リニア鉄道館訪問記

今回は趣味の旅行ではないのですが、リニア鉄道館を訪問する機会がありましたのでそのレポートとなります。

まずは名古屋へ

リニア鉄道館があるのはあおなみ線の終点、金城ふ頭駅の近く・・・従ってまずは名古屋駅まで新幹線で移動します。
個人的な旅なら18きっぷで普通列車か、夜行バスでも使うところですが、お陰様で豪勢に新幹線ですw

tokyo-shinkansen
久々の新幹線、否応なくテンションは上がります。

N700A
しかも、初めて乗るN700Aでした。

1時間半ほどの乗車でN700Aは名古屋駅のホームに滑り込みました。

aonami-line
名古屋駅からはあおなみ線
2度目の乗車でした。

linear-tetsudo-kan
こちらがリニア鉄道館
最近開業したこともあってかかっこいいデザインですね。

linear-tetsudo-kan-bridge
あおなみ線の高架と伊勢湾岸自動車道の高架を絡めてみました。

いざ入場!

入場料1000円を払って早速入場です。

ent
リニア鉄道館の代名詞的光景ですが、C62、300X、そしてリニアMXL01が出迎えてくれます。

C62
C62単独
C62は銀河鉄道999の印象が強いのもありますが、SLの中では特に好きですね。

tsubame-headmark
私のハンドルネームでもある「つばめ」のヘッドマーク

C62-cockpit
運転室も見ることが出来ました。

linear
2階のデッキ部分からも見下ろすことが出来ます。

linear-danmen
リニアの断面です。さながら飛行機ですねw

linear-door
ドアも上に開くというスポーツカーチックなものでした。

linear-seat
そして、座席です。
こちらは新幹線とそう変わらないですね。
ちなみに、入口付近に展示されている車内の座席は座ることは出来ませんが、別のブースでは座ることもでき、車窓を模した映像を見ながら臨場感あるサウンドで疑似体験することも出来ます。
そちらも動画や写真でご紹介したいところではありましたが、残念ながら撮影禁止でしたw

700
その先には新幹線車両たちがお出迎え
最近の車両も展示されていますが、こんな間近で見られる機会って現役時代にさかのぼってもなかなかないですよね。

300
初代「のぞみ」の300系
末期は「ひかり」「こだま」に格下げされていましたが、何度か乗車したことがあります。
カモノハシ新幹線全盛の今、この形は懐かしさすら感じますね。

doctor-yellow2
初代ドクターイエローもいました。こちらは0系ベースのもので、現在の700系ベースの車両が登場したため引退しました。
私が小さかった頃にはまだ現役だった記憶がありますが、当時はカメラを持っていませんでしたし、わざわざ列車を見に行くという機会にも恵まれておらず、手元に現役時代の資料はありません。

doctor-yellow
別アングル
隣には100系の2階建て車両もいますね。こちらは博多総合車両所にも保存されていて、イベント開催時などは見ることが出来ます。

0-hoko
0系ですが、幕式の方向幕も懐かしい!

0-seat
0系の車内に入ってみました。今や新幹線や特急型車両では標準装備といえるリクライニングも0系のデビュー当時はグリーン車以外にはついておらず、この座席も近郊型電車でよく見られる転換クロスシートなんです。
後にリクライニングシートに改めた編成もあるようですが、3人がけは横幅がありすぎて回転させられないため、向きを変えられないという仕様だったそうですw

100-pass
今度は100系の2階建て車両に入ってみました。
新幹線というより寝台車の車内という感じがします。

100-shokudo
食堂車です。
私が小さい頃、まだ100系の2階建て車両自体は現役でしたが、食堂車はとっくに廃止されており食堂車を利用した経験はありませんでした。
もっとも、私は乗車したら録音してるか車窓を眺めてるかのどっちかが多いので、未だに食堂車が普通に営業していても利用していたか定かではありませんがw

