目当ての「天空」に乗ります。
橋本まで乗車したら、あとは高野線の駅を巡りつつ「天空」や「こうや」を中心に撮影をしていきます。
学文路、紀伊清水、高野下、紀伊細川、上古沢、紀伊神谷と巡っていきながら通過する列車の撮影もこなしていきます。
その後、橋本駅に戻ったら、あとは特急「りんかん」で難波に戻って宿泊してゴールとなります。

「こうや」で高野山へ

それでは本題のレポートを始めていくとしましょう。
まずは難波から「こうや」に乗って極楽橋駅を目指します。
実を言うと「こうや」に乗るのは2度目なんですが、それでも楽しみにしていました。
その理由はというと、前回乗ったときは31000系だったのですが、今回は30000系の運用であることを確認の上で手配しており、しかも、今回は展望席を確保できたのです。
31000系だと貫通構造ゆえに前面展望を楽しむことは出来ませんが、30000系だと非貫通構造で運転室越しに前面展望を楽しめる構造となっているのです。
本来は高野線系統の特急の中では30000系が一番運用数が多いはずですが、偶然にも前回は31000系にあたっており、30000系は乗っていなかったんですよね。


まずは発車標です。
9時ちょうどの「こうや5号」でして、極楽橋まで直通する下り特急としては始発となります。
極楽橋は観光客がメインとなるので、観光利用が見込める時間帯にしか走らせていないのでしょうね。


隣りにいた6100系です。
南海電鉄って大手私鉄の割には古い車両が多くて、鉄道ファン的には楽しい会社ですよね。


↑そして、乗車する「こうや」がやってきました。


↑入れ替わりで先程の6100系が発車していきました。


写真でも撮ります。
かつてはJRで485系などを改造してこのようなパノラマ車両にしている例もありましたが、令和の今、このスタイルの車両って貴重ですよね。


乗降口が折戸なのも時代を感じますね。
個人的には特急で折戸というとブルートレインのイメージがあります。


車内です。
内装は流石にリニューアルされているようでそこまで古臭さは感じません。
というか、前回乗った31000系とそっくりですw


そしてこちらが展望の様子です。
運転室越しになるので、ロマンスカーみたいな運転室が2階部分にあって、客室の先頭部がそのまま最前部になっているような構造よりは眺望は制限されますが、それでも乗って楽しい席であることに変わりはないでしょう。
ただ、運転室越しということは運転士さんが荷物をおいていたり、便乗や添乗などで別の乗務員が右側にいるようなシチュエーションになると展望できなくなるので、そこは運要素ですね。

あと、このあとの動画撮影ではもう少し高い位置にカメラをセットしたので、この写真よりはしっかり展望できていますのでご安心下さい。


↑というわけで前面展望をどうぞ!
※3月14日公開予定なので、それ以前にご覧の方は公開までしばらくお待ち下さい。


キャプチャも紹介していきます。
車内の機器や窓枠などが入ってしまいますが、むしろこのような画角のほうが列車の風景らしいかもしれません。


しばらくは南海高野線と南海本線が並走しており、複々線区間となります。
というか、実を言うと難波~岸里玉出間は正式には南海本線であり、南海高野線の列車は直通しているだけという扱いです。
ですが、それぞれが専用の複線を持っており、運行上も完全に分離されているので、2路線が並行しているという方が実態にあっていますけどね。
首都圏で言えば東京~神田間の中央線みたいなイメージでしょうか。


あと、高野線のうち、南海本線と並行する区間では今宮戎駅と萩ノ茶屋駅の2駅が高野線専用の駅として設置されています。
隣には南海本線の線路が通るものの、停車するのは高野線だけであり、南海本線については普通列車であっても通過するため要注意です。


岸里玉出で南海本線と離れていきます。
実は高野線は正式には汐見橋が起点であり、当駅で南海本線と交差しているのですが、汐見橋方面は汐見橋線と通称され、事実上別路線として運営されているなど、ここが高野線の一部だと知っているのは古い時代を知っている年代の方か鉄道ファンに限られるのではないでしょうか?
汐見橋線については過去に乗車しているので、詳しくはそちらの記事をどうぞ!


大和川を渡ります。
ここから先は堺市に入ります。


中百舌鳥駅では泉北線と分岐します。


対向の「こうや」とすれ違いです。


小原田検車区千代田検車支所が見えてきました。


近鉄長野線が合流してきたら河内長野駅です。


河内長野駅を過ぎていよいよ線路は山へ分け入るようになり、トンネルも増えてきます。


上下でルートが違うのは複線化の歴史を見ているようです。


紀見峠を越えて和歌山県に入ってきました。


小原田検車区が見えてきました。


なんか徐々に雪景色になってきましたね。
これは高野山は銀世界でしょうか?


