長崎遠征第2弾(4日目/筑鉄2000形&福岡乗り鉄)

3泊4日で実施した長崎遠征の4日目(最終日)です。
なお、1日目2日目3日目をご覧になっていない方はそちらから先にご覧になることをおすすめします。

本日の行程

4日目となる今日は、昨日宿泊した穴生の快活クラブ(ネットカフェ)からスタートし、筑豊電気鉄道の2000形を撮影したり乗車したりと臨機応変に行動した後、黒崎まで戻ってからJRで香椎へ、香椎からは香椎線を西戸崎へ1往復、更に宇美へ1往復乗車したら博多へ移動後、筑前前原まで1往復し、福岡空港へ向かったら飛行機で帰路に就きます。
最終日はせっかく九州まで来たのだからとついでに引退が迫る筑豊電気鉄道2000形を取材し、余った時間は福岡県内でBEC819系導入後は乗っていなかった香椎線や、地下鉄車両での運用に乗ったことがなかった筑肥線の姪浜~筑前前原間などを暇つぶしとして入れており、活動内容としては福岡県内から一歩も出ないため、長崎遠征と銘打っておきながら、4日目については長崎は一切出てきませんw

まずは筑豊電気鉄道2000形を撮る&乗る

というわけで早速筑豊電気鉄道の2000形を撮りに出かけます。
出かけるという表現をしたのは、実は「快活クラブ」は滞在中の一時外出が認められていて2000形を撮影したらまた店内に戻って無料朝食を頂いてから乗車しようという腹積もりです。

ちなみに、2000形の運用は公式サイトの時刻表で確認できるため、11月7日のラストランまでに乗車or撮影したい方は参考にしてみて下さい。


とりあえず駅名標を・・・


こういうアナログなギミック好きですw


↑動画でもどうぞ


筑豊電気鉄道は路面電車タイプの車両のみが走っていますが高架線路なんですよね。
ただ、スピードが遅いためか信号は2灯式でした。


↑まずは3000形を撮りました。
なんか塗装が違うと思ったら「赤電」という昔の塗装を再現したものでした。


写真でもどうぞ


↑そして、いよいよお目当ての2000形です。
前面と側面が違う塗装になっていてテクスチャがバグったみたいになっていますが、2つの塗装を1つの編成で再現しようということみたいです。


↑後ろから見ると違和感ないですね。


↑ラッシュ時間帯ということで次々来るので今度は3000形を撮りました。
広告ラッピング車ですね。


写真でも撮ります。

ここで一旦お店に戻って朝食を頂いたら精算して今度は正式に退店してここから本格的に活動開始です。


ここで電車に乗って永犬丸駅に移動します。
永犬丸駅にて2000形を撮りつつそこから乗車しようということにしました。
ところで、私は「旅名人の九州満喫きっぷ」を使っていたのですが、初めて乗車するのが筑豊電気鉄道だとどうなるのかと思っていたのが、ちょうどラッシュ時だったこともあって車掌さんがいたので尋ねてみたらなんと手書きで日付を入れてくれましたw
車内にはハンコの用意がなかったみたいですが、手書きというのはこれまでなんども「満喫きっぷ」を使ってきた中でも初めてであり、これから先で乗車するJRや福岡市営地下鉄とかでちゃんと乗れるのかと不安になりつつ、とりあえずこのまま旅を続けることにしました。


永犬丸駅に到着です。
何気に難読駅名ですが、初見で読めた人っていますかね?w

2000形が来るまでは他の車両を撮りつつ待ちます。


↑3000形の入線です。


なんで赤十字が付いているのかと思ったら献血を呼びかける広告ラッピング車でした。


続いても3000形ですが、カエルが目立つ広告ラッピング車でしたw


↑発車は動画でどうぞ

そして、いよいよ2000形のお出ましです。


↑2000形の到着シーン
これに乗車して一旦黒崎駅前まで向かいます。
ちなみに、下車時に満喫きっぷを乗務員に提示しますが、手書きの日付のことは特に突っ込まれませんでした。
筑豊電気鉄道が最初に乗車する鉄道だった場合は手書きになるのはあるあるなんですかねw


