今回は関東近郊の単発ネタということで、東武野田線の8000系による急行に乗りに行きましたのでレポートします。
前回まで3記事に渡って遠征シリーズが続いていたので箸休め感覚でお読み頂ければと思います。
今回の活動内容
ざっくり言えば冒頭に書いたとおり野田線の8000系による急行に乗るというのが内容になりますが、より詳しく解説すると、東武野田線では10000系、並びに60000系による8000系置き換えが続いており、現在8000系は野田線全運用の半分以下にまで減っており、もはや主力車種とは言えないほど勢力を縮小している途上にあるわけですが、私は過去の活動などで大宮~船橋間で8000系による乗車を果たしており、もはや8000系引退に際してのさよなら乗車を新たに行う理由はなかったのですが、ふとしたことがきっかけでそういえば8000系で全区間乗車こそしたけど、急行運用では1度も乗っていなかったことに気づき、大宮近辺で予定があったこともあり、そのついでに出かけることにしたのでした。
尤も前回の活動で野田線に乗った頃は「アーバンパークライン」なんて愛称もなかったですし、急行運転も行われていなかったので乗っていなかったのは当然といえば当然なんですけどね。
となると、8000系による急行運用は野田線で急行運転が開始されて、かつ8000系の完全置き換えが完了するまでの数年の過渡期にしか見られないレアな存在ということになり、今のうちに記録しておかないといけませんしね。
まずは大宮から春日部へ
東武野田線の急行が実際に急行運転を行うのは大宮~春日部間のみであり、列車自体は柏まで行くものの春日部以東は各駅停車となるため乗車区間は大宮~春日部間の1往復のみとして、その始発駅となる大宮駅から活動を開始しました。
ネット上の情報で8000系の運用を調べ、ちょうど急行運用に入る8000系があることが判明したのでその時間に合わせて出発しました。
なお、道中は書くことはないので省略します。
大宮駅の東口寄りにある東武野田線の乗り場にやってきました。
8000系に限らず東武野田線の急行自体初めて乗車するのでこの機会に”急行”という種別そのものの取材もすべく発車標を撮りました。
現在ホームライナー的に運転されている野田線唯一の特急列車「アーバンパークライナー」のアフィが貼られていましたw
現状、大宮から乗車可能なのは運河行きの1本のみですが、大宮駅としてはアピールをしておきたいようですね。
こちらは急行の先行列車として走る春日部行き普通列車であり、2016年のダイヤ改正から運転されるようになった区間列車です。
野田線は日中ダイヤでは大宮~柏間通しの運転が基本であり、系統が分断されている船橋方面を別路線とみなせば区間運転は2007年以来設定されていなかったのですが、急行の運行開始により急行通過駅の利用可能本数を維持するために急行の先行(春日部行き)、ないし後追い(大宮行き)として設定されるようになりました。
野田線自体あまり利用する機会が少なく今まで気にも留めていなかったようで気づいていませんでしたが、こんなレトロな案内が残っていたんですね。
車両も新しくなって「東武野田線」から「アーバンパークライン」へと生まれ変わろうとしている最中ですが、ここにはまだ「東武野田線」の面影が残っているようです。
幕車が来てくれたら嬉しかったですが、残念ながらLED式の方向幕でした。
そして、綺麗に写らない!w
まあ、これでも8000系には違いはないですし、せっかくの乗車を楽しみましょう。
車内は思いの外静かでしたが、時間帯は午後であり、帰宅のピークとなる夕方にはまだ早かったことが良かったのかもしれません。
また、野田線の大宮駅は改札口が終端側に1箇所のみとなっており、どうしても大宮方の車両に乗客が集中し、逆に柏方の車両はあまり混まない傾向にあり、私は柏方を狙ったのもプラスだったでしょう。
野田線はわずか2つの乗り場で列車を捌いており、急行と言えども長くは停車しておらず、気づけばもう発車のメロディが鳴り始めていました。