橋本駅に到着です。
多くの列車がここで折り返しており、高野線の運行拠点の1つと言える駅ですが、意外にも高野線用のホームは少なく1面2線しかありません。
また、ここまでは複線でしたが、ここから先は単線となる他、カーブなどの規格も大きく違うため、20m級車両は橋本以北でしか運用できず、橋本以南へ行けるのは「ズームカー」と通称される17m級車両のみとなっています。
そのため、「こうや」用の30000系や31000系は17m級ですが、「りんかん」専用となっている11000系は20m級となっているなどの違いがあります。


橋本駅を出ると単線区間が始まります。
ここから先は大阪都市圏の近郊区間ではなく、ローカル線か観光路線という顔が強くなる区間です。
また、橋本以南の高野線には「こうや花鉄道」という愛称も付いています。


JR和歌山線と交差して南へ進路を取ります。


雪化粧した鉄橋で紀の川を渡っていきます。


側面の車窓も撮ってみました。
河川敷もところどころ白くなっていますね。


川を渡ったらぐんぐんと山へ登っていきます。
スピードも特急とは思えない控えめなものとなりますが、それが逆に旅情を誘う部分もありそうです。


随分と立派な高架橋と交差しました。
最初は高速道路かと思ったのですが、「紀の川フルーツライン」という愛称がある広域農道だそうです。
この農道は紀の川沿いのルートですから高野山方面へ行くわけではないものの、鉄道と道路の整備水準の違いを見せつけられているようでもあります。
まあ、仮に高野線を高規格に作り変えるとしたら、トンネルだらけになって景色は楽しめなくなるでしょうし、観光路線としては現状が最適解なのかもしれません。


山裾を縫うように進みながらも確実に高度を稼いでいきます。


このくねくねっぷりがいいですね。


駅もこのように斜面にへばりつくように設置されていたりします。


いよいよ線路も真っ白になってきました。


対向列車とすれ違いのため運転停車です。
単線なので仕方ないですが、普通列車が特急を待たせるのはちょっとモヤるw


高度に比例して雪も深くなっていきますね。


沿線の木々も雪化粧をまとって綺麗ですね。
これには一般の観光客も思わず写真を撮っていました。


そして、終点の極楽橋に到着です。
構内も真っ白で、前回訪れたときとは随分印象が違います。


極楽橋に到着!
南海の車両を雪景色の中撮ることになるとは驚きですが、高野山周辺は冬なら雪景色は珍しくなかったりするんでしょうか?


ここから先はケーブルカーに乗り継いで高野山へ向かいます。
目的は「天空」なのでこのまま極楽橋で「天空」を待っていてもいいのですが、問題は「天空」の座席指定券の受け取りでした。
実は「天空」は予約できるものの、電話予約で、かつ乗車の10日前からしか受け付けないという、令和の時代とは思えない旧態依然としたシステムとなっており、しかも電話で予約をしても乗車前に指定された場所で現物のきっぷと引き替える必要があるんです。
下り列車に乗るならば橋本駅で引き取れるので乗車前にそのまま受け取ることができるのですが、上り列車だと高野山駅でしか受け取れず、極楽橋駅で受け取ることは出来ないのです。
つまりは座席指定券を受け取るためだけにケーブルカーに乗って高野山へ行くというわけですねw
空席があれば飛び込みで乗車しても大丈夫みたいでしたので、あえて予約無しで乗ることも考えましたが、「天空」は3月で定期運行を終了すると発表されているわけで、混み合っている可能性を考えるとそれはリスキーだということで、高野山へ行かなければならないことを考えても予約してから乗ることにしたのでした。


というわけでケーブルカーに乗って高野山駅にやってきました。


レトロなデザインの駅名標もありました。


記念撮影スポットがありました。
高野山ということでお坊さんをモチーフにしたであろうキャラクターがいて、その間に「天空」のオブジェが鎮座していますね。


そして駅前広場ですが、東北や北海道かと思うほどの雪景色でした。
多くのバスがスタンバイしていますが、高野山駅からお寺などが多くあるエリアまでは路線バスに乗り換えてアクセスするため、バスの役割も重要です。


雪の中のバスって普段以上にかっこよく見えます。

そして、目的だった「天空」のチケットの引き換えをしようと思ったのですが、「天空」が極楽橋駅を出発する40分前~10分前にしか受け付けていないようで、あと10分ほどあるので待つようにと言われてしまいました。
ルールはルールなので仕方ないですが、既に引き換え場所に駅員さんもいらっしゃって、他の業務をしているわけでもなさそうだったので、10分くらいなら応対してくれてもいいのにとは思ってしまいました。

結局、もう10分ほど待って受付が始まってから窓口へ行きました。
行列が出来ていたらどうしようかと思いましたが、結局誰も並んでおらず即対応してもらえました。
電話予約時に聞いた予約番号と氏名を伝えるとチケットを発券してもらえました。
どうやら車掌さんが車内で特急券などを発券する際に用いるような端末を使っているようで、発見されたのは薄いレシートのようなものに印刷されたチケットでした。
車内購入でこれならば仕方ないですが、ちゃんと駅で買っているのだから観光列車らしい記念になるようなチケットだったら嬉しかったなとも思いました。

というか、南海では特急列車を対象としたチケットレスサービスを既に導入しているのだから、「天空」もその中に組み込むだけでいいのに、どうして運行終了まで電話予約のみだったんでしょうね。
高野山なんてインバウンド客も多いでしょうに、外国人だったら電話しなければならないという点だけで利用を諦めるケースもありそうです。

とまあ、ちょっと悪口みたいなことも書いてしまいましたが、「天空」自体は楽しみですよ?w

と言ったところで、あとは極楽橋駅に戻っていよいよ「天空」に乗ります。


↑帰りのケーブルカーは空いていたので前面展望を撮ってみました。
過去にも撮っていますが、雪景色だとまた違って見えますね。


雪の中でこんな急勾配を下るなんて、自動車だったら恐怖でしかないですが、ケーブルカーはケーブルでぶら下がっている仕組みなので摩擦に依存しておらず、雪だろうがへっちゃらです。


中間辺りにすれ違い用の複線区間があります。


対向のケーブルカーとすれ違いです。


極楽橋駅が見えてきました。


屋根がある部分だけは雪がありませんね。

それではいよいよ今回の遠征の目玉となる「天空」です。

「天空」に乗る!

