今回は「艦隊これくしょん-艦これ-」と「八景島シーパラダイス」とのコラボイベント「ズイパラ」へ参加しましたのでそのレポートとなります。
また、そのアクセス路線となる「金沢シーサイドライン」でも、コラボ企画が実施されたためそれのレポートもしようと思います。
注意事項など
今回のレポートは「艦これ」を知っていることが前提となる記述が多く含まれるため、ご存知ない方には向かない記事だと思います。その点をご承知おきの上ご覧下さい。また、6月2日まででイベントは終了していますからこれから参加する方の参考には全くならない記事になるでしょうが、行きたかったけど機会がなかったという方が内容をざっくり把握するなんてケースでお役に立てればと思います。
なお、、6月1日に金沢シーサイドラインで事故が発生し数日間に及ぶ運転見合わせとなる事態が発生していますが、この活動はその事故以前に実施したものであり、また事故以前から書き溜めていたものとなりますので、そのまま公開させて頂いております。そのため、記事中での記述では事故への言及はしていませんが、もし事故に遭われた方などで、シーサイドラインに関連する記述を読むことでそのトラウマが蘇るなど不都合がある方は閲覧をお控え下さい。
コラボの内容
それではまずはコラボ企画の中身について説明しておきましょう。
「八景島シーパラダイス」においては、「ズイパラ」(後段作戦は「レッパラ」ですが便宜上当記事では「ズイパラ」で統一します)と称して瑞雲祭りを開催し、施設内に艦娘のパネルの設置、スタンプラリーの開催、特定日のみですが声優さん達を招いたステージイベント、そして目玉として実物大「瑞雲」の展示、更に今回から追加で実物大「烈風」も展示されます。
細かい部分はレポート本文を見てもらうとして、続いて「金沢シーサイドライン」についてですが、金沢八景駅・新杉田駅・八景島駅にて、ポスターやパネルの設置、特定編成において艦娘の声による車内アナウンスの放送、及び八景島駅でのホームの放送を艦娘の声にするという内容です。
まずはシーサイドラインへ
八景島シーパラダイスへ向かう前に、まずはシーサイドラインのコラボから見ていきましょう。
また、シーサイドラインの金沢八景駅は最近京急の駅に直結する形で移転しているので、それの取材も兼ねることにします。
なお、シーパラダイスのレポートだけ見たいという方はスキップして下さい。
京急の駅を出ると本当に目の前にシーサイドラインの駅がありました。
以前訪れた時は一旦地上に出て道路を渡った先だったので乗り換えが大変だったのを覚えていますが、これは便利ですね。
一方、こちらが京急の入口です。
京急の駅舎も最近橋上化されたものであり、シーサイドラインの直接乗り入れはそれに歩調を合わせたものということになります。
発車標は最近多い液晶モニターでした。
京急といえばパタパタのイメージなのでこれはちょっと馴染めないw
券売機を撮ったら先を急ぎましょう。
シーサイドラインは日中でもかなりの頻度で走っているので1本乗り遅れたくらい何ともないのですが、今回ばかりはそうも行かない理由がありました。
というわけでさっさとシーサイドラインの駅へ入ります。
ここで1日乗車券を買って早速乗り込みます。
この新しい金沢八景駅へは初めて訪れますが、新杉田駅なんかとあまり変わらない構造ですね。
流石に旧金沢八景駅よりは立派ですけどw
ホーム側から改札を振り返ります。
当然京急線の乗換案内がありますが、長らく仮駅で不便な乗り換えを強いられていたことを思えば、この案内も心なしか誇らしげに見えますw
ホームです。
1面2線となっていますが、まだ仮駅の撤去が完了しておらず、片側の線路しか使用できない状況なので、当面の間片側のみを使用する運用になっているようです。
駅名標がホームドアの上にあるのはシーサイドラインの標準的な配置ですね。
鉄道にはあまり興味はない提督の皆さんはお待たせしました。
ここからいよいよ艦これコラボの内容に入っていきます。
金沢八景駅にて一番の目玉となっているのは「磯波」がシーサイドラインの制服を着た姿で描かれたパネルの設置です。
思いっきりホームドアを塞いでいますがこちらのホームは前述の通り使っていないので大丈夫なんでしょう。