大宮駅を発車した急行列車は岩槻・春日部と停車していきますが、岩槻までは4駅連続通過、次の春日部までも3駅連続通過と急行の名に恥じない停車駅設定となっています。
ただ、思ったほどぶっ飛ばしている感じではなく、8000系による高速運転という体験は期待したほど長くは体験できませんでした。
とはいえ、合計で7駅も通過する差は決して小さいものではなく、普通列車が21分を要する大宮→春日部を急行は15分で走破しており、6分の時短効果があります。
たったの15分とあっけなく終わってしまいましたが、春日部駅まで乗車してひとまず目的は達成しました。
なお、折返しの大宮へも同じく8000系の急行を狙うのですが、調べたところ、この列車が柏まで行って折り返してくるのを待つ以外にないみたいなので、待ち時間で春日部駅の取材&構内での撮影をしていきます。
↑発車シーンを撮ったらひとまず本題は終わりで、春日部駅のレポートに入っていきます。
春日部駅で折り返しの8000系急行を待つ
前述の通り次の大宮方面の8000系による急行は私が乗った列車の折り返し便まで無いようなのでそれまで春日部駅で撮影などして時間を潰します。
その前に立ち寄ったのがこちら。
立ち食いの駅そばなんてよくあるじゃないかと思った方・・・よく見て下さい。
実はそばじゃなくてラーメンなんです。
そばやうどんがメインで営業しているお店がついでにラーメンも出しているケースはたまにありますが、ここの面白い所はラーメン専門であり、そばやうどんは逆に取り扱っていないことです。
全国的にも珍しい「立ち食いラーメン」のお店ですが、利用スタイルは立ち食いそば屋のそれと違いはなく、券売機で食べたいメニューの食券を購入し、それを店員さんに手渡すとしばらくしてラーメンが出てくるという流れになります。
お店の看板には単に「ラーメン」としか書いておらず、正式な店名がイマイチよく分かりませんが、ネット上の記事では「東武ラーメン」とか「春日部ラーメン」と記述しているものがあり、これが正式な店名なのか客の間で自然発生的に呼ばれている通称みたいなものなのかは分かりませんが、とりあえず「東武ラーメン」で通したいと思います。この「東武ラーメン」は今の所春日部以外には西新井にも出店していて2店舗体制のようですが、かつては久喜や館林にも出店していたようです。
メニューはシンプルなラーメンに、ワンタン麺、チャーシュー麺といったオーソドックスなものはもちろん、天ぷらラーメンやコロッケラーメンなど、立ち食いそば屋のメニューに寄せたようなものもありました。
そんな中から私が選んだメニューとは・・・
物珍しさにつられて「コロッケラーメン」を注文しました。
立ち食いそば屋におけるコロッケそばも駅そばをあまり利用しない人からするとヘンテコメニューとされがちですが、それのラーメンバージョンを出しているお店は下手をすればここぐらいなのではないでしょうか。
見ての通り醤油ベースの東京風のラーメンですが、普通に美味しいラーメンでした。
近年はこってり系だったり、奇をてらった味付けのものが人気だったりするようですが、こういうシンプルなラーメンもいいものですね。
腹ごしらえを済ませたら駅取材再開です。
ちゃんと撮るのは初めての駅であり、かつ列車の発着が頻繁な春日部駅ですから1時間以上ある折返し待ちも退屈することはなさそうですが、逆にあちこち動き回らなければならず体力的にはきつそうですw
ホームですが、屋根の支柱が野田線の10000系(ファミマ)や60000系の塗装と同じ色で塗られているんですね。
春日部と言えば「クレヨンしんちゃん」の舞台としても有名ですが、やっぱりありましたw
急行運転が始まった野田線ならではと言えるでしょうか。運転士や車掌に向けての種別の再確認を促す注意書きがありました。
あと、屋根が意外と古そうなことに気づきました。
春日部駅は主要駅ですが、これまで大規模な建て替えや移転などはなかったようであり、少なくとも昭和以前の雰囲気があります。
↑ここで10000系の発車を撮影です。
このような張り紙があるあたり、やっぱり撮影者が多いんでしょうね。
他に撮影者もいなさそうですし、ここでしばらく撮影してから駅取材再開とします。