黒崎駅前に着いたら折り返しにそのまま乗車しますが、どのみち一旦ホームへ降りる必要があるのでその間に撮影タイムとします。
まずは真正面から


斜めから
この向きだと違和感がないですね


反対側だとやっぱりバグったみたいw


折り返しは楠橋行きとなりますが、このまま入庫する運用になるので、楠橋まで乗車して入庫する様子を撮影したら撤収しようと思います。
2000形も今やラッシュ時のピンチヒッター的な運用のみとなっていて、乗りに来るためには朝早く来る必要があるため、遠方から来る場合は宿泊必須となっています。
まあ、私の場合は遠征に組み込んだのでこのためだけに宿泊したわけではないですけどね。


先程まで激混みの車内だったのが嘘みたいに折り返しの車内は空いていました。
そりゃあラッシュ時の利用者の大半が黒崎駅前方面への利用者でしょうから、反対方向だとこうなりますよねw
既に録音は揃ってはいますが、最後に静かな車内で乗車できて良かったです。


楠橋まで乗車したのは私だけでしたので、私を降ろすとすぐに2000形は走り去っていきました。
あれ?動画撮り損ねたの?と思われるかもしれませんが、実は車庫は反対方向にある関係で、この後スイッチバックして戻ってくるのでその時に撮ろうと思います。


渡り線の先で停車したら進行方向を変えて反対の本線に転線します。


↑ここからは動画でどうぞ


入庫していってしまいました。
さよなら2000形!

ということで2000形を見送りました。
この記事執筆時点ではあと1週間ほどは活躍が見られる事になっていますが、私にとってはこれが最後の2000形乗車&撮影でした。
最後にお別れに来れてよかったです。

このあとは黒崎駅前に戻ってからJRで移動ですが、せっかく来たので楠橋駅を軽くご紹介しましょう。


駅名標は最低限取り上げたいですね。


車庫の最寄りとはいえ、ホームは相対式2面2線とシンプルな構造です。
筑豊電気鉄道は軌道線ではなくて鉄道線扱いではありますが、路面電車タイプの車両ばかりが走っている上、昔は名実ともに路面電車だった西鉄北九州線と直通していたりと路面電車の色が濃い路線なので、駅の構造も電停のノリなんでしょうね。


また3000形がやってきました。


↑黒崎行きの3000形が来ました。
これに乗って黒崎まで行き筑豊電気鉄道編は終了です。


黒崎に戻ってきました。
ここからはJR編となりますね。

JR香椎線に乗る

ここから先はJR編です。
冒頭に書いた通り香椎線を全区間1往復乗車してから博多へ行くという内容で、時間が余ったのと「満喫きっぷ」がまだまだ使えるので有効活用という意味合いで入れた行程なので、レポート内でもおまけ的な意味合いが強くなりそうです。

ここで黒崎駅の改札を通過しますが、例の手書き日付入りの満喫きっぷを提示すると、最初に応対してくれた若い女性の駅員さんは明らかにクエスチョンマークを浮かべながら上司か先輩と思しき男性の駅員さんの元へ向かって手書きでもいいのかと確認しに行っていました。
やっぱり手書きは珍しいですよねw
なお、その男性の駅員さんが「大丈夫だよ」と言ったため問題なく通過できましたけどね。


西九州新幹線とは掠りもしない福岡県内でも開業までのカウントダウンがありました。
西九州新幹線の利用者の多くは福岡県内からの利用者でしょうし、こういうところでのPRも大事ですねw


この811系に揺られて香椎を目指します。
昨晩は贅沢に特急課金しましたが、今度は時間も有り余るくらいあるので快速でのんびりと行きます。


香椎に到着です。


ここからは香椎線を1往復します。
香椎線も何度も乗った路線の1つですが、長らく気動車のキハ40系が使われていた路線で、蓄電池電車であるBEC819系が投入されてからは初めての乗車です。
まあ、蓄電池電車と言っても乗っているとただの電車と区別がつきにくいのが玉に瑕ですけどねw


