京王でサーバルに会いに行く

今回は東武動物公園のイベントに引き続き2度目の「けものフレンズ」ネタの記事として、京王電鉄と多摩動物公園のコラボを取り上げていきます。

今回のコラボ企画とは


今回のコラボ企画の中身ですが、京王電鉄、多摩動物公園、井の頭自然文化園がタイアップしてスタンプラリーを実施するというのがメインです。その他は京王電鉄では動物園線の列車で特製ヘッドマークの装着、及び特定日限定でサーバル役の尾崎由香さんによる特別アナウンスの放送が行われ、多摩動物公園、井の頭自然文化園では「けものフレンズ」とタイアップした特製パネルの設置が行われます。特に京王電鉄のコラボは鉄道事業者としては初めて(のはず?)の事となりますから、鉄道ファンにしてフレンズの私としては見逃すことはできなかったわけです。
なお、実施期間は9月21日から10月22日となっており、当記事公開時点では既に終了しております。悪しからずw

注意事項

この手の記事ではお約束になりつつありますが、この記事は「けものフレンズ」の内容をご存知であることを前提とした記述を多く含み、また、いわゆるネタバレ要素も含む可能性がありますので、未視聴の方はその点をご了承の上でご覧願います。

まずは高幡不動へ

多摩動物公園へのアクセス路線である京王動物園線の起点となる高幡不動を目指してまずは移動します。
そういえば、京王新線には乗っていなかったことを思い出し、都営新宿線からそのまま京王新線を経て笹塚までやって来ました。


数を減らしつつある10-000形にいきなり遭遇しました。
せっかくなら乗りたかったなぁw


↑私が乗ってきた列車は当駅で特急退避をするようなので通過シーンを撮りました。


そして、後続の準特急で高幡不動へ向かいます。


高幡不動に着くと早速お目当ての特別列車がいました。
この特別列車でサーバルちゃんによるアナウンスが流れるのと、特製ヘッドマークが付いています。
案内のスタッフが立っていますが、実は所定の動物園線の列車とは別に運行する関係上、乗り場も所定の動物園線の乗り場ではないこともあってこのような体制になっているようです。


動物のラッピングがされているとはいえ、普通の7000系なのにヘッドマークがついているだけでみんな熱心に撮っていましたねw


そして、肝心なヘッドマークですが、今週はヤマアラシちゃんです。
実はヘッドマークは全4種類用意されており、週替りで交換される方式だったのですが、流石に毎週撮りに来る気力はありませんでしたw
まだ発車まで少しあるので反対側からも撮ろうとコンコースに上がると・・・


ここでもサーバルちゃんがお出迎えしてくれてました。


無事反対側からも撮ったらいよいよ乗車です。


ちなみに、動物園線の車両は元々動物のデザインの内装となっています。
今回のイベントで初めて動物園線を利用したという人は、これもコラボの一環かと思ったかもしれませんが、隠しフレンズとかいたら面白かったですよね。

動物園線特別アナウンス

それでは、最初の目玉のサーバルちゃんの特別アナウンスを聞きつつ多摩動物公園駅へ向かうとしましょう。

↑というわけで、ここでアナウンスを公開します。
なお、スピーカーにマイクを向ける形ではなく座席にレコーダーを置く形での収録であり、アナウンス部分以外をカットするなどの編集はしていません。しかし、車内は静かでアナウンスの音量も大きめだったのではっきり入っていると思います。


多摩動物公園にやってきました。以前にも来ているので駅取材はしないつもりですので駅名標だけw


スタンプラリーのポスター


定期列車の3分前に特別列車のスジを入れているために3分・17分と運転間隔がめちゃくちゃになってますw
ていうか、この手のイベント系の列車は混み合うことが予想されるんだから、所定の列車の後追いで走らせたほうがいいのではないかと思いました。

さて、それでは多摩動物公園へ向かうことに・・・しませんw
実は特別アナウンスが聞ける列車は1日6往復しか運転されず、復路でも特別アナウンスの列車に乗ろうと思うと多摩動物公園には1時間もいられるかどうかという滞在時間になってしまうのです。往路での放送内容からして復路はまた違った放送パターンが用意されている気がして、このまま折り返し乗車して復路バージョンも聞いてみることにしたのですw
あ、ちゃんと改札は出て正規運賃を精算していますので誤解なきように・・・