ここからは「天空」です。
まずは「天空」について解説しておくと、「天空」は南海高野線で運行されている観光列車で、橋本~極楽橋間で運行されています。
編成は2200系を改造した専用編成2両と、2000系ないし2300系2両を併結した4両編成として運行されており、2200系側が指定席、2000系ないし2300系側が自由席となっています。
指定席に乗車する場合は乗車券の他に座席指定券が必要となります。
また、停車駅は学文路と九度山のみとなっており、その他の駅は通過します。
運行は原則として1日2往復ですが、12月~2月は土休日のみの運行となる他、3月~11月は水・木曜日のみ運休となります。
また、3月~11月の土休日は1往復が追加され、3往復運行となります。

そんな「天空」ですが、2026年3月20日の運行をもって定期運行を終了し、以後は団体専用列車として不定期に運行されるのみとなるようです。
ちなみに、2026年春からは「GRAN 天空」という新たな観光列車が登場することになっており、「天空」はそれと入れ替わりで引退するという見方もできますね。
具体的な運行概要などは記事執筆時点では発表されていないものの、難波~極楽橋間での運行となるという話も出ており、より乗り応えがある乗車時間となりそうですね。
こちらも運行開始したら乗りに行きたいと思っています。


それではレポートに戻りまして、乗車位置案内です。
観光列車らしく専用デザインとなっていますね。


案内図もありました。
こっちはシンプルなものですね。


「天空」を待つ間に構内で撮影です。
「こうや」と2000系の並びです。


せ、線路が燃えてる!?
なんて、実はこれ、ポイントが凍結して不転換となるのを防ぐための措置でして、意図的に実施されているものです。
たまに事情を知らない人が火事だと思って119番通報をしたりして騒ぎになることもあるらしいですが、冬場にポイント部が燃えていてもそれは正常ですのでご注意をw


↑そしていよいよ入線です。
雪景色の中というのもあって映えますね。


もちろん写真でも撮ります。
種車はかつて高野線系統で幅広く活躍し、末期は支線区で細々と活躍していた2200系でして、「ズームカー」の1種でもありますね。
この活動時点では「天空」以外の2200系はすべて引退済みなので、これが最後の2200系となるわけです。
3月20日以降は団体列車としてのみ運行されるそうなので、気軽に2200系に乗れるのはあと僅かとなります。


別アングルからもう1枚


専用のトレインマークを掲げていました。


方向幕も専用デザインです。


側面のロゴ


こんな意匠もありました。
高野線の最急勾配の50パーミルを表現したデザインですね。
また、2200系が「ズームカー」と呼ばれることや、車番の下2桁が58となっており、「コーヤ」と読める語呂合わせになっているそうです。
ちなみに、相方となる車両は2208となっており、こちらは麓側の起点となる橋本駅の”ハ”を表しているんだとか。


号車は車体に直書きになっていました。
座席指定であることも表記されていますね。


まだ空いているうちに車内も見ていきましょう。
全体的に木を多用したデザインで、水戸岡鋭治氏の作風を感じますが、調べてみると「天空」のデザイナーは南海の社内デザイナーだそうで、水戸岡氏ではありません。
でも、かつて南海が保有していた貴志川線では「天空」と同じ2200系を改造した「いちご電車」などが水戸岡氏のデザインで改造されていますし、「天空」も水戸岡氏だと考えてもおかしくはない背景はあるんですよね。
座席の大半は窓側を向いた座席となっており、車窓を楽しめる構造ですが、変わっているのはピンク色のモケットとなっている座席の配置ですよね。
通常、窓際向きの席を作る場合、その反対側はクロスシートやボックスシートとするのがセオリーだと思いますが、「天空」の場合はすべて同じ向きを向いています。
なので、ピンク色の席に座ると青色の席の人の頭越しに車窓を楽しむことになってしまうので、車窓という意味ではハズレ席とも言えそうです。


あと、座席モケットには沿線に生息するモリアオガエルが隠れています。
隠れミッキーならぬ、隠れカエルですねw


一部の窓ガラスは独特のデザインとなっていました。
これも観光列車あるあるですね。


畳敷きのフリースペースもありました。


グループ客向けのボックス席もありました。
あと、写真は撮りそこねましたが運転室後方には前面展望を楽しめる展望席もあります。
が・・・「天空」では予約時に座席を選ぶことは出来ず、基本的にランダム発券となります。
発券する係員の裁量で、4人グループだったらボックス席を優先的に割り当てるなどの配慮はありそうですが、せっかく複数種類の座席を用意しているのに選べないのは残念ポイントですよね。
特に展望席については座れるかは運次第というのはどうなんだとも思います。

列車自体はいいのに予約システムで損をしている感が強いと思います。
後継となる「GRAN 天空」ではネット予約に対応するとは思いますが、最近の若い人はネット予約が当たり前になっていて、電話予約というだけで抵抗を感じる人もいるでしょうし、よくも令和まで電話予約のみを貫いたなと思いましたねw


このような場所もありました。
高野山のお寺をモチーフに、和風建築の意匠を取り入れたのでしょうけど、思いっきりドアに被っているんですよね。
このドアは使わない前提なんでしょうけど、トマソン感がw


