長崎遠征第2弾(1日目/西鉄&415系)

今回は2022年9月23日に開業した西九州新幹線開業に伴い廃止されるものを取材するべく6月以来3ヶ月ぶりに9月前半に九州へ向かいました。
主な活動内容としては長崎地区の415系運用の普通列車に乗車することと、レンタカーを利用して特急「かもめ」を中心に長崎本線の主に太良町内で撮影をしたり、引退が迫る筑豊電気鉄道の2000形を撮影&乗車するなどの活動がメインとなります。
なので、記事中の記述は西九州新幹線開業前のものとしてご覧下さい

本日の活動内容

初日となる今日は「西鉄廃線ウォーク」終了後、春日原駅からスタートし、急行電車で花畑まで乗車し、普通列車で大牟田まで1往復し、更に普通列車で天神まで行ったら博多へ出てから、今度はJRで鳥栖へ向かい長崎本線に乗り継いで肥前山口まで行ったら415系充当の普通列車で早岐へ、最後は特急「みどり」で佐世保へ向かったら宿泊してゴールとなります。
前半は時間つぶしで、後半の415系が1日目の目玉といえましょうか。

まずは西鉄天神大牟田線末端部の普通列車に乗る

冒頭にも書いた通り、春日原駅で「西鉄廃線ウォーク」に参加した私は春日原駅から急行でまずは久留米を目指すことにしました。
目的は天神大牟田線末端部(久留米以南)における普通に乗車することでした。
天神大牟田線の普通列車は起点の福岡(天神)駅からは早朝・深夜を除くと最遠でも大善寺までしか運行されず、逆に大牟田方面への普通列車は甘木線と一体化して甘木~大牟田間の運行形態として運行されているのです。
甘木線区間については何度も乗ったことがあるのですが、逆に天神大牟田線区間は大牟田まで乗車する時は大体特急を利用していて普通列車で通したことがなかったため、この機会に乗ることにしたのでした。
西鉄の幹線である天神大牟田線も久留米以南は単線区間もあったり、普通列車は30分ヘッドになったり、ワンマン運転だったりと特急や急行が走ることを除けばローカル色の強い区間となるのです。


まずはこの3000形の急行で花畑へ向かいます。
本当は全て普通列車で行こうかと思っていましたが、「廃線ウォーク」で予定よりかなり遅い時間帯の枠しか取れなかったため急行に乗る形で妥協します。


しばらく走るのは高架化されて間もない区間ですが、地上を走っていた頃とは見晴らしが全然違いますね。
沿線で撮影をすることを考えると高架化されると撮影可能な場所が限られてしまうため困ったことでもあるんですが、車窓という点においては見晴らしが良くなっていいですね。


地上時代のホームが見えました。
これもいずれ解体されてしまうでしょうし、今だけの貴重な光景だと思います。


下大利を過ぎて高架区間が終わると従来の地上線路と合流しました。
あとは見慣れた景色なので割愛して終点の花畑まで乗車します。


花畑では甘木線からやってきた普通大牟田行きに乗り継げます。
この接続によって津福や大善寺方面の利用者も急行と乗り継いで福岡(天神)方面への往来を確保できるわけですが、柳川で後続の特急(時間帯により急行)に追いつかれるダイヤのため柳川以遠まで行く場合は後続の特急を待ったほうが早いようです。


普通大牟田行きは早朝を除くと甘木線から直通として運行されていて、逆に甘木線の上り列車はほとんどが大牟田行きとなっているわけですが、全区間乗り通す人は乗り鉄の中でもかなりのもの好きだけでしょうねw

さて、ここから先はいよいよ私が普通列車で通過するのは初めての区間となり、乗り慣れた天神大牟田線ながら初乗車のような新鮮な気分で乗車時間を過ごしました。
文章にするとなかなか表現が難しいところでもあるのですが、代わりに途中にある駅名に触れながら記事を進めていくと、難読地名として知られる三潴(みずま)とか、JR鹿児島本線にある羽犬塚駅を彷彿とさせる犬塚駅なんかもネタですね。
犬塚駅については西鉄としては普通しか停まらないローカル駅なんですが、羽犬塚駅は快速も停車しますし、かつて走っていた特急列車も一部が停車するなど随分と差があります。
余談ですが、春日市にある春日原駅は西鉄としては急行停車駅となっていますが、JRの春日駅は快速も停まらないと、こちらは西鉄の方が扱いが上だったりします。

