今年も暑い夏の季節となり、暑さが一段と厳しくなっておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 今回、ATSの副管理人の西鉄8000系さん(以下:副管理人)、テクニカルエンジニアのyamanomiさん、そして私、西鉄好きの3名で日帰り旅行に行ってまいりました。一見、鉄道成分が少ないように思えますが、かなり濃いものとなっておりますので、最後までご覧いただけますと幸いです。
まずは日田へ
朝6時にyamanomiを迎えにゆき、0650に副管理人と合流します。 都市高速に入り、太宰府ICより九州道、鳥栖JCTから大分道に入ります。 夏休み中の土曜とあって、混雑を予想して早めの行動を取ったのですが、それほどの混雑もなく、基山SAでの買い物も含め、約1時間で日田に到着しました。
ここで列車を撮ることに。
その後、すぐ近くにある光岡駅に行くことに。
副管理人の駅取材に同行していますと、特急「ゆふ1号」の通過時刻が迫ってきたので、光岡駅で撮影を行うことに。 映像は全てyamanomi撮影です。
これを撮影した後、我々は光岡駅を後にしました。 本当のお目当ては、10時半過ぎに来る「ゆふいんの森」なので、 どこかで時間を潰そう ということで、やってきたのがここです。
三隈川のほとりにある、日田天領水の里「元氣の駅」の隣で展示されているED76と寝台車たちです。3年ほど前から展示が行われているようで、塗装の劣化等があちこちに見られました。 静態保存な上、横からの雨風に晒されているとなると、この劣化も致し方無いものと思います。
http://www.hitatenryosui.co.jp/link/index.php
機関車の運転席に座って記念撮影などをしておりますと、 そろそろゆふいんの森が来る時間が近づいてまいりましたので、先ほどの場所へ向かいます。
台風が接近しているとは思えないほどの青空の中、我々は思い思いの場所でカメラを構えます。
列車通過後、yamanomiに撮った写真を見せていますと、副管理人が良い写真が撮れなかったと悔しそうに申されておりました。 又の機会に、出来れば紅葉が美しい時期に、撮影しに来たいものですね。 なお、私が撮った写真は、ATSの8月のTOP画像に使用することになっておりますので、お楽しみに。
別府へ
「ゆふいんの森」の撮影を終えた我々は、本来の目的地である別府を目指します。
日田から別府までは約1時間。 車内では、アニソンやら嵐やら洋楽やらがごちゃ混ぜに収録されたCDがかけられ、訳の分からない様相を呈しておりました。 別府ICを降り、港へ続く幹線道路を下って行くと、そこには彼女が港に停泊しておりました。
海上自衛隊のイージス艦「こんごう」です。今回の旅の目的は、「こんごう」の艦艇公開に参加するためなのです。 駐車場はあるとのことですが、1230から開放ということで、駐車場が開くまでの時間、どこかで昼食を取ることに。
とり天食べりゅ~ pic.twitter.com/E5HbWF2s4y
— 西鉄好き (@Nishitetsuzuki) 2015, 7月 25
食べ終わった頃には、ちょうどいい時間になっておりましたので、再度こんごうのいる港に向かいます。
「こんごう」乗艦
港に戻り、駐車場に車を止め、百人は並んでいるであろう列に並び、一般公開の時間まで待機します。 私過去に何回か艦艇公開に足を運んだことがあり、
「じんつう」:身体検査・手荷物検査無し 艦橋公開有り 博多港
「みょうこう」:身体検査・手荷物検査有り 艦橋公開有り 関門海峡(下関)
「くらま」:身体検査・手荷物検査有り 艦橋公開無し 関門海峡(下関)
だったのですが、今回の「こんごう」は、身体検査・手荷物検査無しで、艦橋公開はありませんでした。 が、後々見学しておりますと、艦橋から普通の服装をしてらっしゃる方々が何名か見えていたので、関係者(親族・元乗員等)は見学出来たのかな? という感じでした。 私とyamanomiは「みょうこう」の時に艦橋見学をしておりますゆえ、そこまでガッカリしていたわけではないのですが、