ED11
ED11という電気機関車です。流石に現役当時については一切知りませんし、特別思い入れがある車両というわけでもないのですが、昔の電気機関車独特のデザインは嫌いじゃないです。

suha43
機関車があればもちろん客車も
スハ43というそうです。

hoji6014
こちら、ホジ6014という蒸気動車なんです。
蒸気動車という言葉自体に馴染みがない方もいらっしゃるでしょうが、要するに蒸気機関を搭載した客車ですね。
ディーゼル機関車に対する気動車、電気機関車に対する電車のように、機関車に牽引されずとも走行可能な蒸気駆動の客車ということです。
整備の難しさなどが原因でそれほど普及することはなかったようですが、鉄道技術の歴史において欠かすことの出来ない重要な存在ですね。

hoji6014-santo
当時の鉄道は1等車、2等車、3等車の3クラス制となっていまして、ローカル線の普通列車として使われることの多かった本形式は3等車ということになるようです。
3等車は現在でいう普通車、2等車がグリーン車に相当し、1等車は事実上廃止され存在しない事になりますが、E5系E7系に設置されている「グランクラス」やJR九州の「ななつ星 in 九州」なんかは1等車とみなしてもいいかもしれません。

hoji6014-inside
車内です。運転室に蒸気機関が押し込まれているのが分かりますか?
ディーゼルエンジンならば床下に収めることも出来るでしょうが、蒸気機関はそうも行かないんでしょうね。

hoji-6014-car-number
忘れるところだった、車番
ホジなんて車両型式、私はこの時初めて知りましたw

kumoha12
クモハ12
確か、電車でGO!プロフェッショナル2に登場していた覚えがあり、それなりに馴染みのある車両ですが、当然実車を見たのは初めてでした。
ゲタ電とか旧型国電とか呼ばれたりもするようですが、私にとってはもはや別世界ですねw

moha63
こちらはモハ63
三鷹行きということは、現在の中央・総武緩行線で活躍していたんでしょうか。

moha52
モハ52という車両で、流線型の独特のデザインが特徴だそうです。
なんだか、名鉄の「いもむし」に似ていますね。

kumoha165
165系です。ここまで来るといくらか馴染みのある車両になってきますね。
しなの鉄道で、同形式の派生系列である169系には乗ったことがあります。

kuha381
381系です。自然振り子方式を採用し、山間線区でのスピードアップに貢献した形式ですが、自然振り子は乗り物酔いを誘発するらしく、一部には不評だったようですね。
流石に「しなの」に投入されていた時代は知りませんが、「くろしお」として走っている時代に乗ったことがあります。直線の多い京都~新大阪間のみの乗車だったためか酔うことはありませんでしたけどw

kuha381-hoko
方向幕です。
「しなの」自体は383系にバトンタッチしたものの今日も大阪・名古屋~長野を快走していますね。

kuro381
こちら、パノラマ仕様のグリーン車のようです。
485系にこのような車両があるのは知っていましたが、381系にもあったんですね。

kiha48000
こちらキハ48000形というようです。キハ20系にそっくりですけどw
後にキハ11形と改められ、北海道向けに導入された形式のようです。
ちなみに、JR東海に同姓同名のキハ11形がいますが、全くの無関係です。

kiha82
キハ181系にそっくりですが、こちらはキハ82形という車両です。
気動車特急のハシリとなったキハ80系の改良型ということになります。

kiha181
こちらが先ほどキハ82系とそっくりだと言ったキハ181系です。こちらについては数年前まで「はまかぜ」で定期運用があり、私も引退間際にさよなら乗車しました。
似ているのも当然といえば当然で、キハ80系の出力向上型と言ってもいいような車両のようです。そのためデザインも概ねキハ80系を踏襲しているとのこと。

trains
ハリネズミみたいにたくさん突起のついた車両は建築限界測定をする車両で、この棒が当たる範囲に障害物がないことを調べるための車両です。現在はレーザーで測定するタイプが使われており、このような独特の外観ではなくなっているようです。

trains_fukan
2階デッキ部からの眺めは、鉄道博物館のそれと似ていますね。

tenji
車両ばっかりではなく、その他の展示物にも注目していきましょう。
こちらは新幹線に関する展示です。車内を模したモックアップに座って車内放送を聞けるというブースもあって楽しめました。
ところで、車内放送が流れるとあらば、音鉄として録音しようと考えるのは自然な流れだったんですが、「録音禁止」という残酷な4文字が・・・
「そんな、殺生な・・・」
新幹線ということで「AMBITIOUS JAPAN」や「いい日旅立ち」などの楽曲を用いたチャイムもありますから、それらの著作権の兼ね合いなんでしょうけどね・・・

suji2
ぱっと見では「なんじゃこりゃ」と思うかもしれませんが、実はこれ、歴代の東海道新幹線のダイヤグラムを光線で表しているという展示なんです。
手元のボタンで歴代のダイヤを切り替えることが出来まして、こちらは開業後最初のダイヤ改正時のものになります。
当時は「のぞみ」はデビューする前だったので「こだま」「ひかり」の2本立てとなっています。