その先は大溝、八丁牟田、蒲池、矢加部と停まり西鉄柳川に到着します。
ここでは20分ほど停車時間があり、その間に特急列車を待避します。
ほとんどの利用者は特急に乗り換えるか柳川が目的地だったのか降りていき車内は閑散としますが、私は柳川駅っていつも通り過ぎるばかりで降りたことがなかったので軽く駅取材をしつつ時間をつぶすことにしました。


まずは駅名標です。
ところで、当駅は正式には「西鉄柳川駅」といいますが、現在柳川に乗り入れている鉄道は西鉄だけです。
恐らくはかつては国鉄佐賀線という国鉄線に筑後柳河駅という駅があったため、それとの区別のためだったのだと思われます。
また、岡山電気軌道には同名となる柳川電停が、阿武隈急行線にも柳川駅がありますが、いずれも遠く離れた地方なので関係ないと思いますw


ホームは2面4線と主要駅と言っていい規模になっています。
実際、ラッシュ時を中心に当駅始発・終着の列車が設定されているくらいで、日中でも特急・急行と普通の緩急接続が行われるなど、天神大牟田線の南側の中では主要駅の1つと言えます。


駅舎は橋上駅舎となっており、階段を登ってアクセスします。


跨線橋です。
お洒落な暖簾かと思ったらきっぷの宣伝だったというw


柳川も観光地として知られており、駅舎もリニューアルされて間もないのか今風のきれいな駅舎になっていました。


改札口です。
今回は「旅名人の九州満喫きっぷ」を使っているのでこのまま改札を出て外も見物したいと思います。


外へ出る階段もオシャレな感じです。


駅舎です。
内装と同じくオシャレな駅舎ですね。


柳川といえば鰻というイメージが強いですが、駅前にも鰻屋さんがありました。
お昼ご飯もまだですし食べていきたい気分になりましたが、もうお昼を過ぎた時間帯だったこともあってか開いていないようで断念しました。


このワゴン車はコミュニティバスのようです。
柳川市も市内交通はワゴン車で事足りてしまうんですね・・・
なお、普通の路線バスも走っていてかつての国鉄佐賀線を引き継ぐ佐賀駅行きや、瀬高駅行きなどが出ています。


最後に自由通路から駅前ロータリーを俯瞰したら撤収します。
反対口は時間の都合で割愛ですw

車内に戻ると特急から乗り継いだ人たちなのか車内の乗客が増えていましたが、それでもかなり余裕がある状態で、ローカル線の雰囲気でした。

その先も各駅停車で大牟田へ向かいますが、西鉄中島駅の近くには中島信号場という信号場があります。
この信号場は単線区間での行き違いのために設けられていて、普通列車の多くはここで列車交換のため運転停車をします。
なお、西鉄では唯一の信号場となっています。
西鉄も大手私鉄の一角に数えられ、路線規模もそれなりにあるのに信号場が1つだけというのは意外な気もしますが、西鉄の路線は基本的に駅間が短いので信号場の必要性が低いのでしょうね。
では中島信号場のある区間の駅間が長いのかというと2.4kmなので特別に長い駅間というわけではありません。
むしろ西鉄中島駅までは400mしかなくアンバランスなんですが、これは西鉄中島駅が川をまたぐ高架橋上に設けられていて交換設備を設けられなかったため駅の近くに信号場を作ったという経緯があったようです。


途中にある開駅というのも駅名がネタですよね。
調べても詳しい由来はわからなかったのですが、開という地名には開拓地という意味合いがあるらしく、ここも開拓地だったのかもしれません。
ちなみに、現在はみやま市の一部ですが、旧高田町の中心に位置する駅だったりします。

