「ホームライナー千葉」さよなら乗車

今回は東京駅・新宿駅から千葉駅まで運行されている「ホームライナー千葉」へのさよなら乗車をしましたのでそのレポートです。
先週も「青梅ライナー」に乗ったばかりで、このところホームライナー続きですが、一気に無くなるんだからしょうがないw

「ホームライナー千葉」とは

今回も「ホームライナー千葉」に乗るだけで旅と呼べるほどの活動内容もないので、いきなり「ホームライナー千葉」の概要の説明から始めたいと思います。
「ホームライナー千葉」は、東京駅、もしくは新宿駅から千葉駅まで運行されているライナー列車であり、平日ダイヤの夜に5本が運行されています。なお、逆に朝の上り便の運行はありません。

元々は総武本線の特急列車のうち、東京駅到着後に回送となる列車を有効活用してライナー列車として一般利用者に開放したものが最初で、当初は津田沼駅までの運行であり「ホームライナー津田沼」という名称でした。東北本線でも同様に上野到着後に回送となる特急列車を活用した「ホームライナー大宮」が登場しており、「ホームライナー津田沼」は当時の国鉄におけるライナー列車としては「ホームライナー大宮」に次ぐ2番目となります。
その「ホームライナー津田沼」の一部を千葉駅まで延伸したのが「ホームライナー千葉」であり、「ホームライナー津田沼」の方は既に運行を終了しており、現在は全便が千葉駅までの運行となっています。

現在の運行概要ですが、5本走っているうちの1本(5号)のみが新宿発千葉行きとなっており、残りの4本が東京発千葉行きとなっています。今回乗車するのは東京発千葉行きのうち1番列車となる1号ですが、乗車可能なのは東京駅のみであり、以後船橋・津田沼・稲毛・千葉と停車していきます。
なお、新宿発については新宿と秋葉原の2箇所で乗車可能で、降車可能駅は東京発と同じです。

そんな国鉄時代からの由緒正しいライナー列車だった「ホームライナー千葉」ですが、2019年春のダイヤ改正において運行を終了することが発表されており、今回のさよなら乗車となりました。
先週乗車した「青梅ライナー」や、その姉妹列車の「中央ライナー」については運行終了とは言っても特急列車に格上げされるという理由であり、同等の列車が種別や名称が変わるとはいっても今後も走り続けるのに対し、「ホームライナー千葉」は代替となる特急列車なども設定されず、その分快速列車を増便するという話ですから、ライナーとしては完全に廃止であり、船橋や千葉へ帰宅の足として重宝していた人からすれば残念でしょうね。
同じようにライナーとしては完全に廃止された例としては「ホームライナー古河」がありますが、近年私鉄各社がライナー列車に力を入れているのに対して、時代に逆行している感もあります・・・

乗車レポート

もはや恒例となった長いまえがきも終わり、いよいよ本題となる乗車レポートへ入っていきます。
夕方のラッシュ特有の喧騒と慌ただしさに包まれた東京駅にやってきた私は、長いエスカレーターを下り総武快速線の地下ホームへやってきました。


まずはライナー券を買い求めるべく券売機を探すわけですが、ホームにあると思って一生懸命探し回るも、結局ホームの1つ上の階にありましたw


よく見ると案内も出ていました。


こちらがライナー券の券売機のようですが、まだ発売は始まっていないようでシャッターが閉まっていました。


発売開始を待つ間に掲示物類をチェック!


4本のライナーの発車時刻と各停車駅の到着時間が案内されていました。


乗り場の案内は専用の看板まで用意していました。
廃止するくらいだからあんまり利用者がいないのかなと思いきや、案内にはそれなりに力を入れているようです。


そして、運行終了を知らせる掲示。
一般利用者であろうサラリーマン風の男性は、この掲示を呆然と眺めていましたが、ライナーの常連客だったんですかね。


そして、いよいよ発売開始です!
流石に私は先頭で買えましたが、次々とライナー券を求める人がやってきていましたから、そんなに利用者が少ないわけではなさそうです。


こんな風にリアルタイムで残りの席数が表示される仕組みになっており、しかもこれ、券売機ごとに割り振られているみたいで、それぞれの券売機でバラバラに数が減っていっていました。


