「ホームライナー千葉」さよなら乗車 PART2

読者の皆さん、お久しぶりです。
気がつけば、前回の更新から早くも1ヶ月が経ってしまいました・・・
といっても、この間に一切の活動をしなかったかといえばそんなことはなく、遠征も含めていくつかの活動があったのですが、昨年の7月頃から録り溜めた録音の整理の作業に追われていて、気がつけば1ヶ月も経っていましたw
お待たせしてしまいましたが、今後はまた順次更新をしていきますのでまたお付き合い頂ければと思います。

今回の活動

冒頭に更新が滞った言い訳のようなものを書いただけで、まだ今回の記事の本題に触れていませんでしたが、今回の活動は「ホームライナー千葉」に乗るというものです。
ここであれ?となった方もいるでしょうが、実は1ヶ月前に書いた記事も「ホームライナー千葉」の乗車レポートであり、ネタかぶりのように思われるでしょうが、前回乗ったのは東京駅始発で運行される「ホームライナー千葉1号」であり、今回乗車したのは新宿駅始発の「ホームライナー千葉5号」です。なお、前回の記事に書いた内容は今回の記事では端折る方向で行きますので、前回の記事をご覧になっていない方はそちらをご覧の上でこちらの記事をご覧下さい。

内容としては普通に新宿から乗って千葉まで行って帰っただけなので、説明するほどの複雑な行程でもなく、早速乗車レポートへ入っていきます。

1日1本だけの新宿発「ホームライナー千葉」

「ホームライナー千葉」についての説明は前回のレポートであらかたやってしまったのでいきなり乗車レポートとなります。
ピークを越したとはいえ、まだまだ帰宅ラッシュ特有の慌ただしさと喧騒に包まれた新宿駅にやってきた私は、早速「ホームライナー千葉」が発車するホームへ向かいました。


↑コンコースで見かけた発車標ですが、「ホームライナー千葉」廃止を知らせるメッセージが流れていましたので動画を撮りました。
この記事では唯一の動画だったりしますw


ホーム上の発車標です。表示内容は同様ですね。


そして、メインとなる「ホームライナー千葉」ですが、とっくに入線していましたw
東京駅では10分か15分くらい前まで入ってこなかったので今回もそのつもりでのんびりとやってきたのですが、おかげで入線の動画は撮れず・・・w


ここにも廃止を知らせる貼り紙がありました。


東京駅始発のものと表示内容は同じですが一応・・・w


側面の行先表示ですが、当然ながらこれも東京駅始発のものと変わらずw


乗車位置案内を撮ったらあとはライナー券を買って乗車です。

新宿駅ではライナー券の券売機はホーム上に設置されており、購入方法自体は東京駅でのものと同じです。
「ホームライナー千葉」の廃止で地下ホームからのライナー列車が全滅する東京駅と違って、新宿駅では「ホームライナー小田原」が今後も運転されるので券売機は残るであろうということもあって撮影しませんでした(撮り忘れたとも言うw


新宿駅でも乗車口を限定してそこでライナー券の検札を行うスタイルは同じです。

なお、東京発の方は乗車可能駅が東京駅だけなので全ての号車を利用可能でしたが、新宿発は秋葉原からの乗車も可能であり、5両編成のうち1~2号車は秋葉原から乗車する人の枠とされており、新宿から乗る場合は3~5号車のいずれかを利用する必要があります。

それではあとは車内で発車を待つだけです。
最初はがら空きでしたが、発車時刻が迫るに連れて次々と乗り込んできて最終的には窓際は全て埋まり、一部通路側にも人が座っているという程度の乗車率となりました。
連結する両数が5両しかなく、しかもそのうちの3両しか利用できないため利用者数に対して乗車率が高く見えるというのもあるでしょうが、5本ある「ホームライナー千葉」のうち、唯一新宿から乗車できる列車ということもあってそれなりに需要は高いのかもしれません。
考えてみれば、総武快速線の快速列車が普通に利用可能な東京駅と違って、新宿からライナーに乗らないで船橋・津田沼・稲毛・千葉へ行きたいと思ったら時間がかかるのを承知で総武緩行線を乗り通すか、錦糸町で総武快速線に乗り換える、あるいは東京駅で中央快速線と総武快速線を乗り継ぐなどのルートが考えられますが、それを乗り換え不要かつ時短効果も得られるとなると、ライナーとしての価値は東京始発のものより高いのかもしれませんね。
まあ、そんなことはお構いなしとばかりに容赦なく廃止されてしまうわけですが・・・
なお、参考までにですが、新宿から千葉まで総武緩行線を乗り通すと1時間15分ほどかかりますが、「ホームライナー千葉」は50分ほどで行ってしまうので25分も早く到達できて、なおかつ特急型車両で着席が保証されるというのは確かに魅力ですよね。
ああ、やっぱり廃止はもったいない・・・