こちらは宇美行きです。
先に西戸崎へ行こうと思いますのでこれには乗りません。


こちらが西戸崎行きです。


幕を撮ったら乗車します。


車内の案内表示ですが、列車の状態も表示されます。
香椎駅では架線があるためパンタグラフを上げてバッテリーに充電しています。
今や携帯電話からデジカメからタブレットからなんでも充電式な時代ですが、電車まで充電式になっちゃうんだからすごいですよね。
なお、BEC819系についての詳細は当サイトコンテンツの聞ける車両辞典内のBEC819系のページをご覧頂ければより詳しく理解できると思いますので、ぜひご覧下さい。

それではここから西戸崎へ向かいます。
この先の沿線には海の中道海浜公園などのレジャースポットがあるためか、車内は意外と混み合っていました。


道中はカットで西戸崎に到着です。


駅名標です。
JR九州にありがちなイラストは付いていませんね。


柱に付いた縦型駅名標


列車とホームです。
ホームは一見すると1面1線ですが、実は列車の影になっているもののもう1線あり、正確には2面2線となっています。
ただし、原則は駅舎側の1番線のみ使用され、2番線はあまり使われていないようです。


改札口ですが、既に無人化されており改札機はICカード用の簡易型のみです。
JR九州も数年前から合理化を推し進めていて、福岡市内ですらこうして無人化されてしまうんですからねぇ・・・
あと、脇にあるピンク色の公衆電話がなんだか懐かしかったです(歳がバレるw


時計にはさり気なく”SAITOZAKI”と入っていました。
「シチズン・オブ・ザ・イヤー」とやらを受賞した記念だそうですが、よく見たら時計もシチズン製ですね。


駅舎です。
昔訪れたときとは変わっているようで、今風の駅舎になっていました。
あと、西鉄バスのバス停がありますが、バスなら福岡市中心部へ直通出来たり、海の中道の先端部にある志賀島へもバスで渡ることが出来ます。


海の中道海浜公園の案内がありましたが、この動物はカピバラですかね?
海の中道海浜公園も小さい頃に行ったような微かな記憶があるんですが、昔過ぎて全然覚えていませんw


フォトスポットにしたかったのか、”SAITOZAKI”と書かれたオブジェがありますが、手前に駐車場を作ってしまったために残念な感じにw

それでは一旦香椎へ引き返します。


↑今度は車窓を撮りましたのでどうぞ

そして、ここで香椎線について軽く解説しておきましょう。
香椎線は西戸崎と宇美を結ぶ路線でして、運行形態としてほとんどの列車が香椎駅で分断され、西戸崎~香椎間と香椎~宇美間に分かれています。
他路線との接続は和白駅で西鉄貝塚線と、香椎駅で鹿児島本線と、長者原駅で篠栗線(福北ゆたか線)と接続している一方で、福岡都市圏のターミナル駅となる博多駅や天神駅へは乗り入れておらず、環状運転こそしていませんが、路線の性質的には環状線的な性質が強い路線となっています。

全長は25.4kmで全線単線非電化というローカル線ですが、特徴的なのは起点も終点も共に他路線との接続がない単独駅となっていることで、これはJR線として唯一の例となっています。
路線の位置としてもターミナルである博多駅を無視して福岡都市圏の郊外を横断するようなルートとなっていて、現在の旅客流動からすると不自然ですが、これは香椎線が建設された経緯によります。
元々香椎線は糟屋炭田にあった炭鉱で採れた石炭を西戸崎の港へ運ぶために作られた鉄道で、当初は博多湾鉄道という私鉄によって建設されました。
この博多湾鉄道は後に西鉄の一部となる会社で、国有化されていなかったら香椎線は西鉄の路線だった可能性が高かったといえます。
尤も、糟屋炭田には海軍の炭鉱があって軍事上重要な路線だったわけですから、国有化は当然の流れだったとも言えますね。