人がいないタイミングを狙って券売機だけを撮りました。
ところで、この券売機って実はSuica対応なのですが、Suicaで利用する場合はカード挿入口にSuicaを挿入することで、ライナー券購入代金が残高から引かれる仕組みになっており、Suicaといえばタッチするものという固定概念ゆえタッチする部分がないことをもって使えないと判断していた私は普通に現金で払ってしまい、あとになって気づきましたw
まあ、Suicaで支払おうが、現金で支払おうが値段は一緒ですし、決済手段にSuicaが使えると言うだけで、グリーン車のSuicaグリーン券みたいにSuica自体にライナー券の情報を記録できるとか、そういうサービスではないですから、どっちでもいいですがw


ちなみに、こちらはホーム上にあるグリーン券の券売機です。
私も最初はここでライナー券が買えると思ったのですが、実際はホームの1つ上の階に行かないといけないので注意です。


やっぱり間違える人が多いのか、注意書きもありましたw


あとは、発車標を撮ったり


乗車位置案内を撮ったりしつつ入線のその時を待ちます。

そして・・・


↑いよいよ入線です!


ここにE257系が停まっている事自体は「しおさい」などで今後も見られる光景でしょうが、そう分かっていてもやっぱり撮っちゃいますねw


先頭部の表示を出してくれたところでもう1枚


列車名をアップで


側面部の行先表示


英語表記


それでは、乗車します。
「ホームライナー千葉」は他のライナー列車同様に、乗車を一部のドアに制限して、乗車時にライナー券の改札を行うスタイルであり、「青梅ライナー」や「中央ライナー」とは違って車内で座る座席は指定されないので、いい席に座りたければ早いもの勝ちになります。
また、ホームライナーだと1号車~5号車みたいに乗車する車両の範囲が決められているものが多いですが、東京発の「ホームライナー千葉」は乗車可能駅が東京駅のただ1つだけなので、すべての車両へ乗車が可能になっています。
「リセマラ」(前回記事参照)なんてしなくてもM車も台車直上も自由に選び放題ですねw

早速乗車です。なるべく静かな車内環境を期待してなるべく乗車ドアから遠い車両を目指しましたが、乗車が始まった直後の段階では空席のほうが多くなんとなく台車の上の席を取ったらしばらく様子見にしました。
客層はやはりサラリーマンが中心で、若干名私と同様にさよなら乗車で乗っているであろう鉄と思しき人を見かけはしましたが、みんな仕事の疲れで静かに過ごしたい人たちばかりなのか車内は静かでした。
今までに乗ったライナーは大抵車内は静かだったので、音鉄的にはライナーはいい列車かもしれませんね。


↑記念に車内案内表示器を撮影しました。

結局、半分くらいの座席が埋まったくらいで発車となりました。
私も列車ごとの採算ラインがどれくらいなのかはよく分からない部分もありますが、一利用者として見る限りは少なくとも廃止される列車の車内という雰囲気ではないですよね。
それに客単価も平均すれば普通列車の倍近いわけで、今や中距離程度の輸送でも快適性をお金で買うのがトレンドになりつつあることも考えればこのライナーを廃止してしまうのはもったいない気もします。

東京駅を出て錦糸町までは地下を走りますが、先行列車に追いついているのかあんまりスピードは出していないようでした。
錦糸町から先の地上区間も相変わらずの走りでしたが、江戸川を渡り千葉県に入ったあたりからはスピードを出し始め、気がつくと船橋まで来ていました。
ここで1/3か1/4程度が降りていき、津田沼で残った半分、稲毛で若干名で、津田沼から先はガラガラとまでは言いませんが、そんなに乗客は残っていませんでした。

あと、東海道線のライナーは下り列車の大船ないし藤沢以遠は一般の快速扱いとなるため、この区間のみの利用はライナー券が不要ということになっていますが、「ホームライナー千葉」は全区間でライナー扱いであり、途中停車駅の船橋・津田沼・稲毛の3駅からの乗車はそもそも認められていません。そのため、津田沼や稲毛に停車中の車内では「この列車はライナーです。当駅からのご乗車はできません」といったアナウンスが流れていました。


