今回は昨年に引き続き、川越車両センターを開放する「川越車両センターまつり」に参加してきましたのでそのレポートです。
ちなみに、この「川越車両センターまつり」は最寄りの南古谷駅でのポスターの掲示以外は公式な告知が一切無いため、開催日程などを知ることが他のイベントに比べて難しいという特徴がありますが、今回はNREがこのイベントに合わせて特別弁当を用意し、その宣伝をネット上でしていたため、事実上公式発表があったようなものでしたw
いきなり会場へ!
川越線で南古谷駅まで行き、そこから徒歩で会場を目指すわけですが、南古谷駅のレポートは昨年の記事でしていますし、特に変わった様子もなかったのでいきなり会場からレポートを始めます。
こちらが入口ですが、アーチなどはありません。
これも去年と同じですね。
車両展示ブースへ
真っ先に向かうはもちろん車両展示ですが、何やら行列していました。
てっきり撮影待ちの列だと思って並んでいたのですが、結局その列は洗車場通過体験の列のようで、5分ほど無駄にしてしまいましたw
去年もあったヘッドマーク展示
若干ラインナップが変わっていますが、目玉はハエ28に装着されていたさよならヘッドマークですね。
まあそのハエ28は今日この会場にいるわけですがw
モーターカーに牽引された状態のE233系がいました。展示車両というわけではなさそうですが、これはこれでレアな光景です。
隣には185系もいました。こちらは休憩スペースとして車内が開放されているようです。
営業運転時に何度か乗っていますし、車内の撮影もある程度は済ませているのですが、何か特別なものがあるかもしれませんし、あとで行ってみたいと思います。
隣にいたのは八高線の209系
ただし、”ただの”209系ではありません。元東京臨海高速鉄道の70-000型を編入した3100番台というものです。よく見ると70-000型の面影がありますよね。
あれ?よく見ると行先表示が「快速」ですね。3100番台は南古谷・川越~八王子での運用なので、同区間で快速運転はなく、通常はありえない表示なんですが、イベント用のサービスでしょうかw
そして、メインの車両展示です。205系大集合ですが・・・
う~ん、ちょっと全体が入らないなぁw
とりあえず各車両を個別にピックアップしていきましょう。
まずは、事業用者のクモヤ143です。
その隣には最近デビューした東北本線向けの205系です。湘南色ですね。
相模線の205系です。行先表示が「相模線 相模湖」というありえない表示にw
昨年も通勤快速板橋行きなど珍行き先が楽しませてくれましたが、今年はもっとはっちゃけていますねw
去年で最後かと思えば今年も堂々と登場したハエ28w
あのさよならヘッドマークは何だったんだと突っ込みたくなりますが、まあ1編成でも残ってくれるのは嬉しいですよね。
で、行先ですが、「通勤快速 武蔵浦和」でしたw
もちろん通常ダイヤでは実在しない組み合わせです。武蔵浦和行き自体はラッシュ時に運行されますが、全便が各駅停車ですし、通勤快速は川越・新宿・新木場のいずれかの行先に限られるんですよね。
川越線内でダイヤが乱れたりした場合、大宮打ち切りとなり大宮止まりの通勤快速が走るケースはありますが、恐らく通勤快速武蔵浦和行きは今まで走ったことはないでしょうね。
可能性としては武蔵浦和~大宮間で何らかの輸送障害があり、やむなく武蔵浦和で折り返し運転をする場合ですが、その場合は通勤快速運転を中止して全便各駅停車になりそうです。
そして、南武線205系
E233系が投入されましたからそろそろ見納めですね。
クモヤ143も改めて撮影
1両なので簡単に全体を収められるのが嬉しいですw
こんなに近づける機会はそうそうないので細かいところまでしっかり撮ります。
他にも色々撮りましたが、いずれ聞ける車両辞典にクモヤ143を追加するときの楽しみとして取っておこうと思いますw
車両以外にも
車両展示の隣には事業用自動車やミニ新幹線のブースもありました。
こちらは軌陸車です。クレーンが付いていて、作業用ゴンドラ(?)には実際に乗車も可能のようでしたが、並んでいたので見るだけw
↑動画撮影してみました。見た目は完全にトラックなのにレールを走る不思議な光景をお楽しみ下さい。