!? こんごうの艦橋に金剛さんがイマース! pic.twitter.com/REoUwnfjjs
— なかのさん (@rotekatz) 2014, 4月 6
これが見たくてたまらないのでありました。
イージス艦やあきづき型護衛艦は、旧来型の護衛艦に比べると、角々した印象があります。 それに、上部構造物が船の幅いっぱいまであるのも特徴だと思います。 正式な名称は知りませんので、その辺は詳しい方にきいてもらうこととして、いよいよ乗艦です。
この後、主砲の旋回実演や、ラッパ演奏(起床・食事等)などの展示があり、それを楽しんだ我々は、別府港をあとにしました。
或る列車
再び別府ICから大分道に入り、今度は九重ICで降ります。国道210号線から国道387号線に入り、日田方面に向かいます。 その210号線の途中で私達は或る列車を目撃しました。
試運転なのか乗務員訓練なのかは定かではありませんが、「或る列車」は大分方面へと走り去って行きました。 追いかけて行って撮影したいところではありますが、帰る時間が遅くなりますと、渋滞に巻き込まれる恐れが出てきますので、追っかけは諦め、日田方面に足を進めることにしました。
旧宮原線
国道387号線に入り、町田バイパスを走行中、見慣れぬ看板を発見しました。 (町田駅写真 後日追加予定) あとで調べてみると、国鉄の宮原(みやのはる)線の町田駅とのこと。 このバイパスは、廃止された宮原線の跡地を活用したものとのこと。 そしてこの先、小国で温泉に浸かるつもりが、旅の様相は廃線巡りへと変わっていくのでした。 途中にあった宝泉寺駅は見落としてしまい、麻生釣駅に至っては面影すら見ることができずに進んでおりますと、
北里駅跡を発見しました。 ホームも残されており、線路をくぐるための階段などもそのまま残されていました。 北里駅が、周辺の集落より上の丘に設けられているため、この階段が作られたものと思われます。
その先に進みますと、
なんでこれが文化財なのかというと、これが作られた当時は鉄材が不足しており、鉄筋が入っていないコンクリート橋 というのが珍しいとのこと。
先に進みますと、このような橋を見つけました。土台部分には後から盛ったコンクリの跡があり、その上には土台の割には軽めな橋がかかっています。 登れる所があったので上に登ってみると・・・
その反対側にはトンネルがあり、西鉄好きと副管理人は、yamanomiを車に残し(車上荒らし対策)、トンネルの中に入ることに。
このトンネルは「北里トンネル」という名称で、現在は遊歩道の一部として使われており、後述する幸野川橋梁まであぜ道が続いています。 先ほどの橋は、幸野川橋梁と北里トンネルの間にあるものです。
この日は快晴で、ものすごく暑かったのですが、トンネルの中は涼しく、壁からは水が滴り、下り方向へ流れを作っていました。 不気味なトンネルを抜け、再び車を走らせると、先ほど述べた幸野川橋梁が見えてきました。
上の写真は、①の写真と反対方向を向いて少し進んだ場所で撮った写真。この先に北里トンネルがあます。 歩く気はしませんでしたが。 そろそろ頃合いということで、本来の目的地を目指します。
http://www.hotetu.net/haisen/Kyushu/101009miyanoharusen.html
白岩温泉
熊本県阿蘇郡下城には杖立温泉があり、その中に「白岩温泉」という貸切風呂専用の温泉があります。
副管理人とyamanomiは、温泉宿にあるような風呂をイメージしていたらしく、自分でお湯を溜めて入るスタイルに驚かれていました。 私は家族で何回か来たことがあるので、勝手知ったる白岩温泉 とお湯と水を出し、先に体を洗い湯に浸かります。やはり温泉はいいものです。 二人も気に入っている風だったので、機会があればまた来たいものです。
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