このように運炭路線としてスタートした香椎線ですが、他の運炭路線の例に漏れず、エネルギー革命で石炭の需要が減少すると貨物輸送は大幅に減少し、更に国鉄時代は旅客列車の本数が非常に少なかったこともあり、国鉄末期には廃線の噂すらあったそうですが、JR九州に移管された直後に列車の大増発が行われて利便性が向上した結果、福岡都市圏という立地の良さもあって香椎線は現在まで活躍を続けることが出来ています。

和白では前述の通り西鉄貝塚線と接続しますが、この貝塚線も当時の博多湾鉄道が福岡市中心部へのアクセスルートとして整備した経緯があり、私鉄とJRという別々の会社の路線なのに和白駅のホームは綺麗に並んでいます。


香椎に戻ってきました。


続いては宇美行きですが、少し時間が開きます。
昔は西戸崎~宇美間直通の列車が当たり前に走っていた記憶があるんですが、今のダイヤでは7.5往復しか残っていないそうです。

ところで、宇美は「うみ」と読みますが、行っても海はないので、海が見たければ西戸崎行きに乗りましょうw


時間があるので向かいのホームから撮ったり


系統分断の象徴・・・ではないですが、2本の列車が並ぶのはいいですね。


駅名標です。
三日月のようなマークが描かれていますが、香椎神宮と関係あるんでしょうかね?


↑宇美行きがやってきました。


続いては宇美行きに乗車します。


↑こちらも車窓をどうぞ

ここから先は福岡市近郊の風景で、特筆すべきこともあまりないですが、土井駅では山陽新幹線と交差し、長者原駅では篠栗線と接続します。
このうち、長者原駅はJRの路線同士にしては珍しく直角に交差する駅構造となっていて、元々別々の会社だった名残といえますね。

長者原を出ると福岡市を出て粕屋町、須惠町、宇美町と3つの自治体を跨いで走っていきますが、小さな町が多いので距離は全然大したことありません。
このあたりは実質的には福岡市のベッドタウンであり、福岡市と合併していてもおかしくないですが、このあたりは独立志向が強い自治体が多いのか合併することなく令和まで存続しています。
また、ルートとしては九州自動車道と付かず離れずと言った感じですが、須恵駅付近で交差する以外は特に絡みはありません。


宇美に到着です。
ところで、隣の駅は「しんばる」ですが、楽器の名前みたいですよねw
なお、漢字で書くと「新原」となり、原という漢字を”はる”や”ばる”と読むのは九州あるあるです。


縦型


ホームは1面1線とシンプルな構造ですが、かつては石炭輸送の拠点として機回し線や貨物用の施設などもあり広大な構内を持っていたようです。


名所案内です。
宇美八幡宮というのがあるそうですが、比較的近い場所に長年住んでいながら知りませんでしたw


ホームと列車


それでは外へ出ます。
西戸崎駅と違ってちゃんとした改札機がありますが、ここも無人駅です・・・


博多方面への利用者が多いことを見越して長者原駅で乗り換えるように案内する看板がありました。
なお、博多駅より更に南側の駅へ向かう場合は、篠栗線と鹿児島本線の接続によっては香椎駅まで行って乗り換えた方が早いパターンもあったりします。
あと、詳しくは後述しますが、博多へはバスの方が便利だったりもw


駅前広場はアートなのかカラフルな色で塗られていました。


駅前あるあるのオブジェですが、まさかの”Umi”だからUなんでしょうか?w


駅前はバスロータリーとなっていて、ちょっとしたバスターミナルみたいになっています。
恐らくですが、鉄道利用者よりもバス利用者のほうが多そうですw


ご覧のように博多方面へもバスが出ている上、福岡空港や福岡の繁華街の天神へも直通するものがあり、更に都市高速経由の路線まであったりと、正直宇美から福岡市内へはバスの方が便利という状況です。
鉄道だと若干遠回りな上に乗り換えも必要となりますが、渋滞による遅延を許容できない場合は鉄道の利用が無難でしょうね。
また、南福岡駅や太宰府駅へもバスが出ていて、意外なショートカットルートとしても重宝します。