あと、鉄的な視点から「ホームライナー千葉5号」を見ていくと、新宿から御茶ノ水までは中央快速線を走行し、御茶ノ水で総武緩行線に転線して秋葉原へ停車し、その後錦糸町で総武快速線に転線するという経路になっており、「ホームライナー千葉」以外では千葉駅始発の「あずさ」や土日祝日のみ運転の「新宿さざなみ」「新宿わかしお」がこの経路で運行されていますが、これはネタですよね。

余談ですが、もうすぐサービス終了してしまう「えきから時刻表」では、「ホームライナー千葉5号」は新宿駅では中央快速線のページに、秋葉原駅では総武緩行線のページに掲載されており、ちゃんと実際の走行線路に合わせた場所に掲示しているのは素晴らしいと思いました。乗り鉄が最も活用しているサイトと言っても過言ではないであろう「えきから時刻表」の終了は残念ですが、最終日まで活用させて頂きます。

ちょっと脱線しましたが乗車レポートに戻ります。
発車時刻となりまして、ゆっくりと新宿駅を後にします。スピードよりは快適性重視のライナーということであんまり飛ばしませんが、夜の都心の景色をのんびりと眺めていると、いつの間にか列車は総武緩行線に入っていて秋葉原の電気街の町並みが広がりました。
秋葉原でも乗車可能ですが、そもそも乗る車両が分かれているためにこちらの車両には乗ってきません。
秋葉原を出るとあとは船橋・津田沼・稲毛・千葉と停車していくわけですが、ここから先は東京始発とそう変わらないので省略w


千葉に到着です。回送シーンも前回撮っているし・・・ということでこれだけ撮って撤収です。


「ホームライナー千葉」の存在感があまりないですが、一応並べてみました。
前回とは到着ホームが違うのでこの並びが実現しました。


ちなみに、総武緩行線は御茶ノ水行きでした。夜遅い時間帯、あるいは早朝になると中央線は三鷹~御茶ノ水間で総武緩行線の線路を使って走行し、一方で総武緩行線は御茶ノ水~千葉間の運行になるため早朝・夜間だけ見られるレア行先です。

と、これにて活動のメインは終了ですが、帰り道は一旦蘇我に出て京葉線経由で東京駅に戻ることで大回り乗車の要領で交通費を削減することにしましたので、その道中をおまけとしてお伝えして記事を締めたいと思います。

おまけ

京葉線に乗るためにはまず蘇我へ出る必要がありますが、そこで乗った内房線ではなんと・・・!?


京葉線のE233系が待っていました。
私は全く知らなかったのですが、どうやら間合い運用で千葉~木更津間の運用に就くこともあるみたいですね。


幕を撮ったら乗車です。209系の普通列車だと自動放送がないのですが、ちゃんと自動放送も流してくれて満足でした。


蘇我からは京葉線ですが、乗車したのは新習志野行きでした。
当然ながら東京駅までは行ってくれないので、これに乗っても結局後続の東京駅に乗り継がなければならずあまりメリットはないですが、新習志野行きは夜間に入庫を兼ねて設定されているだけのレア行先なのでその放送目当てに乗車しました。


ただでさえ利用者の少ない時間帯の上に新習志野までの利用者しか利用できない列車ということで車内はこんなにガラガラでした。
これ以上ないというくらい綺麗な録音環境を享受して新習志野まで行きました。

新習志野では階段を使って乗り換えなければならず不便でしたが、元々メリットのない乗り方をあえてしているわけで、これについては仕方ないですね。
東京行きは流石にそこそこ乗っていて、座席の半分は埋まる程度でした。
が、それも舞浜までであり、夢の国から現実世界へ戻る人たちが大勢乗ってきてあっという間に満員電車へと変貌しました。
京葉線はこれがあるから全区間通して綺麗な録音というのが難しい路線なんですね・・・w
まあ、京葉線はどうせE233系ばっかりだから別にいいですけど。


東京駅では大回り乗車の要領で戻ってきた都合上、一旦改札を出なければならないわけですが、夜の東京駅も綺麗だなということでこれを貼って締めにします。

1ヶ月ぶりにしてはボリュームのない記事で申し訳ないですが、次回からはまた遠征のレポートになりますのでどうぞお楽しみに!

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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