車番です。
前述の通り、下2桁で「コーヤ」の語呂合わせとなっています。
こういう細かいネタはいいですよね。


まだ時間があるので自由席側へも行ってみましょう。
このように自由席も連結しているので、別に「天空」にこだわらないならば乗車券だけで乗れます。
単に移動したいだけというニーズにも応えており、これはJR九州が特別快速「なのはなDX」を特急「指宿のたまて箱」に置き換えた際に、地元住民の移動が不便になったと問題になったことを踏まえると、きちんと観光以外のニーズにも応えていていいと思いました。

ただ、調べてみると自由席車両を連結する理由として、沿線住民への配慮というよりは、急勾配を運行する際に2両だけでは安全面でも問題があるため、自由席車として2000系ないし2300系を併結する運用を取っているようです。
山形線とかでは空転対策として落ち葉の増える秋頃限定で通常は2両の列車を4両にしたりしていますし、それと似たようなものでしょうか。


自由席車も「天空」には違いないので、専用デザインの方向幕が用意されていました。


車内です。
ごく普通の2000系なので、車内もごく普通の通勤電車ですw
観光気分は盛り上がりませんが、乗車券だけで乗れるので、とりあえず移動できればいいという人はこちらを選ぶのもいいでしょう。


自由席側の外観です。
まあ、普通の高野線ですねw


「こうや」と並べてみました。


↑最後に「こうや」の発車を撮りました。

それでは自分の席に戻って発車を待ちましょう。
結局、ほとんど空席であり、飛び入りでの乗車が数名いるくらいでした。
時間的に高野山を満喫してから帰るには早いというのもあるんでしょうが、定期運行終了まで1ヶ月ちょっとしかないタイミングでこれって拍子抜けでした。
ネットを見ても「天空」の定期運行終了はそれほど話題になっていない感じですし、実はあんまり人気ない?
まあ、10月までは水・木曜日を除いてほぼ毎日運行していたので、定期運行終了を知ってさよなら乗車をしようという層は既に乗り終えているのかもしれません。

アテンダントが車内を巡回して、座席指定券を持っていない人には発売しているのですが、もしかしてこれって車内購入すれば、自分が座りたい席に勝手に座っておけば、その席を発売してもらえる可能性が高そうですし、座席を選びたかったら車内購入するのが裏技かもしれませんね。
JR東海のライナーとかも券売機で事前購入すると座席を選べないものの、買わずに乗って車内購入すれば事実上座席を選べるという現象が発生しているのと同じですね。

動き出すと観光列車らしくアテンダントによる沿線の見どころや「天空」の紹介などをしていました。


極楽橋駅近くにある朱色の橋は雪景色も相まって皆さん撮影していました。


先程も見た景色なので、最低限しか車窓撮影はしませんでしたが、窓向きの座席なので景色は見やすいですね。
ただ、車窓を動画で撮ろうと思うと、こういう座席配置だとトンネルなどに入った際に隣席の方の顔ががっつり映り込んでしまう問題があるため、転換クロスシートやリクライニングシートの車両でも同じ区間を乗車できるならばその時に撮るようにしており、高野線も「こうや」の方が車窓を撮りやすいので、「天空」では撮りませんでした。


紀の川を隔てて橋本の町並みが見えてきました。
そして、終点の橋本に到着です。
乗車時間としては40分ほどであり、あっという間という乗車時間でした。
団体列車としてはもうしばらく活躍するようですが、最後に乗れていい思い出になったと思います。


降りたらもちろん撮影です。
このあと「天空」は1時間ほど開けて極楽橋へ折り返していくのですが、橋本駅は1面2線しかないので、一度側線へ引き上げるのでしょう。


橋本駅の駅名標です。
高野山の玄関口と言える駅で、高野線の縦断図を取り入れたデザインとなっています。


↑「天空」の引き上げシーンです。


「天空」の乗り場案内


こちらは「天空」の指定券引換所です。
今は受付時間外なのでシャッターが降りていますが、橋本から乗るならば乗る直前にその場で受け取れるので便利です。
私が「天空」を上り列車に乗ることにした理由は、「こうや」を全区間乗車したかったという理由からでしたが、そういうこだわりがなければ橋本駅で「こうや」を降りて「天空」に乗るほうが便利でしょう。
ていうか、先程の様子を見るに、いっそ予約無しで飛び入り乗車した方が楽までありそうですw
でも、さすがに廃止直前の3月とかになればもう少し混雑してきそうですし、確実に乗りたければ予約をしておくのが間違いないでしょう。
3月となれば旅行シーズンも始まり、一般の観光客も増えますしね。


あと、乗務員用傘立てがありました。
恐らく運転室へ出入りするときに濡れないように傘を持ってきて、それを置く場所なんでしょうね。
このあとは、橋本駅についてもちゃんと降りたことはなかったので、役を見てから折り返します。


発車標です。
当駅折り返しも多く設定されているのに、1面2線しかないため、縦列停車をすることもあり、LEDの表示で停止位置を示すギミックも搭載しています。


改札を出ます。
どのみち、ここから先は折り返し乗車になるので一度改札を出る必要がありますしね。
南海電鉄って乗り鉄的な旅に使えるようなフリーきっぷがあまりなく、今回の旅で使えそうなものがなかったので全てICカードないしタッチ決済で乗車しています。
が、この時、タッチ決済限定で1日あたりの上限を2200円とするキャンペーンが実施されており、1日あたり累計の運賃が2200円以上となったら、そのあとは事実上無料で乗れるようになっていたので、これが事実上の1日乗車券と言えますね。
ただし、あくまでも乗車区間ごとに運賃を精算していかないといけないので、改札を出ずに折り返すみたいなフリーきっぷならではの使い方はできません。


こちらはJRの改札口です。


これはJRの券売機にあった掲示ですが、「JRは直接大阪方面にはいきません」という表現が面白いと思いました。
確かに和歌山線で和歌山へ出てそこから阪和線に乗れば大阪へ行けなくはないんですよねw
まあ、わざわざそんな行き方をするのはマニアくらいでしょうけど、外国人旅行者でジャパンレールパスを有効活用したいという理由ならありえなくはないかも?


