「京王れーるランド」訪問記

今回は「京王れーるランド」の訪問レポートとなります。
時系列としては多摩動物公園の直後となります。

京王れーるランドとは


まずはじめに「京王れーるランド」とは何かという説明から始めたいと思います。「京王れーるランド」は多摩動物公園駅に隣接した鉄道博物館のような施設です。元々は多摩都市モノレール開業に伴う乗客減少を補う目的で始まったもので、鉄道模型や駅名標、乗車券の展示を主としていたようですが、2013年にリニューアルされ、運転シミュレーターや車両の実物展示も加わりました。過去に多摩動物公園駅を訪れた際には時間の都合で訪れることが出来ず、今回ようやく機会を得ることになりました。

早速入館する

前回のレポートは多摩動物公園駅に辿り着いたところで終わっていましたので、そこから再開として、そのまま入館します。


駅舎と一体となっていますが、こちらが京王れーるランドです。


こちらが入口です。


その先に券売機があり、そこでチケットを買えますが、ICカード乗車券を使って購入できる上、券売機は鉄道駅で使われるそれと変わらないものでした。もしかして、駅でお役御免になったやつを再利用しているとかでしょうか。
また、チケットそのものも鉄道の切符のような磁気券になっていて凝っているなと思いました。


入場ゲートも自動改札機というこだわりようw
これも元々は駅で活躍していたやつなんでしょうか。


やはり目玉は運転シミュレーターのようで、子どもたちで大盛況でした。


入口すぐの所には京王バスの車体が展示されています。
この車体は日産ディーゼルの「KC-RN210CSN」という車種で、京王が要望して開発された経緯を持つ小型バスだそうです。


方向幕は宿33という系統で、新宿駅と永福町を結ぶ系統です。


興味深かったのがエンジンルームが見えるようになっていたことです。
バスのエンジンルームなんてバス会社にでも勤めていない限り、見る機会は早々ないですからね。


近くのガラスケースには京王バス関連の品々が並んでいます。
京王バスといえば「中央高速バス」というイメージは強いですよね。


その隣はバスの模型


グッズや幕も展示されていました。
バスの展示も意外と充実していましたね。
ただ、かつて共同運行として関わっていた「はかた号」の展示があればもっと嬉しかったですw


その先にはこれまた鉄道系の展示施設の花形とも言える鉄道模型のレイアウト


走っているのはもちろん京王の電車です。
ちなみに、1回100円で模型の電車を操作する体験もできるそうですよ。


電車のカットモデルかと思ったら・・・


運転シミュレーターでした。先ほどのやつは簡易型といってもいい造りでしたが、こちらは実物の運転台を使って大画面で楽しめるシミュレーターとなっていて、入館料とは別に300円が必要です。


記念撮影用のパネル
子供向けの撮影の制帽の貸出もあるんだとか。


駅名標も用意されていました。


その先にも車両がありました。通勤快速の多摩動物公園行きが実在したのかどうかは分かりませんが、なかなかのネタ行先ですよね。
ちなみに、現在のダイヤでは土休日に下り1本だけ、急行多摩動物公園行きが走っているようですよ。(逆に多摩動物公園から新宿行きはないようです)


で、これは何なのかといえば、車掌体験シミュレーターです。
マイクを使って車内アナウンスをしたり、ドアの開閉といった体験ができるようです。


縦型の駅名標まで用意されていました。


パンタグラフも展示されています。


しかも、上昇・降下を操作できるようです。鉄道イベントでは定番の展示の1つですが、ここに来ればイベント以外でもいつでも楽しめるわけですね(そこまでパンタグラフをいじりたいフェチの方がいらっしゃれば・・・ですがw)


↑こちらは動画も撮りました。


こちら、発電所から電車までの電気の流れを説明するパネルです。


↑面白いのがLEDの点滅で分かりやすく表現していたことです。というわけで動画をどうぞ


モーターの実物展示です。


内部が見えるようになっています。


このハンドルを回して電機子が回転する様子を見ることが出来ます。


↑こちらも動画でもどうぞ

と言ったところで1階は見終えましたが、2階もあるようなので行ってみます。

2階へ

というわけで2階へ上がるわけですが、階段にも展示がありました。


HOゲージよりも更に大きなスケールの模型がありました。


上に上がると何故か「電車でGO!」がw
「電車でGO!」シリーズでは京王を収録した作品はなかったはずですが、ゲームセンターなどで見かけることはほとんど無くなった昨今、見かけたら懐かしいからちょっとやっていこうかとなりそうですし、そういう狙いで置いているのかもしれませんね。