それにしても、艦娘に鉄道員の制服を着せると結構似合うなと思ったと同時に、鉄道むすめに見えてくるのは私だけでしょうかw
それからポスターの掲示もあります。
公式にはパターンB「ご利用いただき」だそうです。
そして、パターンA「母港に帰還」
これらのポスターは数量限定で販売もされていたそうですが、多くの提督たちが殺到してあっという間に完売したそうですw
それでは乗り込みます。
平日のお昼という比較的利用者の少ない時間帯だったこともあって余裕で運転席に座ることが出来ました。
シーサイドラインは完全自動運転であり運転台にも乗客が座ることができるという特徴がありますが、なんだかんだ人気の席なので座りたければ早く並んだほうがいいでしょう。
それでは発車です。
ところで、どうして駅取材を簡単に済ませてでも乗車を急いだのかと言うと、艦娘の声による車内アナウンスは特定の編成限定で実施されており、34編成が「村雨」、35編成が「翔鶴」の声になっていました。運用も公式サイト上で公開されていたので走る時間は分かっていたのですが、同じ編成が戻ってくるのに1時間程度かかるため乗りそこねると1時間ロスしてしまうということもあって急いでいたのでした。
ちなみに、「村雨」の声が聞ける34編成は朝ラッシュが終わると夕方まで車庫でお昼寝する運用だったため、帰り際に乗ることにして、「翔鶴」が担当する35編成に乗車します。
↑旧金沢八景駅の記録も兼ねて展望動画を撮りました。
「翔鶴」の声も聞けますので是非再生してみて下さい。
動画を再生していただいた前提で話をしますが、声こそ間違いなく「翔鶴」ですが、アナウンスの内容は通常の放送と全く同じであり、会場最寄りの八景島駅ですらイベントへの言及がなかったのはちょっと残念です。
まあ、札幌市電の「雪ミク電車」に比べればちゃんとキャラ声を作っていたので、その点は評価したいですね。
終点の新杉田駅に到着です。
って、会場最寄りは八景島駅じゃないの?とお思いの方もいるでしょうが、実はせっかくのコラボアナウンスを全パターン聞きたくて全区間1往復することにしたのでしたw
そういうわけで、このまま金沢八景駅へ引き返します。
帰りは展望席は遠慮して普通の席にしたのですが、旧金沢八景駅付近を横からのアングルで撮りました。
軌道上に色々資材が置かれている光景もある意味ではレアですよね。
金沢八景駅についたらすぐに折り返して八景島駅を目指します。
やってきました八景島駅
今回のイベントの会場でもある八景島シーパラダイスの最寄り駅ですから訪れたことがある人も多い駅だと思いますが、新交通システムゆえか小さい写真ではどこの駅か分からないほど統一的なデザインですよね。
気になったのが屋根の構造です。
よく見るとメッシュ状の構造になっているんですね。
熱気をスムーズに排出して風通しを良くする工夫でしょうか。
扇風機までありましたw
新交通システムの駅には似つかわしくない気もしますがw
乗り場案内ですが、新杉田・金沢八景という駅名を使わないで接続する路線名であるJR線・京急線という案内方法なんですね。
当駅はシーパラダイスを訪れる人の利用が多いでしょうし、京急かJRに出られるという情報を提供したほうが分かりやすいということなのでしょう。
これもコラボかと思ったら鉄道むすめでした。
シーサイドラインは元々鉄道むすめを大々的にプッシュしていて駅のあちこちにいますからねw
さて、当駅では駅のアナウンスもコラボしていて、1番線は「村雨」、2番線は「時雨」となっており、もちろん収録したのですが、ちょっと問題がありまして音源の公開は差し控えたいと思います。
理由は一緒に流れるメロディでして、オフコースの「言葉にできない」と、小田和正さんの「たしかなこと」が採用されていて、どちらももろに版権曲なのでこれをネット上に公開することは著作権に引っかかる可能性が高いという判断になりました。
メロディの部分だけカットすることも考えましたが、部分的にアナウンスと重なっているので完全に消すことは出来ないし・・・ということで公開は差し控えました。
YouTubeやニコニコ動画で検索すればアップされている動画もあるかもしれませんので、どうしても聞きたい方は検索してみては?