JRと南海の乗り場へはサイン表示で案内されていました。


外に出まして駅名です。
JRと南海両者のロゴマークが併記されていますね。


駅前あるあるのオブジェなど


駅舎です。
意外と小さな駅舎でしたが、乗り換え利用がメインで、純粋な乗降客はそれほどではないのでしょうか?


石碑など


脇には楳図かずお氏原作の「まことちゃん」の像が置かれていました。
私は世代でないこともあって、この記事を書くために調べるまで知らなかったのですが、作者の楳図かずお氏が高野山の生まれで、五條市で育っており、橋本市をよく訪れていたという経緯から商工会議所が出版社にコンタクトを取り、像の建立へと至ったようです。
今ではすっかり駅のシンボルとして親しまれ、日付部分も通りがかった市民が毎日変えているそうです。


駅周辺はこんな感じです。
橋本市の中心部になるようですが、レトロな町並みという印象でした。


そこへやってきたのは橋本市コミュニティバスの「はしっこバス」でした。
コミュニティバスでは定番のポンチョですね。

なお、他のバスのラインナップとしては南海りんかんバスもあり、市内路線のみですが3路線ほどあるようです。


構内に戻ったら「天空」が側線に移動していました。

それでは、ここからは駅巡りパートとなりまして、駅を巡りつつ通過する「天空」や「こうや」を撮りたいと思います。

学文路駅

それでは駅巡りパートです。
その1駅目は学文路駅となります。
この滞在中に「こうや」が通過するのでそれを撮影します。


駅名標です。
学文路は「かむろ」と読みますが、難読駅名であると同時に「学問の道」に通ずる駅名でもあることから、受験生に人気があり、当駅の入場券が合格祈願の縁起物として人気を集めているようです。
また、この入場券は5枚組で発売されており、これは「5(ご)枚入り場券文路駅」で「ご入学」に通ずるという理由だそうです。
なお、2013年より当駅が無人化されたことから、当駅での入場券発売は終了しており、代わりに橋本駅で発売しているそうです。
身近に受験生がいる方は当駅の入場券を贈ってみては?

ちなみに、似たパターンで、学駅(徳島県)学門駅(和歌山県)、合格駅(静岡県)などがあり、いずれも合格祈願の縁起物として記念入場券を発売しています。


ホームは相対式2面2線となっています。


合格祈願のモニュメントもありますね。


「天空」の後継として運行開始される「GRAN 天空」のスタッフ募集のポスターがありました。
既存の社員を登用するのではなくて、新規に採用するんですね。


ホーム端がそのまま駅舎に繋がっています。


それにしても、この「やぎの箱」って他地域で言う「白ポスト」のことですかね?
教育上よろしくないような本などをここに入れるという趣旨ですが、現在は田舎でしか見ることが出来ず、個人的には田舎を象徴するアイテムという認識があります。
というか、令和の青少年たちはネットでいくらでもそういう画像やら動画が手に入る時代に、あえて本という媒体を選ぶものなんでしょうかw
そもそも、実際にそういう本を入れる人がいるのかというのも疑問ですw


改札口です。
自動改札のみが設置されていますが、自動改札に対応できないきっぷを利用する場合や何らかのトラブルがあった場合はインターホンで遠隔対応ということになるようです。


こんな傘がありました。
これはホームと駅舎を移動する際に利用できる貸し傘のようです。
こういう心遣いは嬉しいですね。


合格祈願に訪れる人のためか、神棚みたいなものが建立されていました。
この活動の時点では大学共通テストが終わったばかりの時期でしたから、受験生と思われる人の姿はありませんでしたが、試験直前ならそういう人もいるかも知れませんね。
ただ、あまり遠方だと移動時間の分、勉強した方がいいでしょうから、本人が来るならば近場の人だけかな?


かむろ大師というのもあるんですね。
しかも無料送迎車まであるという親切っぷりです。
ここから歩くと30分ほどかかるわけですが、送迎車があるならば車がなくても気軽に参拝できますね。


駅舎です。
木造の駅舎ですが、綺麗に塗装されており、そこまで古臭くは見えません。


近くにはこんな建物がありました。
見た目的に消防関連の倉庫とかかな?


駅前には屋根付きのバス停もありますが・・・


乗り入れているのはコミュニティバスのみで、しかも1日4本しかありません。


↑ホームに戻りまして、「こうや」を撮影です。


それでは普通列車で1駅戻って続いては・・・

紀伊清水駅

駅巡り2駅目は紀伊清水駅です。
この滞在中に「天空」の通過を撮影します。


まずは駅名標から


縦型


ホームは相対式2面2線です。
あ、設定ミスって白飛びしていますがご愛嬌ということでw


構内踏切で上下ホームを連絡しています。


ここにも貸し傘がありました。


改札口です。
ここも自動改札機のみとなっており、無人化されています。
右手にあるシャッターのスペースもかつては窓口があったんでしょうね。


ここにもシャッターの下りたスペースがありましたが、かつて売店でもあったんでしょうか?