その次は西鉄渡瀬駅ですが、JRの渡瀬駅と微妙に離れていて、むしろ開駅のほうがJR渡瀬駅には近かったりしますw

その先には東甘木駅というのが出てきますが、甘木線の終点である甘木駅の所在する旧甘木市(現朝倉市)とは全く関係がなく、大牟田市の甘木という地名に由来する駅名だったりします。
確かに甘木地区の東にあるので東甘木駅は何も間違ってはいないのですが、東甘木駅に停車する列車のほとんどが甘木線に直通して甘木行きとなることを考えると紛らわしい駅名ですよね。
例えば福岡の地理に疎い人が大牟田から甘木行きに乗って数駅進んだらもう東甘木駅が出てきたら、「ああ、甘木って案外近いんだな」と勘違いしそうですw
まあ、普通は特急などで久留米まで行ってから乗り換えるでしょうけどねw

続いて出てくるのが西鉄銀水駅です。
こちらもJRにも同じ駅名があるシリーズですが、渡瀬よりはお互いの駅が近く徒歩圏内です。
ただし、このあたりではJRと西鉄の線路が並行しているのにも関わらず駅はちょっとズレて設置されていますw
西鉄とJR鹿児島本線っておおむね並行して走っているのに駅は微妙に離れている事が多くて、完全に同じ駅に乗り入れているのって大牟田駅だけなんですね。

そして、特急停車駅の新栄町駅を経て終点の大牟田に到着します。
このあたりまで来ると大牟田の市内で、沿線もだいぶ市街地らしくなってきます。


何度も訪れている駅ですがとりあえず駅名標を・・・w
ちなみに、なぜ何度も訪れているかというと、昔私が福岡に住んでいた頃、九州満喫きっぷで熊本方面へ向かうときには博多付近からJRに乗るより、西鉄で大牟田まで行ってから鹿児島本線に乗り継いだほうが早く到着できるケースが多かったのです。
その他には、大牟田からバスで三池港に出ると、高速船で島原半島へ渡ることができ、そのルートで島原へ行ったこともありました。
なので、この駅はとんぼ返りで引き返すことにして、駅取材はなしですw


↑幕回しは動画で


乗ってきた列車でそのまま折り返します。
折り返しは甘木行きとなりますが、流石に甘木までは乗り通りませんw


復路はサクッと飛ばして久留米に到着です。
ここでは途中下車します。

久留米にて

というわけで途中下車した久留米ですが、ある目的がありました。


西鉄久留米駅は高架駅となっていて、コンコースは高架下にあります。


駅前は西鉄バスのターミナルにもなっていて西鉄バスが嫌というほど見られます。


回送バスの側面ですが、面白い表示ですねw


バスターミナルの出口ではバスが3台も並んで信号待ちしていました。
流石は西鉄バスですw


↑一斉に発車!


駅舎です。
柳川駅を見たばかりというのもありますが、昭和の地方都市の駅という感じがして、私は好みですね。
ちなみに、JR久留米駅とは離れていますがあちらは新幹線停車駅となったこともあって今風の駅舎になっています。


駅前あるあるのよく分からないオブジェw


駅前に国道3号と国道209号が通っていて、高架橋には飲酒運転追放のスローガンが書かれています。
国道3号などを通行したことがある人はこの表示を見たら久留米だなと実感する人もいるのでは?


そして、駅から徒歩10分ほどで辿り着いたのは・・・


久留米ラーメンの名店「大砲ラーメン」の本店です。


お昼ごはんを食べそこね、気づけばもう夕方で腹ペコだったこともあって美味しくいただきました。
私も九州出身ということもあってやっぱりとんこつラーメンが一番好きです。


駅に戻ったら再び西鉄電車に乗り込みます。
このあとはいよいよ415系に乗るべく佐賀方面へ行くのですが、415系運用は夜遅くであり、それまで暇なので一旦福岡(天神)まで引き返すことにします。
西鉄久留米からはJR久留米までバスが頻発しているので、普通ならバスで移動するのがベストだと思いますけどねw
なお、方向幕でお気づきでしょうが実は普通列車です。
どうせ時間があるならばと最後まで普通列車で天神大牟田線を乗り通してみようと思ったのです。
久留米以北は急行も加わり優等列車の本数がぐんと増えるので、待避の回数も増え、3回は退避したと思います。
これでも京急で品川~浦賀間を普通で乗り通すよりはマシですけどねw


急行に乗り換えたい誘惑に耐えてなんとか終点の福岡(天神)駅に到着しました。


当駅にはロープ式のホームドアがあるんですが、試験運用中ということで先頭車の部分だけという中途半端なことになっていますw
あとは博多駅へ移動してJRに乗り換えですが、その前に・・・