というわけで、コラボアナウンスは記事の方ではスルーしてホームから出ます。
シーパラダイスに因んでか階段は海の生き物たちでした。
八景島駅はパネルやポスターはないのかと思ったら階段にありましたw
脇にはシーパラダイスの客を当て込んだであろうお店がありました。
それでは、シーサイドラインとは一旦お別れしてシーパラダイスへ行きましょう。
いざ!ズイパラへ
スキップした方もそうでない方もお待たせしました。
いよいよシーパラダイスへ向けて抜錨します。
よく見るとズイパラ仕様の旗になっていました。
早くも瑞雲祭りの気分が盛り上がります。
愉快な音楽を流しながら現れたのはバスでした。
駅と園内を結ぶシャトルバスとかでしょうか。
橋を渡るとメリーゴーランドが出てきました。
って、あれ?まだ入場ゲートを越えていないはずなんですが・・・
実は八景島シーパラダイスは入場料というものは存在せず、園内に4つある水族館と、有料のアトラクションに乗る場合だけ料金が発生する仕組みなので入るだけならタダなんですね。
過去2回の瑞雲祭りは、1回目の富士急ハイランド、2回目のよみうりランド共に入場料が必要なシステムだったのでこれは驚きました(※富士急ハイランドについては瑞雲祭り実施以後に入場料不要でアトラクションのみ有料という形態に移行しています)
色んなアトラクションがあって、完全に遊園地の中ですが、ここまで来るだけならタダですw
艦娘パネルもあちこちにいます。
よみずいランドの時は基本的にスタンプラリーのスタンプがある場所に目印として設置されている感じでしたが、今回はスタンプラリーに関係なく色んな場所に設置しているようですね。(これが後々響いてくることに・・・
確か前回はアトラクションの中に設置されていて撮影が難しかったのですが、今回は撮りやすい場所にいてくれました。
本来は駅から歩いてくるとこの屋根がついた通路に出て、そこがチケット売り場への最短コースなんですが、私はだいぶ寄り道してしまいましたw
羅針盤のせい・・・ということにしておきましょうw
その先には・・・いました!瑞雲!
なんだかんだ、私は瑞雲祭りに参加するのは3度目であり、この瑞雲を拝むのも3度目ということになり、あまり目新しさを感じなくなっているのはありますが、実は今回は史上初のことが1つあります。
それは・・・瑞雲をタダで見られる初の機会ということです。今まではいずれも入場料を払わないと入れない部分に置かれていたので瑞雲だけ見れればあとのコラボ企画は一切興味ないという人も入場料は必須だったのですが、前述の通りシーパラダイスにはそもそも入場料がないため、本当に瑞雲を見るだけでいいなら1円も使わずに済むということになります。
まあ、よほど近隣に住んでいるとかでなければ、せっかく来たのですからお金を払っても他のコラボも楽しんだほうがいいと思いますけどね。
東京ビックサイトに似ている気がしないでもない建物全体を撮ってみました。
「アクアミュージアム」という施設で、シーパラダイスの中でも最大規模の水族館となっており、海の動物達によるショーもここで見られます。
今回のイベントでは「提督専用チケット」なるものが発売されており、コラボ企画を楽しむならばこの専用チケットが必須となっています。
ネットでの事前販売と当日券の2種類がありますが、事前購入のほうが若干安い以外は違いはないみたいです。
ここでチケットについても説明しておきましょう。
専用チケットは甲種・乙種・丙種の3種類が発売されており、甲種は水族館の入場券にアトラクション乗り放題パスがセットとなっており、乙種は水族館の入場券+F作業での2匹分チケット、丙種はアトラクションの乗り放題のみとなっており、どの範囲を楽しみたいかで選択できるようになっています。
フルに楽しむならば甲種、アトラクションは乗らないなら乙種、逆に水族館は見ないなら丙種といった具合ですね。