ここにも「やぎの箱」がありましたw


近代化産業遺産の認定証が飾られていました。
これは高野線の学文路以南の各駅やケーブルカー、紀ノ川橋梁、丹生川橋梁なども含んで認定されているようです。


駅舎です。
ここも学文路駅同様に木造駅舎のようですね。

それでは構内に戻って「天空」の通過を待ちます。


↑「天空」の通過です。
これで通過シーンも回収できました。


普通列車に乗って紀伊清水駅を後にします。

このあとは・・・

高野下駅

駅巡り3駅目は高野下駅です。
この滞在中に「こうや」が通過します。

駅名標です。
現在でこそ高野線の途中駅の1つという感じで、高野山へのアクセスにおいては特に役割があるわけではないですが、1925年~1928年までの3年間は当駅が終点であり、その間は当駅から高野山へは路線バスで連絡していたそうです。
開業当初は高野山駅を名乗っていましたが、すぐに現在の高野下駅へ改名されています。

この背景には南海鉄道(現在の南海電気鉄道)が当駅まで開通後、当駅から別路線の高野山電気鉄道が更に先まで鉄道を伸ばす形になり、鉄道だけでより高野山の近くまで行けるようになる見通しが立ったために改名したのだと思われます。
結局、高野山電気鉄道は最終的に南海電気鉄道の一部となったため、当駅は単なる途中駅となりましたが、駅名にその歴史の名残を残しているというわけですね。


縦型


「南海思い出ミュージアム」なるものがあるようです。


これがそうみたいです。


歴代のレールのカットモデルなどが展示されてました。
これがホーム上にあるんだからすごいですよねw


南海の社紋もありました。


レールの展示もありました。


更にホーム上屋を支える支柱も廃レールの転用でした。
これもしっかり解説がついていていいですね。

それにしても、展示品はレールに関連するものが多いようですが、何か理由があるのでしょうか?


あと、ハイキングコースの下車駅でもあるようです。


ホームは島式1面2線ですが、全体的にレトロな雰囲気です。
これで停まっている車両も古いやつだったら昭和末期くらいに撮った写真だと言われても違和感がなさそうです。


↑ここで「こうや」の通過です。


↑そして、普通列車が発車していきます。
このあとは極楽橋方面へ移動しますが、これは橋本行きなので見送りです。
実は当駅折り返しの普通列車もあるので、当駅~橋本間は若干本数が増えるんですよね。


駅周辺ですが、斜面までびっしりと建物が建っていてすごいですね。
当駅折り返しの列車があることを考えると、橋本方面へ日常的な利用があるのは当駅あたりまでなのでしょうか。


駅舎が見えましたが、ここの駅舎もやっぱりレトロな見た目です。


駅名の看板ですが、旧字体だったり右から左へ書いてあったりと昭和初期感があります。


構内踏切で駅舎へアクセスします。


ここも無人化されており、自動改札機のみが設置されていますが、フラップがないタイプなので、自動改札機にて対応できないケースは乗車駅証明書を受け取って下車駅か車内で精算する運用のようです。


構内にこんな場所がありました。
最初は業務で使う部屋かなにかだろうと思っていたのですが、調べてみると駅舎ホテルとなっており、ここは客室みたいですね。
暗証番号式の鍵がついているので、宿泊予約をすると番号を教えてもらえる仕組みなのでしょう。


ちなみに、もう1部屋ありました。
この「高野」は4名部屋、先程の「天空」が2名部屋だそうで、いずれも元々は駅員や乗務員の宿泊所として使われていたんだそうです。
駅の中に泊まれるなんて貴重な体験ですし、泊まってみたい気もしますが、1名でも泊まれるのか書いていないのと、仮に泊まれたとしても多分2名分の料金を払わないといけないっぽいのがネックですね。
一緒に泊まってくれる知り合いが見つかれば泊まってみてもいいかも?

興味がある方は公式サイトで詳しい情報をご確認下さい。


駅の脇は川が流れていました。


外へ出ました。
道路に跨るように駅舎があるのが特徴的です。


川と駅舎


周辺はびっしりと建物が建っていますね。
使える土地は全て使ってやろうという意志を感じますw


駅舎の下を通る道路です。
この先は民家が立ち並んでいるだけのようですが、Googleストリートビューで見られるところを見ると、公道ではあるっぽいですね。

 駅舎の真下のスペースですが、自転車が停めてありました。
地元の方が駐輪場として使っていたりするんでしょうか?
ここなら雨が降っても濡れないでしょうし、地元以外の車が通ることもなさそうですし、黙認されているんですかね。

ところで、こういう構造になったのって、かつて高野山方面への路線バスと接続していた名残だったりするんでしょうか?
この構造なら駅を出てすぐのところにバス停を作れますし、この道路も元々はバス専用道路だったという線もありそうです。

それでは構内に戻りまして、お次は・・・

紀伊細川駅

駅巡り4駅目は紀伊細川駅です。
ここでは滞在中に通過する列車はないので、純粋な駅取材ということになりますね。


乗ってきた列車です。


駅名標です。


ホームは相対式2面2線ですが、構内で大きくカーブしているのが特徴ですね。


上りホームですが、脇にも細い通路がありますね。


どうやら通れるっぽいので行ってみましょう。


なかなか見られないホームの下側をまじまじと見ることが出来ますw


結局、駅舎へたどり着きました。
どうやら下りホームから駅舎へアクセスするための通路だったようですね。
正直、上りホームを経由してもたどり着けるのでこの通路はいらない気もしますが、階段を通らなくても済むのがメリットでしょうか。