そして、終点の千葉駅に到着です。
あまりに快適であっという間に千葉まで行っていたという感じでした。
私が総武快速線の沿線に住んでいたら時々使っていたかもしれないなと思うも、もう1ヶ月足らずで廃止されるんですよね・・・


幕はもう回送に変わってしまっていて「ライナー」なのかどうか、外見で区別をつけることが出来なくなっていますが、せっかくなので回送で発車するところを撮ってから撤収したいと思います。


発車標にも回送と出ていますから、このまま別の列車として営業するなんてこともなく普通に回送されるようです。
あと、次の列車の案内が出ていますが、遅くともその時間の少し前までにはこのホームから発車していくことは保証されていることになるので時間を把握しないで発車待ちをする場合は助かりますw


あとは発車を待ってカメラを構えて待つのみ。
他にも同業者がいましたが、特に言葉をかわすでもなくただただ列車が動き出すその瞬間を固唾を呑んで待ちます。


↑そして、ついにその時が!
サービスしてくれたのかミュージックホーンまで鳴らしてくれました。

と、これにて「ホームライナー千葉」の乗車という目的も果たしたわけで、あとは帰るだけなのですが、このまま総武快速線を引き返して帰るならば一旦千葉駅で運賃を精算しなければならず、地元の駅からここまでの往復運賃が必要ですが、佐倉・成田・我孫子と回って常磐線で東京都心へ入り、往路で東京駅まで乗車したルートと重複しないように帰れば・・・すなわち今回の活動全体を大回り乗車とすれば、百数十円の支出で済むことに気づいて帰路にあたる総武快速線ではなく、総武本線・成田線と進んで一旦地元から離れる方向へ進むことになりましたw


流石に家に帰るまで全てレポートするつもりはありませんが、千葉駅から成田駅まで乗車した列車がネタだったのでご紹介。
成田空港行きとありますが、総武快速線から直通する”快速”としての成田空港行きではなくて、千葉発成田空港行きのローカル列車なんですね。
朝夕に3本だけ設定されているのですが、恐らくは千葉市周辺から通勤する成田空港やその関連施設の職員向けの列車なんだと思います。

鉄的な目線で見ると、成田線の空港支線で209系に乗れる数少ない運用となっていますし、これもいつか乗ってみたいなと思っていたのですが、まさか今日乗れるとは!・・・まあ肝心の空港支線に入る直前の成田で降りてしまうんですけどねw


209系の幕で「成田空港行き」を撮ったらレポートは以上です。

我孫子を通ったということで唐揚げそばを食べたのは言うまでもないですが、もはや当たり前のこと過ぎてレポートの対象にすらなりませんw

というわけで、今回のレポートは以上です。
次回は・・と言いたいところですが、ついに鉄活動をする頻度にレポート執筆が追いつきまして、現在”行ったけどレポート化していない活動”というのはなく、ようやく溜め込んでいた録音の整理やらサイト関係でやりたかったことなんかに手が出せそうです。
まあ、3月はまた予定が盛りだくさんなので、1ヶ月と持たずにレポート地獄に逆戻りしそうですが・・・w

それでは、また何かのレポートでお会いしましょう。
~追記~
まさかのPART2!?

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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3 Responses to 「ホームライナー千葉」さよなら乗車

  1. 東横沿線民 のコメント:

    いつも楽しく拝見させていただいています。
    ひとつ質問があるのですが管理人様が使われているカメラの機種はなんですか。
    私もカメラを購入しようと考えているので質問させていただきました。

  2. つばめ501号(管理人) のコメント:

    東横沿線民様、いつもお読みいただきありがとうございます。
    私が使っているカメラはSONYのDSC-WX350というモデルになります。
    コンパクトでいてズーム倍率も高く、また夜間の撮影でもぶれにくく私は気に入っています。
    カメラ選びの参考になりましたら幸いです。
    今後とも当ブログをよろしくお願いします。

  3. 東横沿線民 のコメント:

    ありがとうございました。その後いろいろ検討した結果、私もSONYのカメラをつかうことにしました。これからも楽しく拝見させていただきます。

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