↑多摩動物公園→高幡不動です。ちゃんと違うパターンが用意されていました。

アナウンスに関してですが、敬語での真面目な案内の部分とキャラクターの口調の部分が混在してチグハグな印象はありましたが、ちゃんとキャラ声で喋ってくれていたし、フレンズなら反応してしまうようなワードも散りばめられていて楽しめたと思います。欲を言えば合計4日間なんてケチなことをしないでスタンプラリー期間中は毎日実施するとかしてくれたら嬉しかったです(わざわざ休暇を取って収録に来たのはここだけの話)
まあ、版権とかの関係で毎日だと使用料が高額になってしまうといった事情はあるのかもしれませんね。


再び多摩動物公園駅に戻ってきましたが、駅前のギフトショップ「たまどう」は改装工事中でした。
営業はしているようなので帰り道に寄ってみましょう。


あと、京王れーるランドも併設されています。こちらは多摩動物公園の見学後、時間があれば寄るつもりです。

というわけで、いよいよここから多摩動物公園です。
なお、これ以降鉄分はありませんので悪しからずw

多摩動物公園へ入場

駅からは道路をまたいですぐの所にある多摩動物公園にいよいよ入場です。
まず驚いたのが入場料の安さです。参考までに以前に訪問した東武動物公園と比較してみますが、東武動物公園は入園料が1700円で、乗り物やプールは別料金という料金体系であり、動物だけを見て帰るならば1700円ということになりますが、多摩動物公園はなんと600円!
東武動物公園は民間資本による施設ですが、多摩動物公園は東京動物園協会という公益財団法人が運営しており、実質公営の動物園というところで利益よりも市民に学びや娯楽を提供することに主眼をおいて安い入園料を設定しているのかもしれませんね。(例として東武動物公園を上げましたが、入園料の設定を批判する意図はありません)


生憎の雨で来場者は少ない様子のため、券売機も空いていてあっさり入園できました。


入場ゲートのところにあったこの張り紙・・・内容は再入園が可能であることをお知らせしているだけですが、早速「けもフレ」に乗っかってますねw


入園するとバス停のような構造物が見えてきました。
実際にこれはバス停でして、園内のシャトルバスが運行されているそうですが、現在は園内の工事のため迂回運行をしておりこのバス停は使われていないんだとか。
東武動物公園での「アニ丸ぶーぶー」みたいなものですが、あちらは専用道路を走行して一般来場者の動線とは分けていましたが、ここのシャトルバスは一般来場者も歩ける道路を走行するという点では違いがあるようです。
あと、運賃が無料なのが嬉しいです。


様々な動物が見られる多摩動物公園ですが、やっぱり真っ先に会いたいのはサーバル。
案内に従って進むとこんな橋が見えてきました。
自動車通行禁止の標識が立っていますが、公営だけに園内でも正式なデザインの道路標識を採用しているんですかね。


ちなみに、橋の名前はとんぼ橋だそうです。
公道の橋でもこういう名前の橋をたまに見かけますが、ここは動物園だけに生き物の名前を使っても違和感ありませんね。


なんだかおどろおどろしい警告が・・・スズメバチ注意とのことです。


いっぱいいるー!
捕獲用のトラップなんでしょうが、これは流石に怖い・・・というわけでそそくさと先を急ぎます。


日本っぽくない外観の「ばすてきなもの」、もといバスそのものが置いてありました。
休憩室として使っているんですかね。


サーバルのいる場所が近づいてきたようです。


作り物ですがチーター


このライオンも作り物

この区画はチーター、サーバル、ライオンがいるところなんですが、サーバルの像はありませんでした。「けものフレンズ」ヒット以前ならチーター、ライオンの知名度に比べたらサーバルはマイナー動物だったでしょうし、仕方ないですね。


あそこがサーバルの居場所のようですね。
熱心にカメラを構える人も何人かいますし、間違いありません。
ところが、いくら探してもサーバルは見当たらず・・・聞けばちょうど個体の入れ替えをするタイミングだったらしく、もう少し待てば出てくるとのことで待つ間、チーターを見てくることに。


すばしっこっく動き回るのでブレた写真しか撮れませんでしたがチーターです。


あと、これも撮らねばなりませんね。
コラボ企画の一環でけものフレンズとのタイアップをしたパネルが展示されるのですが、これがそうです。
東武のときと違って全ての動物に特別パネルが用意されるわけではないようですが、見つけたら撮っていきたいと思います。


ちなみに、サーバルにも当然パネルがあります。
作中では主人公的な扱いですし、置かないほうがおかしいくらいですね。


ついにサーバルとご対面ですが、雨のためか草むらに隠れたまま。
やっぱり動物でも濡れるのは嫌なんでしょうね。


このまま動いているサーバルは見られないのかと思っていると急に動き出しました。
普段の被写体である列車は動く方向やタイミングが規則的で予想しやすいのですが、動物はいつどのように動くかが予想しづらく撮影には難儀しましたw