これまた昭和を象徴するアイテムの伝言板がありました!
ご存じない世代の方もいるでしょうから説明しますと、まだ携帯電話など存在しない時代、駅で待ち合わせをするとしても、例えば急な用事が出来て帰るとなった場合や、待ち合わせ相手が時間通りこないで先に行くなどする場合も、待ち合わせ相手にそれを知らせる手段がなかったのです。
そこで使われたのがこの伝言板でして、氏名とメッセージをここに書き込んでおくと、相手に伝えることが出来たというわけですね。
携帯電話が普及してくると役目を終えて多くの駅からは姿を消しましたが、たまにこうして残っていることがあります。
あ、私は一応平成生まれなので携帯がない時代はほとんど知らず、伝言板についても過去の名残で残っているのを見たことがある程度で、実際に使ったことはありません。


改札口ですがやっぱり自動改札機のみです。
入場と出場を1台で兼ねているようで、フラップもないので簡易型と言えるでしょう。


構内にさり気なく置かれていたプレートです。
達筆な書体ゆえに読めない部分もあったのですが、帰宅後にAIの力も借りつつ解読してみたところ「努力に限界なし」と書いてあり、これは渋沢栄一氏が座右の銘としていた言葉なんだとか。
渋沢栄一氏といえば1万円札の肖像になったことでも有名な、明治期に活躍した実業家ですが、生まれは現在の埼玉県深谷市であり、ここ和歌山とは関係はなさそうに思えます。
ではどうしてこのプレートがここに飾られているのかというと、高野線のうち高野下以南の区間の前身となる高野山電気鉄道の経営に渋沢栄一氏が関わったことがあるからです。
山岳区間に鉄道を通すには莫大なコストがかかることもあって、高野山電気鉄道は経営難に陥ったのですが、渋沢栄一氏が相談役に就任し、再建に尽力したんだとか。
おかげで高野線として令和の今まで走り続けることが出来ているわけで、こうして高野線の旅を楽しめるのも渋沢栄一氏のおかげというわけですね。


駅の出入口となる階段ですがすごい段数ですね。
集落へ降りるにはこれを使うしかないんでしょうが、日常的に使う立場だったら大変そうです。


駅は山の斜面にへばりつくように設置されており、谷間に広がる集落がよく見通せました。


こちらが駅舎です。
周辺の敷地が狭く、立てる場所が限られるため、これ以上のアングルは望めませんでしたw

それでは構内に戻りまして、また普通列車で移動します。
お次は・・・

上古沢駅

駅巡り5駅目は上古沢駅です。
ここも滞在中に通過する列車はないので、やっぱり純粋な駅取材ということになります。


まずは駅名標です。
ちなみに、隣の駅は下古沢駅ですが、ただの古沢駅はありません。


ホームは一見すると相対式2面2線ですが、片側は線路が撤去されており、実際には単式1面1線のいわゆる棒線駅となっています。


ホーム末端の構内踏切で駅舎へアクセスします。
それにしても、どうせなら向かい側のホームを残してこちらを使用停止にすれば構内踏切を廃止できただろうに、なぜそうしなかったんでしょうねw
調べてみると当駅の交換設備廃止の原因は当駅付近で発生した地すべり災害だそうで、地すべりの範囲の関係で旧上りホーム側を使用停止にせざるを得なかったのかもしれません。


当然ながら使用停止のホームへは入れなくなっていました。


構内踏切から見た構内です。


改札口です。
簡易改札機と乗車駅証明書発行機の組み合わせですね。


駅前の様子です。
駅以外に何も無いと言ってもいい景色であり、秘境駅にカウントしても良さそうですね。
なお、斜面を下る道を辿れば集落へ繋がっており、集落とは直線距離では100m程度でしょうから、秘境駅の定義には当てはまらないと思います。
近くに国道も通っていて、自動車でもアクセスできますしね。


駅舎です。
かなりコンパクトな作りですが、利用者数だけでなく、用地的にも大きな駅舎は無理だったんでしょうね。


この部分のデザインが独特で印象に残りました。
これも仏教建築の要素なんですかね?


↑それでは普通列車に乗って移動です。
お次は・・・

紀伊神谷駅

駅巡り6駅目にして最後となる紀伊神谷駅です。
ここでは「天空」と「こうや」の上下2本の合計3本の列車の通過を撮影できる予定です。


標高のせいなのか分かりませんが、一気に雪が激しくなっていました。
普通は写真にははっきりと雪が写ることはないんですけどねw


駅名標です。
神の谷なんて荘厳さを感じさせる駅名ですよね。


縦型


ホームは島式1面2線ですが、東北へでも来たのかと思うほど真っ白でした。
ここまで来ると滑りやすいですし、注意が必要な状況ですね。


駅舎へ向かうと柱には鏡がついていました。
昔の駅には大抵鏡がありましたが、柱についているパターンは珍しいかも?
あと、左にペットボトルが付いていますが、これは合図旗を差し込む用みたいですw


改札機です。
やっぱり簡易型ですね。


ここにも近代化産業遺産の認定証がありました。


乗車駅証明書ですが、機械ですらなく箱に入っているのを勝手に持って行くスタイルのようです。
乗車駅証明書発行機だと発行日時も記入されるはずですが、これだと日時は入らないですよね。
なんだか不正利用できそうな気がしてしまいますが、高野山のお膝元で悪事を働こうなんて人はいないってことでしょうかw


あと、駅ノートもありました。
そういえばこれまで訪れた駅では無かったですが、なぜ当駅にだけ駅ノートがあるのでしょうか。


コインロッカーみたいなものがありましたが、これは一体・・・?