ちょっと寄り道

実は天神から博多への移動で使った地下鉄で乗ったことがない2000N系というやつに当たったので、一旦姪浜まで1往復しました。
乗り放題の満喫きっぷ様々ですね。


既に真っ暗ですが駅名標だけは撮っておきましょうw
そういえば、”姪”という字を含む駅名って多分全国探してもここだけですよね。
姪浜は地下鉄の終点であり折り返しの列車も多いので福岡で育った私としては馴染みがありすぎて疑問にも思わなかった駅名ですが、離れてみて感じることもあるということですね。
ちなみに、逆に”甥”という字を含む駅名は存在しないようです。


そして、こちらが2000N系です。
実は完全な新型車両というわけではなくて、従来から存在した2000系のリニューアル車という位置づけなんですが、外観・内装や細かい設備が一新されていて、インバータも最新型のSiCハイブリッドモジュールのIGBT素子のものとなっており、登場は2021年1月とのことでそんなに地下鉄に乗る機会もなかった私としてはこれが初乗車となったのでした。


行先表示はカラーLEDとなっています。


側面にも2000Nと形式名が表記されています。
ちなみに、より古参となる1000N系については数年以内に新型車両による置き換えが始まるそうなので、記録をするなら今のうちですよ。
それにしても、JR側は303系305系を投入して103系を淘汰したのに対して、福岡市交通局は今までよく新型車を投入しないで済ませてきたなぁと思いますw

このあとは博多へ引き返してからJRでまずは鳥栖を目指します。
ちょうど帰宅時間帯に突入しており混み合っていたため写真もあまり撮れていないので道中は割愛して鳥栖駅から再開しようと思います。

鳥栖駅にて

博多駅から鹿児島本線で南下して鳥栖駅までやってきました。
ここからは長崎本線に乗り継いでいくのですが、お目当ての415系充当の列車に接続する列車にはまだまだ時間があるので、もう暗くなっていますが、駅構内で撮影などしつつ時間を潰しました。


まずは駅名標ですね。


「かもめ」と「みどり」の乗車位置案内です。
「かもめ」の方は西九州新幹線開業で廃止されて「リレーかもめ」と名前を変える予定ですから貴重な記録ですね。


早岐行きの普通列車がいました。
ですが、お目当ての415系充当列車は肥前山口発早岐行きなので、どうせ肥前山口で暇することになることもあってこれは見送りです。


YC1系にそっくりなこちらは821系電車です。
電車と気動車で見た目がそっくりなんて、JR東海で言うところのキハ25系と313系みたいな感じですが、YC1系はハイブリッド気動車ということで電車と共通の部品も多く、821系にエンジンと発電機を追加したのがYC1系というのが正しいかもしれませんね。


↑ちょうど連結シーンに遭遇しました。


817系の早岐行きも発車です。


813系の大牟田行き


↑ED76形牽引の貨物列車が入ってきました。
通過かと思ったら運転停車をするようです。


↑機関車を先頭には出来ませんでしたが発車シーンです。


そして、いよいよ私が乗る肥前山口行きの表示が出ました。
肥前山口駅も西九州新幹線開業に合わせて江北駅と改名される予定なのでこの表示も見納めですね。
ちなみに、2段目に出ている竹下駅に臨時停車という表示は博多方面の快速列車のものでして、竹下駅付近にららぽーと福岡がオープンしたことを受けて一部の快速列車を臨時停車させているようです。


↑817系はここで増結するみたいで連結シーンに遭遇しました。
まさか2回も連結を見られるとは・・・


写真でも撮ります。
817系自体はまだまだ見られますが、肥前山口行きの表示は見納めですからね。


行先表示をアップで


↑車内の案内表示も動画で撮ったらあとは肥前山口まで移動します。
道中は特に書くこともないので記事は肥前山口まで飛びます。

肥前山口からいよいよ415系

さて、ここまでおまけばっかりでメインの415系はいつ出てくるんだとやきもきしながらご覧になっていた読者の方もおられるかもしれませんが、お待たせしました!
ようやく415系に乗ります。


いました!
今回も415系運用を調べるにあたってはネット情報のみだったので本当に来るかは実際に乗るまで分からないという状態でしたが、情報通り来てくれて良かったです。


