箱根登山鉄道は29日、全16駅の駅名標に書いてある標高に誤りがあり、修正すると発表しました。実際は11~14メートル低かったそうです。
発表によりますと、乗客から自治体が公表している標高と駅名標の表示が違うと指摘され、調査をした結果、全駅の記載に誤差があることが判明したそうです。
原因は線路管理図面上の数値を記載していて、その数値は小田原駅を基点とした高さだったとのこと。
ニュースリリースにある経緯を見ると指摘されたのが昨年8月、調査が完了したのが今年7月とあり、なぜ4ヶ月経った後に発表なのか疑問が残ります。
すべて修正しての発表ならわかるのですが、文書には修正いたしますという言葉が。
東日本大震災以降、各地で海抜を表示するようになったので避難する際に役立つのですが、誤差があると間違った避難につながる恐れがありますし、なにか起きる前で良かったです。
読売新聞記事
箱根登山鉄道公式発表(PDF)