そして駅舎です。
上古沢駅といい、似たようなデザインが多いですが、高野山電気鉄道の駅として建設された駅はデザインを統一していたんですかね。


駅前の道路は狭い道でした。
それにしても、駐車されている軽自動車は駅利用者のものなんでしょうか?


こんな小道もありましたが、崖っぷちですし雪で滑りそうで怖かったので入りませんでした。
こんなところで怪我をしたら洒落にならないですしね。

それではあとは構内で列車の通過を待ちます。


↑まずは下りの「こうや」


↑続けて上りの「こうや」


↑普通列車も撮影です。
実は「こうや」と「天空」を立て続けに撮影するため、普通列車を1本見送る行程になっていたのです。


↑対向の普通列車もやってきました。
実はここで交換が行われるのです。


↑そしていよいよ「天空」です。
上り列車だと自由席車である2000系が先頭になるので、撮影するなら下り列車がベストですが、1日2往復しかないのでしょうがないですね。

それにしても、寒い!
ここは待合室もないので寒さに震えながら待つことになりました。
列車がやってきたときの安心感がすごかったですw

それではあとは橋本駅に戻り、帰路に就きます。

橋本駅より帰路に就く

ここから先は帰路編となります。
普通列車で橋本駅に戻ったら、あとは特急「りんかん」で難波へ戻りゴールとなります。


橋本駅に戻ると6100系が待っていました。
これに乗っても難波へ行けますが、「りんかん」に乗るので見送りです。


「こうや」もやってきました。
実はこれに乗ったほうが早く帰れますが、あえて見送りです。
理由としては「りんかん」にも乗っておきたかったというのもありました。


↑「こうや」の発車です。


↑続けて6100系の発車です。


和歌山線の227系も撮れました。
そういえば、最後に和歌山線に乗ったのは105系や117系が現役の頃でして、227系になってからはさっぱり乗っていませんね。


↑そしていよいよ「りんかん」がやってきました。


車種は11000系と言いまして、橋本以南への直通に対応しない20m級車体となっており、「ズームカー」ではありません。
そのため、「こうや」の運用に就くことはなく、事実上「りんかん」専用として運用されており、この車両が来ることを期待しての「りんかん」チョイスでもありました。
おかげで高野線系統の特急はこれで網羅することが出来ました。


種別幕


ギリギリ平成生まれの車両ですが、やっぱり出入口は折戸なんですね。


車内です。
30000系や31000系と違って落ち着いたデザインですが「こうや」の運用に入らないので観光客を意識したデザインにはしていないのでしょう。


この温度計は国鉄型車両を象徴するアイテムだと思っていますが、ここでも見られるとは・・・

それではこの「りんかん」に乗って難波へ向かいます。
ここで「りんかん」についてざっくり解説です。
「りんかん」は「こうや」と並んで高野線の特急列車でして、難波~橋本間で運行されています。
ようするに「こうや」の区間列車なんですが、停車駅などは「こうや」と共通です。
基本的には橋本以北の区間に対する列車ですが、極楽橋方面への普通列車と接続するダイヤになっていることが多く、乗り継ぎ次第では「こうや」と大差ない時間で難波~極楽橋間を移動できるため、「こうや」の補完列車という側面もあります。
また、30000系や31000系が点検のため不足する場合は、「こうや」を運休し、代わりに橋本以北で「りんかん」が設定される場合もあります。

休日の夕方の上りということで空いており、快適な座席でここまでの疲れを癒やしつつ、あっという間の乗車時間でした。
少し古い車両ではありますが、やっぱり特急型は快適ですね。


難波に到着!


同じく南海の看板列車と言える「ラピート」も撮りました。
それにしても、こちらももう新しい車両という枠には入らないくらいの年代ですが、斬新なデザインのお陰で陳腐化していないという感じはしますね。
恐らくなにわ筋線の開通までは使い倒すのでしょうし、もうしばらく南海の看板列車として活躍し続けるのでしょう。


夕飯は難波駅近くにあった大起水産へ行きました。
回転寿司なんですが、大阪のご当地チェーンとなります。
古くから各地のものが集まる土地柄もあって、美味しいネタを楽しめます。

ところで、今回昼食を取り上げていなかったのですが、別に食べなかったわけではありません。
実はお昼ご飯の頃は駅巡りをしていて、駅付近に飲食店もないという地域での活動だったため、事前にパンを買い込んで列車待ちのタイミングで食べていたのでした。
昔は鉄活動の時のお昼はコンビニのパンが定番でしたが、昔を思い出す流れでしたね。

このあとは御堂筋線で移動して宿がある梅田へ移動しました。
これにて1日目は以上となり、2日目以上は別記事として追ってレポートしますので、公開までしばらくお待ちください。

つづく

ブログランキングに参加しています
鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログへ

つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
カテゴリー: 鉄道・バス活動関係 タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

このサイトは reCAPTCHA で保護されており、Google の プライバシーポリシー利用規約が適用されます。