なお、後段作戦から投入された実物大「烈風」は「ふれあいラグーン」という水族館施設内に展示されているので、これを見たいならば甲種か乙種のどちらかを買わないといけません。
窓口で「提督専用~」と申し込むのはちょっと恥ずかしくもありましたが、逆にこういうイベント以外で男一人でこういうレジャー施設に来るのもまた勇気がいりますからねw
私はアトラクションに乗るつもりはないので乙種を選択しまして、チケットを受け取りました。
水族館の入場チケットに、F作業用のチケット、更に記念品引き換えチケット、最後に分厚い紙でできた提督専用チケットが渡されます。
スタンプラリーの台紙を買うときや限定コラボフードを注文するときには提督専用チケットの提示が必要らしく、これらの企画はチケットを買わないと参加できない仕組みのようですw
記念品引き換えとスタンプラリー台紙を入手すべく「カーニバルハウス」というところへ向かいます。
ようするにゲームセンターですね。
こんな艦娘いたかな・・・と思ったらフレンズでしたw
シーパラダイスには海の生き物がたくさんいますし、ちゃっかり乗っかっていたんですねw
こんなのも出ていたんですね。
言わずもがなで瞬殺で完売したようですがw
手書きの案内が出ていました。
これは、関係者にも提督がいるのかな?w
ゲームセンターのカウンターにて提督たちの受付も扱っているようで、ここで記念品を受け取ります。
速吸のアクリルスタンドと日向の衣装の柄のピンバッジとなっており、全員に配布されるにしては豪華だなと思うも、提督専用チケット自体が通常の入場券より割高に設定されていて、私が買った乙種の場合、通常の水族館のみのチケットが3000円なのに対して、4300円するんですよねw
乙種の場合F作業のチケットも込みなので、それを考慮する必要はありますが、グッズ代はしっかり取られているということは確かですw
でも、イベント参加の記念になるものが手元に残るのは純粋に嬉しいですし、私はいいサービスだと思いましたけどね。
ここでスタンプラリーの台紙も買いますが、今回は500円です。よみずいランドでは300円でしたのでちょっと値上がりしていますが、今回の景品は日向か瑞雲の柄が入ったステンレスカップなので、それを思えばむしろ安いのかな?
これにて出撃準備も整いましたので、外へ繰り出しましょう。
広い園内には色んなコラボがあるのでどれから回ろうかと悩みつつガイドマップを眺めていましたが、やっぱり後段作戦の「レッパラ」の目玉である実物大「烈風」を見に行こうということになり、「烈風」が展示されている「ふれあいラグーン」へ向かうことにします。
道中で出会った艦娘たちをダイジェストで・・・(決して1枚1枚説明をつけるのが面倒だったわけではないw
海辺の桟橋のような場所に出ました。
ここを抜けていくと「ふれあいラグーン」へいけます。
さっき桟橋みたいな~という形容でこの場所を説明しましたが、本当に船が停泊していました。
どうやら、遊覧船みたいなのが運航されているようですね。
普通に記念撮影用なんでしょうけど、こんなオブジェがありました。
楽しそうな雰囲気に思わずゲーム中では敵のはずの深海棲艦も遊びに来ちゃったようですw
ここからも望遠で頑張ればちらっと「烈風」が見られます。
もっと近くで見たい人は甲種か乙種の提督専用チケットを買いましょうw
それか、別にコラボフードも食べないしスタンプラリーもやらないって方なら普通の水族館の入場券を買うって手もありますかね。
そんなこんなで「ふれあいラグーン」に到着です。
名前の通り、海の生き物とのふれあいをテーマにした施設で、”ラグーン”というのはイタリア語で砂州や珊瑚礁によって外海と分断された水域のことを指す地理用語だそうで、日本語では潟湖や礁湖となるそうです。
その前にも艦娘発見!
