今回は夜行バス「JAMJAMライナー」に乗車しましたので、そのレポートです。
なお、時系列としては「晩秋の東北遠征2024(大沢駅訪問など)」の続きとなり、この遠征の帰路として利用したということになります。
JAMJAMライナーJX712便の概要
それではこの記事の主題となるJAMJAMライナーJX712便についての解説です。
このJX712便は仙台と首都圏を結ぶ便となっており、仙台側では仙台駅と長町駅に停車し、首都圏側では大宮・バスタ新宿・東京駅鍛冶橋駐車場・お台場(東京テレポート駅)・東京ディズニーシーと停車していきます。
面白いのが1台のバスで3列シートと4列シートが混在するスタイルとなっており、前半分が3列、後ろ半分が4列となっています。
コンセント・トイレといった基本的な設備はついており、フットレスト・レッグレストもついており、アイマスクのプレゼントもあります。
今回は仙台から大宮までの乗車としてレポートしていきます。
乗車レポート
それでは早速本編スタートです。
というわけで仙台駅前からレポート開始です。
乗車場所は「ヨドバシ仙台第一ビルバスターミナル」という長ったらしい名前のバスターミナルですが、仙台駅東口を出てすぐのところにあります。
駅前にヨドバシカメラがあります。
この建物の中にバスターミナルがあります。
バスターミナルはヨドバシカメラの建物のうち、路上に面した部分に設置されており、3台ほどのバスが停車できるスペースがあるようです。
別アングルから
周辺にはコンビニや飲食店もあって、バスに乗る前の食事や買い出しにも困らない立地でした。
バスの案内表示もありました。
乗り入れているのは基本的には旧ツアーバス系の事業者がメインで、JRバスや宮城交通などの事業者は駅前のバスロータリーか駅前の路上を発着しているようです。
あと、意外にも待合ラウンジまで用意されていました。
広々としたスペースに椅子やテーブルが用意されており、なかなか快適な場所でした。
立ち入るにはその時間帯に出発するバスのチケットや予約メールの画面などの提示が必要で、無関係な人が立ち入ることは出来ないようになっており、その分すいていてゆったり過ごすことが出来ました。
あと、コンセント完備なのも嬉しいです。
バスまで時間があっても充電を気にせずスマホやタブレットをいじれますね。
それではバスの時間が近づいてきたので外へ出たのですが、なぜか路面にはアンパンマンがw
行先表示ですが、最終目的地となる「東京ディズニーシー」が表示されています。
それにしても、行先として表示するだけでも商標を意味する(R)のマークを付けているんですね。
法律的にはどうなのか分かりませんが、知的財産権の管理に厳しいイメージのあるディズニー社関連となるとこれくらい慎重な対応も納得ですね。
あとは係の人に氏名を告げると座席を教えてもらえますから乗車してその席に着席します。
今のところは半分程度の乗車率のようです。
驚いたのが座席についていたコンセントなんですが、なんとUSB電源もついていたんです。
大抵はどちらかのみだと思いますが、両方ついているバスは初めて見ました。
コンセントだとケーブルだけでなく充電器も携行していないといけませんが、そのかわり急速充電器も使えるメリットがあり、一方でUSB電源だとケーブルだけでいいですが、両端がTYPE-Cのケーブルだった場合は使えないため、TYPE-Cの出力のみの充電器+両端TYPE-CのケーブルだったらUSB電源は使えないことになりますから、両方あるとありがたいですね。
そしてバスは発車していきます。
仙台を出ると続いて長町にも停車していきますが、ここでは20分かかります。
電車だったら1駅であり、5分程度なので、最悪仙台から乗車予定で乗り遅れそうになったら電車で追いつける可能性はありますね。
そうして長町ですが、ここでも結構乗って来る人がいました。
長町には地下鉄南北線も乗り入れていますから仙台駅と並んでアクセスがいい駅なんでしょうね。
これでほぼ満席かと思いきやそれでもまだぽつりぽつりと空席があり、更に私の隣も空席でした。
4列シートを選択したので隣にも乗客が来れば狭くなることを覚悟していたんですが、隣が空席となれば広々と使えますね!
長町を出るとこれで乗車地点は終了で、あとは高速道路で関東へ一直線です。
途中で2箇所の休憩があるそうで、1箇所目は福島県の安達太良サービスエリア、2箇所目は埼玉県の蓮田サービスエリアとなるようです。
長町を出ると消灯となり、私もウトウトしつついると、最初の休憩地点となる安達太良サービスエリアとなりました。
なんとウルトラマンがいました!
これは安達太良サービスエリアに近い須賀川市がウルトラマンを生んだ円谷プロダクションの創設者の円谷英二氏の出身地であることや、利用者の多いサービスエリアであり個性を出したいという意味もあって設置されたようです。
それではバスに戻ります。
ここからは本格的に睡眠時間となり、気付けば次の休憩場所の蓮田サービスエリアでした。
やっぱり隣が空席だと快適度が段違いですね。
下手をすれば3列シートより快適まであるかもしれません。
蓮田サービスエリアに到着です。
バスの写真は撮り忘れてしまったようですw
首都圏近郊に位置するサービスエリアとしては大きな施設となっていますが、早朝なのでほとんどのお店が開いておらずそれほど活気はありませんでした。
ちなみに、JR蓮田駅から無料のシャトルバスが出ており、高速道路を利用しなくてもサービスエリアに入ることが出来るようになっています。
PASARというのがサービスエリアの愛称のようなものなんですね。
休憩が終わるとまたバスに戻り、もう少しで大宮です。
気になっていたのがルートであり、東北自動車道から大宮駅へ向かうならば、久喜インターチェンジで降りて県道3号を経て国道16号、国道17号と行くのかと思っていましたが、蓮田サービスエリアに立ち寄っている時点で久喜インターチェンジは過ぎているわけですから、岩槻インターチェンジで降りて行くみたいですね。
岩槻インターチェンジからは県道2号を行けばまっすぐ大宮ですし、早朝ならば道も空いているでしょうから妥当なルートですね。
後ろから
意外にも私を降ろして用が済んだにも関わらずなかなか出発しないで停車していたんですが、時間調整でもしていたんですかね。
あとは降車場所だけなので早発しても問題ないはずなんですけどね。
こちらがバス停のポールです。
場所は大宮駅西口のソニックシティ付近の路上であり、大宮駅までは歩いて5分程度といったところでしょうか。
大宮駅にやってきました。
時刻は4時50分ということで埼玉県最大のターミナル駅といえる大宮駅ですら閑散としていました。
ちなみに、大宮駅に乗り入れる路線のうち、京浜東北線と埼京線は4時台に始発電車があるので駅としての営業は既に始まっていることになります。
なのでこれらの路線で移動するならばそれほど待たずに電車に乗れることになります。
大宮駅のコンコースがこんなに空いているなんて見たことないですw
といったところで乗車記は以上となります。
隣が空席だったこともあって快適に過ごせ、ぐっすり眠ることが出来ました。
それでは!
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