suji
こちらは現行ダイヤですが、もはやカオス状態w
これで定時運行を保てるんだから、新幹線技術は偉大ですよね~

N700-model
N700系のモックアップ

point
ポイントの模型です。動作原理を視覚的に理解できます。

tablet
タブレット交換器ですね。
詳しい説明は省きますが、かつてのローカル線の駅ではよく見られたもののようです。

patapata
懐かしいパタパタ式の発車標

gasen-model
軌道についての展示もありました。

mars
指定席発券システムのMARSです。いかにも昔のコンピュータですねw

jiorama-station
車両展示と並んで目玉の1つのジオラマ
名古屋駅周辺や乗り入れる路線をモチーフにしたもので、全体を見渡すのが難しいほどの規模となっており、HOゲージのダイナミックさを楽しめます。
凝っているのが、始発列車が動き出してから、終電が終わり深夜の保線作業までの一連の流れを再現し、ジオラマ内の時間に連動して照明が明るくなったり暗くなったりする他、ジオラマの中で火事が起きたりと、模型趣味はない私でもついつい引き込まれてしまうほどよく出来ていました。

jiorama-people
全てを紹介するにはジオラマが大規模過ぎたので一部のみ抜粋ということでこちらをご紹介します。
音楽フェスの会場のようですが、これだけの人たちを一体一体設置していく作業を思うと気が遠くなりますw

とまあ、こんな感じでざっくりとご紹介しました。
ジオラマにしても車両にしても、写真を撮りそこねたりして、ご紹介しきれなかったところが多々ありますが、それはぜひ実際にリニア鉄道館に足を運ばれて、ご自身の目で確かめて下さいw
また、もう1つの目玉、シミュレータですが、こちらは入場チケットに「シミュレータ応募券」がくっついており、これを場内にある箱に入れると抽選で当たれば体験できるというものなんですが、訪問したのが平日だったためか定員割れ状態だったらしく、車掌シミュレータが1回、運転シミュレータが2回と合計3回も体験出来ました。ちなみに、車掌シミュレータは500円、在来線運転シミュレータは100円(新幹線は500円)の別料金です。
運転シミュレータも3種類あり、N700系の新幹線シミュレータ、211系313系の在来線運転シミュレータがあり、流石にN700系は大人気で結局私にチャンスは回ってきませんでしたが、それ以外は全て制覇できたのでよかったです。
211系・313系とも運転台の作りもリアルで実車を運転している気分になってきます。画面はCGなのですが、様々な条件を設定することができます。ただ、1つだけ残念だったのが運転する路線は架空の路線だということですね。
「のぞみ」などJR東海管内の列車名から取ったと思しき駅名が4つほどあり、10分間の運転なのですが、実在路線だったらもっと楽しめたと思います。架空でも十分満足出来ましたけどねw
車掌シミュレータも路線は同じく架空ですが、ドア開閉→発車合図→アナウンス→ドア開閉という一連の流れを体験できますし、車掌室やドアは実物そっくりに出来ていて、車内には本物と瓜二つの座席もあるので、同行者を乗客役で座らせることもできますw

117
そうそう、外には休憩所として117系がいます。
こちらはJR東海で現役だった頃にも乗りましたし、山口では今でも普通に見られますよねw
ただ、スペースの都合か、実際は4両編成だったのに3両しかいませんでしたけどw

117-inside
車内も概ね当時のままになっていて、休憩所としてのみならず、これ自体も1つの展示物と言えるでしょう。
ただ、車両に装備する空調はパンタグラフから給電しないと動作しないためか、家庭用クーラーが後付で取り付けられていて、ちょっと雰囲気を壊している気はしましたね。
鉄道博物館でも屋外の休憩用の車両には家庭用クーラーの後付をしていましたし、通電しない車両の空調方法としては一般的なのかもしれませんね。
まあ、こうして117系にまた乗れるだけでもありがたいですよね。

リニア鉄道館のレポートは以上となりますが、この後も何箇所か鉄道関連の施設を訪問していますし、自由時間を利用して名古屋地区で趣味の活動もしましたので追々そのレポートもしようと思います。
順次執筆していきますので今しばらくお待ちを・・・
追記:「名鉄資料館訪問記」が書き上がりました。

ブログランキングに参加しています
鉄道コム
にほんブログ村 鉄道ブログへ

つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
カテゴリー: 鉄道・バス活動関係 タグ: , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す