スタンプもあるようなので早速押しちゃいましょう。
ところで、誰だっけこの子・・・と思っていたら「瑞鶴」みたいです。
例えるならば、制服姿しか知らない同級生や同僚を私服で見かけて一瞬誰か分からないみたいな感じでしょうかw
中に入るといきなりイルカのジャンプに遭遇
しかも、プールの端に来たタイミングなら触れるらしいです。
おっと、なんか普通に水族館を楽しむ流れになっていましたが、「烈風」を見に来たんでしたね。
こちらが「烈風」です。
私もそんなに詳しくはないので特徴とか細かい解説はできないですが、「瑞雲」が水上機ということでフロートを装備していたのに対して、「烈風」は艦上機でありランディングギアがあるというのがすぐに分かる違いですね。
なお、この「烈風」は柵で仕切られた場所に展示されており、「瑞雲」ほどは近づいて見ることは出来ないのですが、土日限定で別料金のチケットを買えば近くで見学できたようです。
私が行った日は平日であり対象外でしたし、何より柵越しでも普通に見られたので追加料金を払ってまで近くで見たいとは思いませんでしたねw
目的も果たしたのでそろそろ出ましょう。
お次は・・・
F作業
さっきから何度か出ていたワードですが、何かの暗号か?と不思議に思っていた方もいるかも知れませんね。
まあ、提督ならば常識と言っていいことかもしれませんが、一応解説しますと、旧日本海軍や現在の海上自衛隊における「F作業」という言葉は「魚釣り」を指す隠語となっています。
なんで隠語を使っていたかと言うと、本来軍艦で魚釣りは禁止されていましたが、非番の人員が暇つぶしにこっそりやっていたということのようです。実際のところ艦長も黙認していたなんてケースも多いようですが、人間味が感じられるエピソードですよね。
入るのはこっちです。
「うみファーム」という施設であり、ここで「F作業」が出来ます。
釣り人スタイルの「佐渡」がいました。
ここもスタンプがあるので推しておきます。
桟橋みたいな通路の先に「うみファーム」があります。
こちらも入場料が必要であり、提督専用チケットなら甲種か乙種いずれかが必要です。
受付を済ませると通されたここは「フィッシングスクエア」というところで、ようするに釣り堀ですね。
私が訪れた日は鯵と真鯛を釣ることが出来たのですが、チケットに付属しているのは鯵2匹分の料金ですし、真鯛は1尾で1780円も取られるのでやめましたw
なお、甲種チケットではF作業の料金が入っていないのですが、甲種を買ったけどF作業もやりたい人は別料金で払えば可能です。
参加料は620円(釣り竿・バケツ・餌代込み)に魚を釣るごとに料金が発生します(鯵なら1尾190円)
「曙」も一緒でした。
釣果が悪いと「クソ提督」って言われそうw
この通り他のお客さんは少ないですが、おかげでのびのびと釣りができそうですね。
実は私、魚釣りは小さな頃に行った覚えがある程度で、大人になってからは全くしたことがなく、釣り竿の扱いなど覚束ないところもあるので、人が密集している場合はやりづらいなと思っていたのですが、これなら一安心です。
こっちが釣り竿です。
リールすら付いていない簡素なものですが、本格的な海釣りをするわけでもないですし、十分でしょう。
早速生簀に糸を垂れて食いつくのを気長に待ちます。
生簀はそんなに深くなく、泳いでいる魚の姿が見えるくらいだったのですが、向こうもそんなに馬鹿ではないということなのか、餌がついた針が水中を漂っていても様子見とばかりに深いところを泳いでスルーしているようでした。
これは長期戦を覚悟しなければならないのか・・・と思っていると・・・
釣れたぁ!
