開幕したばかりだからまだ揺れてないですって?鉄道の話です。
今、揺れに揺れる西武ホールディングスと、新しい挑戦をするJR九州のニュースをお届けします。
報道がとても熱いですが、事の発端は西武ホールディングスの筆頭株主であるアメリカの投資ファンド「サーベラス」が、TOB(株式公開買い付け)を行うと発表したことに始まります。
株式会社ではよくあるTOBなのですが、サーベラス側が提案している
■ 不採算路線である、秩父線・西武多摩川線・山口線の廃止
■ 西武ライオンズの売却
が問題となり、大きく報道される自体になっています。
投資ファンドですから経営を立て直し、利益の生む会社になるよう改革を行うのは当たり前なのですが、鉄道会社となればそうも行きません。
公共交通機関であるので、いくら赤字といえど会社の利益のために沿線住民の足をなくすことはできません。サーベラス側は否定をしていますが、西武ホールディングスは反対表明を行う予定ですし、沿線住民が署名運動をするという話も聞こえています。
私は経営学に明るくないのですが、廃止をせずに利益を生む方法を考えるべきではないかと思いました。
ディーゼルから電池へ
コンクリートから人へ ではないです。
JR九州は気動車に変わる蓄電池電車の試験走行を始めました。九州には非電化のローカル線が多く、燃料費などのコストが長年の悩みとなっていました。
試験走行される蓄電池電車は、817系電車の床下にリチウムイオン電池を搭載したもので、改造費用は2両で1億4千万円。
電化区間で停車中や惰性走行中に充電をし、非電化区間を蓄電池の電気で走るそうで、電化・非電化区間が混在する筑豊線と香椎線で活躍を見込んでいるそうです。
まだまだ走行可能距離が短く今後に期待な技術だそうですが、確立されれば赤字に悩むローカル線の希望となりますね。
気動車が減るので好きな方には辛いですが。
引用記事:JR九州 電池で走る電車、実証試験へ ローカル線の体質改善に期待 -MSN産経ニュース
最近ホットなニュース2本をお届けしました。ちょっとありきたりな記事になってしまいましたね^^;
PCが帰ってきたらつばめ501号さんの記事に期待しましょうかね(フラグ