自動運転自動車、事故の責任は?

今回は珍しく鉄道と関係ないニュースを取り上げますが、今アメリカの議会で
、自動運転の車が事故を起こした場合、誰が責任を追うのかという議論がなされているようです。
よく将来の夢の技術の一つにあげられる自動運転車ですが、現在の技術では他の車や歩行者がいない閉鎖空間では十分実用段階でしょうが、他の車や歩行者、信号があったりと混合交通となる公道ではまだまだ遠い先の話です。
ですが、今回は自動車メーカーサイドからいざ実用化した時に法律が足かせにならないようにと提案され、議論されているようです。

実はこのテーマ、鉄道にも関わってくるんですね。
というのは、鉄道でも自動運転システム自体は存在し、一部路線で実際に使用されていますが、大多数は基本的な運転操作はシステムに任せるものの、非常時の対応のために運転士が乗務しているというスタイルです。
完全に無人運転されているといえば、ゆりかもめぐらいですね。
運転士が乗務した上での自動運転も含め、導入されているのは地下鉄や新交通など踏切が存在せず、駅にもホームドアが設置されるなど、人や車が線路内に侵入する可能性が限りなく0に近いというような路線に限られています。
これは、やはりいざというときに機械では対応できないからということになりますね。
単純にダイヤ通りに加減速させて走らせるだけなら機械でも十分なんでしょうが、やっぱりいざというときに対応できるのは人間ですね。

自動車よりも事故のリスクが低い鉄道でもこの状況ですから、人間が運転するのと同じように運転できる自動運転装置を自動車に導入するのは難しいでしょうね。
まず、第一に人間が運転する車と混じって走る状況では、すべての車が交通ルールを守るという保証がないですから、もらい事故のリスクはあること。
第二にすべての車が自動運転になったとして、すべての自動車の位置を検知できるシステムが道路に埋め込まれたとしても、このシステムで歩行者や自転車まで網羅できるかというと難しいものがあるでしょう。
導入できるとして高速道路限定とかになりそうですね。
当該ニュース記事

というわけで、鉄道に関係あるような、ないようなニュースでした。

さて、サイトですが、車両図鑑を今日も作りまして、名鉄に入りました。
今日は名鉄の100系・300系・1000系・2000系の4つです。

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