なお、1匹目の時は写真を撮り忘れたので2匹目の時のですw
探照灯や電探を装備してこなかったのが不安要素でしたが、問題なく釣れましたね。
追加料金を払えばもっと釣ることも出来ますが、そこまでして釣らなくてもなぁ・・・ということで、鮮度が落ちないうちに帰投します。
受付の人に釣りを終える旨伝えると、バケツと釣り竿を回収され、釣った魚はビニール袋に入れて渡されます。
こんな場所で生きた魚なんかもらっても・・・と思うなかれ、ちゃんとこの続きが用意されています。
実は釣り堀の脇には「からっとキッチン」という施設が併設されていて、ここで釣ったばかりの魚を調理してもらえるのです。
私のチケットでは唐揚げしか選べないようですが、塩焼きもできるみたいです。
なお、釣った魚はこの「からっとキッチン」か「YAKIYA」のいずれかに持ち込んで調理して貰う必要があり、生簀に戻したり、持ち帰って自分で調理したりは出来ないのでご注意を。
そして、数分間待って出てきたのがこちら・・・
うん、普通に美味しそうな唐揚げですが・・・小さくない?w
骨の多い部位を取り除いた結果なのでしょうが、2匹分でもこれだけになってしまうんですねw
普通に美味しかったですし、直前まで泳ぎ回っていた鯵を食べるというのはこの施設の趣旨である食育にはうってつけだと思いました。
「F作業」も終えましたが「うみファーム」はもう少し見るところがありますのでそれを見てから外へ出ましょう。
赤くていかにも毒がありそうですが、説明書きによるとやっぱり毒があるそうです。
ここにも船がいました。
名前からして水中の魚を観察できるとかでしょうか。
「うみファーム」はこれくらいにして、次へ行きましょう。
「ドルフィンファンタジー」
「烈風」を見て「F作業」もやって、コラボイベントの目玉部分は終わった形ですが、せっかく4箇所全ての水族館に入場できるチケットを買っているので残り2つも見ていきましょう。
続いては「ドルフィンファンタジー」です。名前の通りイルカが売りの施設です。
こんな風にトンネル状の空間から水槽を覗き込むことが出来まして、普通は見られないアングルからイルカたちを見ることが出来ます。
と、ここはこれくらいで終了です。
時間がないから最後まで見なかったんじゃなくて、本当にこれだけなんですw
元々施設自体が小さく、水槽が2つに、いくつかのパネル展示があるという感じなので、ちら見程度で立ち去るような人は数分で見終えてしまうと思います。
まあ、本来はじっくり足を止めて眺めるような展示なんでしょうけどね。
私もまだ集めていないスタンプもあるし、これくらいで出ましょう。
一見ただのドリンクとフライドポテト&ナゲットのようですが、実はこれも艦これコラボフードでして、左側の飲み物は「速吸のレモン水」という商品名です。注文するとコラボシールがもらえるのですが、商品自体は普通のレモン水ですw
あ、フライドポテト&ナゲットはコラボではなくて、単に小腹満たしのために注文しましたw
食べ終えてゴミを捨てようと思ったらゴミ箱まで艦これ仕様でしたw
それでは、あとはスタンプ集めに奔走します。まだ水族館施設として「アクアミュージアム」が残っていますが、そちらはショーの開催時間の兼ね合いから少し開くのでその間にスタンプを集めてしまおうというわけです。
スタンプを求めて東奔西走
補給も済んだら残りのスタンプを集めるべく出撃です。
と、ここまでスタンプのないパネルだけというパターンが続きましたが、伊勢でようやくスタンプにありつきました。
この方のスタンプがなかったら瑞雲祭りじゃないですよねw
伊勢がいるのがブルーフォールというアトラクションです。
提督コースの対象になっており、当然のごとく瑞雲modeです。
こちらは基礎体力作りコースだそうで、ロッククライミングです。
提督とは言っても普段の艦隊指揮はパソコンかスマホに向かってやっているわけで、運動不足の提督も多いでしょうからね。
よくある飛行機型のアトラクションですが、色がうまいこと緑色なので瑞雲modeなのかと思ってしまいましたw
足置きのステップがフロートに見えなくもないので、複葉機であることに目をつむれば行けるはずw
金剛がいました。
あれ?別の場所でも見た気がするぞ?w
どこぞの夢の国みたいに同じキャラは園内に同時に1人しかいないという感じの配慮はしてないみたいですねw
まあ、このイベントは年齢層がもっと上なので細かいことは気にしたら負けなんでしょうけど。
スタンプはありませんがWarspiteもいました。
彼女がメリーゴーランドに乗ったらすごく優雅な雰囲気になりそうw
遊園地の定番アトラクションといえるジェットコースターがありましたが・・・
もちろん瑞雲modeにw
それにしても「圧倒的「瑞雲」体験 まあ、そうなるな」が地味にパワーワードだと思いましたw
と思ったらスタンプ帳に書いてあるアトラクションとは違う場所だったみたいでそのアトラクションのところへ行ってみました。
水着modeの榛名がいました。
こっちがスタンプの対象のようですね。
・・・今回のイベントはただでさえ艦娘パネルが多くてスタンプの在り処が分かりにくいのに、同じ艦娘を近くに並べないでほしいですw
由良!