余談ですが、かつて勝田線という鉄道が宇美に乗り入れており、そちらは筑前勝田というところから当駅を経て吉塚駅までを結んでいたものの、炭鉱閉鎖後も輸送改善を図ることなく不便なダイヤを放置し、利用者がバスに流れてしまったまま廃線となった悲しい路線なんです。
吉塚駅も県庁最寄り駅ですし、ターミナルの博多駅は1つ隣であり、同じく吉塚が起点の篠栗線は博多駅まで乗り入れていることを考えると勝田線も増発などの輸送改善を行った上で博多への乗り入れも実現していたら今でも存続していて、香椎線程度には賑わう路線だった可能性があると思います。
令和の今でもローカル鉄道の廃止は止まらない勢いで続いていますが、鉄道って無くしてしまってから、あとになってやっぱり必要だったとなっても復活するのは困難なインフラですから、現在存廃問題に揺れている路線についてもどうか安易な廃線決定ではなく慎重な議論をお願いしたいと思います。


ちょうどバスがきました。


周辺ガイドがありました。
正直、香椎線の終点という以外にこれといった印象のない宇美町ですが、細かく見ていけば見どころもあるんでしょうね。
まあ、今回は乗り鉄なので街歩きはしませんがw


駅舎は先程の宇美八幡宮にちなんでか神社っぽいデザインでした。


それでは構内に戻りますが・・・あれ?


まさかの乗車券投入口が塞がれているというw
どうやら改札機を利用するのはICカードの人だけで、紙の乗車券の人はそのまま通れということのようです。
これじゃあせっかくの自動改札機も機能としては簡易型と同じですねw

先程の列車で香椎へ戻ったら鹿児島本線で博多へ向かってJR編は終了です。
博多へ向かうならばさっきの看板の案内通りに長者原で乗り換えた方が早い場合が多いと思いますが、今回は香椎線の上下全区間の録音を揃えたかったというのもあって香椎まで乗車しました。


香椎から乗車したのは811系のリニューアル車でした。
JR九州発足後にデビューした811系ももうリニューアルを受けるような世代なんですねぇ・・・


博多にやってきました。
ここからは地下鉄&筑肥線で筑前前原まで行って地下鉄車両での地上区間の走行を楽しみますが、その前に・・・


博多バスターミナルの地下にある「牧のうどん」でお昼ごはんです。
以前にもご紹介していますが、「牧のうどん」は福岡独特のうどん屋さんの1つで、その特徴は柔らかい麺でして、コシが命の讃岐うどんとは対極に位置するようなうどんです。
私は讃岐うどんも好きですが、馴染みがあるのはこっちですね。

それではここからは地下鉄編です。

地下鉄&筑肥線で筑前前原へ

博多まで来れば帰路に就くために利用する福岡空港はすぐそこなんですが、まだ飛行機まで時間があるので筑前前原まで1往復します。
実は筑肥線はJR九州の管轄なのでJR編は終了と言いつつ、まだJR九州に乗るんですけどねw

さて、ここで今度は福岡市営地下鉄の改札を通るのですが、例の手書き日付入りの満喫きっぷがどうなるか気になりながら提示すると、「よかったらハンコを押し直しましょうか?」と言ってくれたのでお願いして改めてハンコを入れてもらいました。
今後駅に出入りする度に説明するのも面倒ですし、この申し出はありがたかったです。


地下鉄の博多駅にやってきました。


というわけで無事に地下鉄博多駅に入場できたらまずはこの筑前前原行きに乗車します。
昔は日中にも唐津行きや西唐津行きが走っていて、JRの303系305系は原則唐津or西唐津行きとして運用されていたのが、今は唐津方面への直通は朝夕だけとなり、日中は最遠でも筑前前原までとなったため、地下鉄車両もJR車両もごちゃ混ぜで運用されるようになったようで、狙って乗るのは難しくなりました・・・
果たして何が来るか・・・?