まだ時間があるので向かいのホームからも撮ります。


駅名標も入れてみました。


早岐行きの幕をアップで


これまた見納めとなる「白いかもめ」の乗車位置案内

といったところで415系に乗り込んで早岐へ向かいます。
既に真っ暗な車窓に加えて、地方線区の終電ということもあってガラガラで、走行音と乗り心地のみを楽しみつつ早岐まで行きました。


早岐にやってきました。
ここが終点なんですが、宿泊の都合で佐世保まで行きます。
早岐駅周辺にもホテルはあるんですが、チェックインの締切時間が早くこの時間ではもはやチェックインできないのです。
ネットカフェも探しましたが4km以上の道のりで、とても歩ける距離ではないですし、かといってタクシーで移動するのも馬鹿馬鹿しいということで佐世保に行ってネットカフェに泊まることにしました。

それにしても、タイトルで「長崎遠征」と銘打っておきながら日付も変わろうかという時間帯になってようやく長崎県に入るとはw


乗ってきた415系を改めて撮影です。
早岐で撮るのはこれが初めてですし、恐らく最後になるでしょう。


佐世保方面への終電は特急「みどり」となるので、それを利用します。
今回使用している満喫きっぷは普通列車限定のきっぷなので本来は特急に乗ることは出来ませんが、佐世保線の早岐~佐世保間は特例で特急券不要で特急列車に乗れることになっているため、満喫きっぷでも特急に乗れてしまうんです。
同様の特例はいくつかありますが、佐世保線についてはJR九州が普通列車の削減を行ったときに佐世保線でも減便があり、利便性低下を補う意味で特急列車に乗車券のみで乗れるようにしたという経緯があるようです。
なお、この時間だと佐世保方面の普通列車は既に運行を終了しており、佐世保へ向かうには特急以外に選択肢はありません。


YC1系が来ましたが、これは早岐止まりの列車であり乗車できません。


早岐行きの表示をアップで


デザインの違う駅名標もありました。
心なしか看板のサイズとデザインが一致していない気がするのは私だけ?w


側線にいたのはキハ40系でした。
暗くてよく分かりませんが、恐らくは長崎本線江北以南に投入されるキハ40系の新塗装ですかね。
大穴で「ふたつ星」という可能性もありますが、多分違うと思います。


↑415系が側線へ引き上げていきました。


中線にいた787系


↑乗車する「みどり」が入ってきました。
そういえば、787系の「みどり」はこれが初めてでした。


行先表示を撮ったら乗り込みます。
初日から終電までの活動というハードなスケジュールでしたが、最後は特急型車両でつかの間の休息を得たのでした。


佐世保に到着!


隣には783系がいました。
今や活躍の幅がかなり狭まった形式ですが、私の中では「みどり」といえば未だにこれですね。


せっかくなので並べて撮ったら撤収します。
これが佐世保駅に到着する最後の列車ですから速やかに出場しないと駅員さんにご迷惑をかけてしまいますからね。


佐世保駅のコンコースにも西九州新幹線についてのパネルがありました。
佐世保市にとっては直接の恩恵はないように思えますが、長崎市への往来では大村線経由よりは武雄温泉で西九州新幹線に乗り継いだ方が早いパターンもありうるのかもしれません。
あと、「ふたつ星」が早岐に停車しますし、「36ぷらす3」は長崎本線の肥前浜以南非電化に伴い博多~長崎間のルートが博多~佐世保間に変更となるためそういう意味では佐世保市にも関係があると言えるでしょう。


あと、「かもめ」の廃止で余剰となる885系が「みどり」にも投入されることになりますが、それは佐世保市にとってはプラスですね。

それでは駅を出て1kmほど歩いて市内の快活クラブ(ネットカフェ)で夜を明かしたいと思います。
佐世保駅周辺には普通にビジネスホテルもありますが、翌朝も早朝からの活動になり滞在時間が6時間もないくらいになりそうなので、ホテルだともったいない気がして今回はネットカフェですw


飲み帰りの酔客くらいしか歩いていない「させぼ四ヶ町」を通って快活クラブに入りまして1日目の活動は終了です。

2日目以降は別記事として追ってレポートしたいと思います。
公開までしばらくお待ち下さい。

つづく

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