・・・ですがスタンプは何故か夕張というw
最初戸惑いましたが、スタンプは間違いなく夕張だったのでそのまま押しました。
何らかの意図があってこうしていると言うより、スタンプかパネルの担当者のどちらかが、由良も夕張も”ゆ”から始まるので取り違えて発注しちゃったとかでコラボ開始間際に発覚するも今更発注し直す時間ないし食い違ったままでいいか・・・なんて裏事情があったりしてw
といったところでだいたい集まりましたが、最後に1人、あの子だけが見つからないw
もはや瑞雲祭りにおける永遠の迷子何じゃないかというあの子は今回も園内をさまよっていて、ここまでで見つけることが出来ていませんでした。
そろそろショーの時間なので一旦スタンプ集めはお休みしてそっちに移動しましょう。
彼女を探して丘に上がるとこんな場所に出ました。
片側2車線の道路がトンネルで通る光景で、いかにも幹線道路っぽい雰囲気ですが・・・
反対側はなんと行き止まり!
どうやら団体バスの発着のためだけの道路のようです。
そのためだけにしてはオーバースペックとも言える作りの道路ですが、本来は都市計画道路か何かの一部として計画されたものを八景島へのアクセス道路として転用した・・・なんて裏があったら面白いですね。
それでは、私自身の疲労抜きも兼ねて「アクアミュージアム」へ行きたいと思います。
「アクアミュージアム」
4つある水族館のうち最後に残ったのが「アクアミュージアム」ですが、これが八景島シーパラダイスでは最も規模の大きい水族館であり、目玉とも言える施設です。
と言いながら、実は既に写真を貼っていたりするのですが、最初にチケットを買った場所が「アクアミュージアム」なんです。
確認の意味でもう1回貼りますが、これです。
「ドルフィンファンタジー」がいくつ入るんだろうってくらい大きいですね。
ショーの時間だったので一気に屋上のステージへ来ました。
イルカやアシカなどのショーはここで楽しめますが、「アクアミュージアム」に入場できるチケットさえ持っていれば追加料金無しで見ることが出来ます。
シーパラダイスの公式キャラクターの「シー太くん」だそうです。開業時から活躍しているらしいですが知名度がイマイチだと自虐していましたw
アシカ・・・いや、オットセイか?