この車内案内表示器だけで分かったら結構なマニアだと思いますが、305系でした。
まあ、305系も地下鉄線内でしか乗ったことがなくて筑前前原方面では乗車したことがないのでまあいっかw


305系は通勤型電車ですが、このように車内は水戸岡マジックが炸裂していますw


外観も撮っておきましょう。


筑前前原駅も初訪問なので駅名標くらいは・・・
本当は駅前に出てしっかり駅取材をする予定でしたが、しょっぱなで305系を引いてしまい、地下鉄車両でのJR区間乗車という目的がまだ果たせていないため、駅取材はキャンセルして姪浜まで戻りそこで地下鉄車両による筑前前原行きを待つことにしたいと思います。


隣りにいたのは103系でした。
今や全国的にもかなりレアな存在になってきた103系ですが、JR九州でも実はまだ現役なんですね。
かつては303系と共に地下鉄へも直通し博多や福岡空港へも顔を出していましたが、あまりに老朽化が進みワンマン運転が出来ないことや車両故障が頻発したこともあって地下鉄直通運用からは撤退し、現在は筑前前原~西唐津間のローカル運用に特化して運用されています。
103系以外は6両固定編成なので、3両編成での運用が必須となるこの運用は当分103系の天下となりそうですが、車齢を考えるといつまでも安泰とも言えませんね。

ちなみに、地下鉄直通から撤退する際にさよなら乗車をしたこともありました。


↑発車は動画で


そして、すぐに305系で折り返して姪浜へやってきました。
ここは地下鉄とJRの境となっていて、福岡市交通局の管轄ではありますが地上駅となっています。

ここで地下鉄車両による筑前前原行きを待ちますが、それまで色々撮りつつ待ちます。


↑1000N系入線


↑303系入線


↑またしても1000N系入線


ん?試運転!?


やってきたのは1000N系でしたが、このようにロープを張って乗客が誤って乗らないようにしていました。
何の試運転なのかは謎ですがホームと車両の隙間などを確認していることから、全検明けなどでホームドアとの連携がうまくいくかなどを調べているのかもしれませんね。


貴重な試運転幕


向かいのホームから


停止位置目標がちょっと邪魔ですが、まあまあでしょう。


↑発車は動画で


↑そして、1000N系による筑前前原行きがやってきました。
これに乗車してもう1往復します。


筑前前原に到着!
そろそろ飛行機の時間的に空港へ向かいたい時間帯になってきたのでやっぱり駅取材はなしでこのままとんぼ返りですね。


1000N系と303系


↑今度は103系の入線です。


最後に103系を撮ったら折り返します。
1000N系で福岡空港まで通しで乗車し、そのまま飛行機に乗っちゃいます。


その前にラーメン!
やっぱり福岡へ来たらラーメンは欠かせませんね。
え?初日に久留米で食べていたじゃんって?w
・・・久留米ラーメンと博多ラーメンは別物ですw


毎度おなじみジェットスターに乗って帰路に就きます。
成田から東京への移動は地味に面倒ではありますが、やっぱり安さは魅力です。


成田からはLCCならぬLCB(LowCostBus)の「TYO-NRT」に乗ります。
運賃としては京成本線経由の普通運賃と大差ないんですが、確実に座れて東京駅まで乗換なしな上、鉄道だと第3ターミナルには乗り入れておらず第2ターミナルまで連絡バスか徒歩で移動しないといけないのが、高速バスは第3ターミナルから直接乗れるのも魅力ですね。


ところで、新幹線のピクトグラムが入っているんですね。
JRバス関東では行先表示にピクトグラムを入れるのは知っていましたが、他社と共同運行であるこの路線でもやっているんですね。

というわけで、3泊4日に及んだ長崎遠征(といっても4日目は長崎は掠りもしませんでしたが・・・w)もこれにて終了です。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
次回ですが、今度は北海道へ遠征しましたのでそのレポートでお会いしましょう。

それでは!

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