ちなみに、車輪はこうなっています。道路を走るためのタイヤとレールを走るための車輪の2つがついています。
JR東日本のイベントでは大体展示されている気がしますが、電気レスキュー車です。屋根には電気を通さないプラスチック製のはしごも載っています。
ミニ新幹線です。開業目前の北陸新幹線用のE7系でした。
これって大宮の鉄道ふれあいフェアで走っていたものと同じものでしょうか。
↑動画ももちろん撮りましたw
この他、子供向けに制服を着て記念撮影するブースなどもありましたが、当然スルーw
このあとは車庫の中に向かいます。
車庫内
車両展示ブースの隣にあった車庫内も覗いてみます。
車両はE233系が1編成いるだけで特に変わった様子はありません。
ちなみに、このE233系の中では車内アナウンス体験があっているようですが、かなり並んでいたので当然参加しませんw
リニア鉄道館で車掌シミュレータを体験してきたばかりでしたしね。
またまた珍行先がw
「通勤快速 池袋」です。池袋行き自体は早朝・深夜に運行されますし、9時台などに新宿発池袋行きという回送を兼ねた列車が走るもののいずれも各駅停車なのでやはり珍行先です。
ちなみに、この隣には切符をトイレットペーパーに再利用しているといったエコ活動に関するパネル展示がありましたが、去年と内容がほとんど同じだったので省略w
反対側へ
反対側にも少し展示があるようなのでそちらを見に行きます。
途中の模型展示のほうに立ち寄ったのですが、その近くの立入禁止を示すホワイトボードにはなぜか海外譲渡された205系の写真がw
そして、そのもう1つの展示というのがこれでした。「ミュートレイン」
185系&E233系の車内へ
最後に185系とE233系の車内を見てから帰路につきます。
E233系は「東京テレポート」表示。これもレア行先ですねw
ただ、こちらは入出庫の関係で実際に運行されますけど。
185系の方向幕ですが、何故かこんなことにw
大丈夫なんでしょうか
関係者控室となっていますが、普通に入っている人がいましたし、特に関係者が待機している様子はありませんでしたw
ゴミ箱は使えないようになっていました。ちなみに、車内はお弁当やらお菓子やらを広げている人たちだらけだったので、お昼休みの教室みたいな匂いが充満していましたw
185系の運転台です。中には入れませんが、乗務員がいない状態で撮影できるのは貴重ですね。
なお、先頭側のドアが閉まっていたため再び編成中程にあった出入口まで戻ることになりましたw
続いてはE233系の車内へ向かいます。子供が多数来場することを考慮してか列車との隙間を埋める板が渡されていました。
車内には無造作にはしごが置かれたままでしたw
ちなみに、車内には地元の幼稚園児たちが描いた絵が飾られていますが、私よりも断然うまい絵ばかりですね。
平兵衛まつりの時に手書きイラストを使いましたが、これで私の画力はご理解頂けたことでしょうw
E233系はなんと運転台に座れるというのでその体験をして帰路につくことにしました。
で、これはヘルメットです。撮影用の小道具的な扱いで置いてあったようですが、運転台で記念撮影するならば運転士の制帽のほうが雰囲気出ますよねw
車掌用のドアスイッチです。こんなに間際で見られるとは思いませんでしたw
運転台です。最近の車両らしく液晶モニターに機能が集約されてすっきりしていますよね。
ちなみに、私も座らせて頂き、数秒間ですが運転士気分を味わせて頂きました。
後ろにも大勢の人が待っておられたのでマスコンだけ撮って、あとは遠慮しました。
↑最後に東京テレポート行きの行先表示器を動画撮影して帰りました。
1つ思ったのは、去年はあった車輪転削の実演がなかったため、実演系の展示が一切なかったということですね。
確かに車輪転削ってあまり派手さのある作業ではないので、子供はあまり興味を持たないかもしれませんが、これ単体で見せてくれるのって私が今まで参加してきたイベントでもここぐらいだったので無くなってしまったのはちょっと残念です。
まあ、車両展示は去年よりも充実しており、それでも十分満足出来ましたけどね。
というわけでレポートは以上です。最後までお付き合いありがとうございました。
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