よく分からないので海獣でまとめておきますw
白イルカたちも活躍します。
普通のイルカやクジラも登場して見ごたえのあるショーでしたが、水族館レポートではないのでこのくらいでw
実は動画も撮ったんですが、BGMで流れていた曲が版権曲だったらしく著作権的にアウトなので公開できません。
音声カットなら公開できそうですが、列車が写っているならともかく、そうでない以上そこまでして公開しなくても・・・ということでお蔵入りですw
是非現地に足を運んで楽しんでみて下さい。
しばらく座っていたおかげで赤疲労から回復したのでショーの後はせっかくですし水族館も見ていきます。
ここは本格的でじっくり見学したらかなり時間がかかりそうです。
なのでダイジェストでいくつかに絞ってご紹介します。
と本当にざっくりですが「アクアミュージアム」は以上です。
ここは特に艦これコラボもやっていませんしね。
それでは、そろそろ迷子のあの娘を迎えに行きましょう。
といっても未だ場所は分かっていないんですけどねw
ただ、本物の迷子と違って相手が動かないという点では救いがありますね。1度探したところはもう探さなくていいわけですから。
しかし、それでもアトラクション周辺やレストランがあるあたりなどくまなく探すもいよいよもって邂逅できず・・・このままだとスタンプラリーの景品交換の締切に間に合わない・・・
これは禁じ手としてできれば使いたくなかったのですが、Twitterのリアルタイム検索で迷子の名前を検索してみるとちょうど同じ日に投稿された彼女のパネルの画像を見つけ、画像の背景の写り方から場所を特定するという若干のチートを使いついに・・・
会いたかったよ!Gambier Bay!(なお、うちの鎮守府にはまだ着任していない模様w
ブログを書くときなど、画像の撮影場所を写っている内容から推測するという作業をすることがあるのでその経験が生きたとも言える結果でしたが、逆に驚いたのはこれだけ大規模なイベントだと1人ぐらい居場所をネタバレしちゃっている人が出てもおかしくなさそうなものですが、写真を上げている人はいても、場所そのものを具体的に書いている人は1人としておらず、提督たちの練度の高さが伺えましたね。
近くにまだ見ていなかったパネルが何枚かあったのでご紹介してシメにします。
瑞雲とかどうでも良くてただお酒を飲みに来たであろうPola
これでやっと帰れます。凱旋とばかりに最初にスタンプ台紙を買った場所に戻り景品と交換です。
景品は日向か瑞雲のいずれかが描かれたステンレスカップとなっており、在庫がある限り選択可能です。
大事に飾る提督がほとんどでしょうが、実用性もあるアイテムなのもいいですね。
母港へ帰投す
迷子探しに思いの外時間を取られて予定外の夜戦になってしまいましたが、これより帰投します。
帰りももちろんシーサイドラインです。
なお、「村雨」の放送が聞ける34編成を狙って乗りました。
これも全区間往復しようかとも思ったんですが、「翔鶴」の時の経験で放送内容が普通の放送で上下どちらの方向でも同じ駅ならば同じ内容の使い回しであろうことが想定されたこともあり、八景島駅からまずは金沢八景駅へ行き、すぐに折り返して新杉田駅に戻るというルートにしました。
1往復まではしていませんが、0.7往復ってところでしょうか?w
↑「村雨」の放送入り走行音です。
新杉田駅を出たところにある「QB HOUSE」ですが、ここに磯波のパネルとポスターが並んでいましたw
置くところなかったんでしょうが、これだと「QB HOUSE」がコラボしているみたいにw
最後は「磯波」のポスターでお別れとします。
というわけで、今回のレポートは以上です。
最後にイベントの感想ですが、既に3度目の参加となる瑞雲祭りですが、毎回新しい要素が加わっていて、飽きずに楽しめて流石は艦これ運営鎮守府だなと思いました。
会場となった八景島シーパラダイスも、元々人を楽しませるための施設だということを考えれば当然とも言えますが、大人が一人で訪れても楽しめました。
こういうレジャー施設って小さな子供がいる家族とか、カップルで行くものという先入観を持っていましたが、ある意味でこういうコラボ企画をやってくれる事で本当は行ってみたいけど一人で行く勇気がないという人も訪れやすくなる効果はあるのではないですかね。
次回はどこで開催するのか分かりませんが、よほど遠方の地方とかでない限りは参加すると思います。その時はきっとまたレポート記事を書くことになるでしょうw
なお、実を言うとこのイベントの前にとある遠征をしていて記事も書きかけだったのですが、イベント記事ということで優先して順番を前後して執筆しました。
なので、次回はその遠征の記事でお会いしましょう。
それでは!
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