あ、こっちきた


からの・・・爪研ぎ
こうしてみると思ったより細長いですね。
しんざきおにいさんが「細長い個体で~」と言っていたのも納得。


そして、キノヴォリ!
それにしても、尻尾の模様とか完全にサーバルちゃんですね。東武のときにも思いましたが、フレンズのキャラデザインも秀逸ですよねぇ。


この座り方は実に猫らしいです。


サーバルは犬っぽい性格だと言われることもあるらしいですが、仕草は完全に猫ですね。


特徴的な大きな耳が見えるアングルを模索してみました。


↑動画も撮りました。


↑動画その2

みんみーの補給も済んだので、あとはせっかく来たのですから他の動物も見て回りましょう。


お次はアフリカゾウです。


こちらもフレンズパネル完備


アフリカゾウも迫力ありましたが、近くにあったバオバブの木もインパクトありました。
バオバブと聞いてもピンとこない方もいるかもしれませんが、1話でサーバルちゃんたちがキノヴォリ!していた木です。
ここでは中にはいって象を見学できるようになっているようですが、こんな形で見られるとは思いませんでした。


「あなたは・・・ヤギね!」でお馴染み、キリンのパネルもありました。


「3つ子なら可能!いっそ、4つ子でも!」なんて言っていたら、いっぱいいましたw


お次はコアラ


なかなかこっちを向いてくれませんでしたw


続いてはタスマニアデビルです。


アニメでは2話でちょこっとだけ登場しただけでしたが、アジアの動物園ではここが唯一タスマニアデビルを飼育しているんだそうですよ。


雨のせいもあってうまく撮れずw


トキさんが現れそうな雰囲気のこの施設、送電線でもロープウェイでもなさそうですが・・・


オランウータンの散歩用のケーブルだったようです。
なお、散歩は時間が決まっているらしく今回は時間が合いませんでした。


しばらく行くとまたバスが置いてありました。


なるほど、元々はライオンバスだったんですね。しかも電気自動車だとか。


運転席もそのまま残されていました。
ラッキービーストのぬいぐるみとか置いてくれてたらそれっぽかったですね


タイリクオオカミさんがいるようなので行ってみましょう。


こうしてみると何だか犬っぽいw

それにしても、タイリクオオカミはアニメにも登場したのにパネルなしなんですねw


ここで通りがかったのがシャトルバスです。
元々のライオンバスの塗装を意識したようなデザインにはなっているようですが、車種は普通のマイクロバスのようです。
気になったのは園内専用の車両でありながらナンバープレートがついていることですが、整備などの都合で公道を走ることもあるとかでナンバープレートを取得しているのかもしれませんね。

といったところでそろそろ撤収です。ご紹介は割愛した動物たちも見学していると随分時間が経っていました。
最後に立ち寄ったギフトショップでは、けものフレンズのBGMが流されていて、列車内で流れていたのと同じ尾崎由香さんのアナウンスが時折流れていたのですが、そこまで乗っかっておいてけもフレグッズが1つもないというw

あとは、「しんざきおにいさんによるサーバルガイド」とかあったら人気が出そうだなと思いましたが、東武の時はフレンズガイドの合間に駆け足で動物を見て回ったという感じだったのに対して、今回はそういうイベントがなかったことで逆にじっくりと動物を見られて動物園本来の楽しみ方が出来たというのはありますから、どっちがよいかは難しいところですね。

そうそう、多摩動物公園では7種類のフレンズパネルが用意されていたようですが、帰ってきて写真を確認すると6種しか見れていないようでした。もうスタンプラリーも終わってしまったし、これは「またやってしまったねぇ~」


駅に戻ってスタンプラリーの景品交換所です。
まあ、私の場合、多摩動物公園と駅の分は押せても、井の頭自然文化園と吉祥寺駅にも行かねばなりませんから、コンプリートは無理そうですけどねw


そういえば、井の頭自然文化園にはフェネックがいるそうですね。
スタンプラリーとは無関係にいずれ行ってみたいです。


記念写真の機械は京王の電車みたいな外観になっていましたw


多摩都市モノレールを撮って申し分程度の鉄分を補充したらレポートを一旦〆させて頂きます。

この後は京王れーるランドへ立ち寄ったのですが、それは別記事として追ってレポートしておきます。
最後までお付き合いありがとうございました。
~追記~
京王れーるランドのレポートも公開しました。

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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