プラレールの展示


1000系がずらりと並んでいました。実車もカラーバリエーションがかなり多く7色あるのですが、プラレールでも網羅されているのはすごいですね。
メーカーとしては色を変えるだけで商品バリエーションが増やせるわけで、ありがたい存在だったりするんでしょうかw

この先は子どもたちがプラレールで自由に遊べるブースや「アスれーるチック」といういわゆる子供向けの遊び場が用意されていたりしますが、これらはスルーして残りの展示を見ていきます。


奥にあったのが制服やヘッドマークなどの展示でした。正直2階は子供向けのものしかないと思って引き返そうと思っていましたが、一応最後まで来て正解でした。


往時を知る方や熱心なマニアなら垂涎モノの品ばかりですね。


フォントといい質感といい、時代を感じさせます。


多摩動物公園のヘッドマークではライオンのイラストなんですね。
そういえば、ここへ来る時に聞いたサーバルちゃんアナウンスでも、多摩動物公園が国内で初めてライオンバスによるライオンの展示を実施したと言っていましたし、当時はライオンが目玉だったんでしょうね。
あと、「K.T.R」の銘板もありますが、京王電鉄がかつて京王帝都電鉄という名前だった時代にこのような略称が用いられていたようです。昔は鉄道会社が3文字のアルファベットを省略名称として使用することが多かったそうですが、最近ではほとんど無くなりましたよね。
ちなみに、私個人としてはKTRだと北近畿タンゴ鉄道というイメージが強いです。


京王も色んなヘッドマークがあったんですね。

という所で屋内展示は終わりですが、まだ屋外展示が残っています。

屋外展示へ

屋外展示は屋内とは別でして、一旦ゲートを出て外に出ないといけません。
しかし、入場チケットは共通となっており、先程買ったチケットでそのまま入場できます。
また、チケットは1日フリー券の扱いになっているらしく、屋外を見てからもう1度屋内展示に戻る(あるいはその逆)といったことも出来るようです。


屋外展示もやっぱり自動改札機でした。


展示スペースを取り巻くようにミニ電車が走っています。
今日は雨天のため”運転見合わせ”だそうですが、晴れの日は1回100円で乗れるんだとか。


ここにも縦型の駅名標がありました。


まずは6000系


3000系


方向幕は吉祥寺行き


5000系ですが、高尾線開業記念列車を再現しているようです。


2010系


方向幕は多摩動物公園行きでした。


ここでは最古参の2400形
京王線がまだ京王電気軌道という会社により運営されていた時代の車両だそうです。
ちなみに、2010系と2400形は緑色の塗装ですが、これらのような古い時代の車両を塗装色に因んで「グリーン車」と呼ぶんだそうです。これは全く知らなかったので、今回勉強になりました。


車体にはしっかり「K.T.R」の文字が入っていました。


2400形はなんと車内にも入ることが出来ます。


流石に老朽化が著しいのでごく一部分しか立ち入れないようですが、それでも完全立入禁止にせずにおいてくれているのはありがたいです。


このドアも独特なものですね。


こちらは2010系の車内です。ちょっと古めかしいですが、まだ地方に行けば味わえそうな雰囲気ですね。


車内にも若干展示物が陳列されていました。


車内に扇風機があるのも過去の光景となりつつありますね。


妻面が見られるのは博物館ならではですよね。
こちらは3000系


5000系です。


ミニ電車は車庫(トンネル?)で休憩中でしたw


ミニ電車の駅部分


この標識だけやけにリアルw

と言った所でレポートは以上!
最後に感想みたいなものを書いて総括としますと、入館料も安いですし、全ての展示を見ても1時間もあれば見終われる程度のコンパクトな施設というところで、動物園線の乗りつぶしや多摩動物公園のついでに立ち寄るにはうってつけだと思いました。
貴重な展示物も多く鉄道ファンでも楽しめる要素はあったのですが、どうしても子供向けという印象が拭えない部分もあり、より掘り下げた展示や知識を求めるコアなファンには物足りなく感じるかもしれません。また、私が行ったのが日曜日だったせいもあるでしょうが、子どもたちがはしゃぎまわっていたため落ち着いて見ることができなかったというのも正直なところ・・・落ち着いてじっくり楽しみたい方は平日の訪問のほうがいいかもしれませんね。

いつもなら1万字超えがデフォルトな私の記事としては異例の4000字弱で終わる短編レポートとなりましたが如何だったでしょうか?
この次はまた遠征がありますので、長編になる予定ですが、お楽しみに!

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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