↑動画もどうぞ
↑続いて8000系の入線
これが急行であり綺麗な幕の撮影に成功しリベンジを果たせました。
というか、急行は30分ヘッドでの運転ですから、気づかぬうちに30分も経っていたんですねw
反対の乗り場にも8000系がやってきました。
それにしても、来ない時はさっぱり来ないし、来る時はやたらと来ますねw
↑続いて大宮行き8000系の発車シーン
それでは構内での撮影は一旦切り上げて駅取材を再開しましょう。
階段を登り跨線橋へと向かいます。
こちらが跨線橋です。これもまたどことなく古めかしい印象がありますが、春日部駅って野田線と伊勢崎線が交わるターミナル駅であり、乗り換え客も非常に多いことを考えれば手狭な感もありますね。
実際、これを撮る時はなかなか通行人が途切れてくれず撮影できるタイミングが来るまで5分は待ったように思います。
様々な施設がずらりと並んでいますが、「春日部」で始まる施設が多いせいで「春日部」がゲシュタルト崩壊しそうw
西口の入口です。たくさんの改札が並ぶのは主要駅らしいですが、改札を出たらすぐに外というのは逆に主要駅らしくないようなw
発車標は液晶モニターを使用したものであり、いくつも並びターミナル駅らしい様相でした。
クレヨンしんちゃん作中では「サトーココノカドー」として登場する「イトーヨーカ堂」です。
別にクレヨンしんちゃんの聖地巡礼に来たわけではないのでまた駅前に戻ります。
駅前にいたのは朝日バスでした。
朝日バスは東武バスの系列であり、かつて東武バスが営業していたエリアを引き継いでいることが多いのですが、春日部もその例に漏れないようで現在春日部駅を発着する路線バスの大半は朝日バスとなっており、東武バス直営が維持されているのは岩槻までの深夜バスのみのようです。
また、滞在中には遭遇しませんでしたが、平成エンタープライズという会社もイオンモール春日部を経て南桜井駅へ至る路線を手がけているようで1路線のみですが乗り入れています。
ラッピングがされた朝日バスも撮ったら西口はこれくらいにして東口へ向かいたいと思います。
普段なら”簡易駅取材”と称して片側の駅前だけの取材で済ませてしまうことも珍しくはない私ですが、今日はどのみち大宮行きの8000系急行を待たねばなりませんし、どうせ待つならしっかり取材をこなそうということで反対口へも行くことにしました。
問題は春日部駅は地平駅であり自由通路もないので踏切まで迂回する必要があるということです。
この点は春日部市も問題視しているようで、迂回先となる踏切も遮断時間が長いいわゆる「開かずの踏切」となっているなど、駅で東西の街が分断されている状態はよろしくないとして、春日部市は東武鉄道に対して春日部駅の高架化を求めていたのですが、現在そのための計画が進められている段階のようです。
とりあえず反対側へ行くには現状では迂回するしか無いので踏切へ向かうべく細い路地に入りました。
驚いたのがそこにあった駐輪場がPASMO専用だったことです。
首都圏ではICカード乗車券の普及率はかなり高いですし、駐輪場を利用するのは主に地元民であろうことを考えれば妥当な策なんでしょうが、現金利用者を端から排除してしまう思い切りの良さには驚きました。
まあ、現金を受け付けなければ、釣り銭の用意が不要で、売上金の回収もしなくて良い上、現金を扱う機構を排除すれば機械としても単純化できてコストカット&故障率低減と事業者サイドからしたらいいこと尽くしなんでしょうね。
こちらがその迂回先の踏切です。
野田線と伊勢崎線を一気に跨ぐ上、ほぼ全ての列車が停車する駅に隣接していることもあって典型的な開かずの踏切だなと思いましたが、訪問時は本数が少ない日中だったこともあってかずっと閉まりっぱなしということはありませんでした。
踏切を渡り東口へやってきました。
こちらも駅前ロータリーがありましたが、何だか西口とよく似ていますね。
気になったのが街路樹にネットがかけられていたことですが、鳥対策とかでしょうか?
東口の駅舎です。三角屋根になっていてこちらの方が西口よりも個性がありますね。
それではまだ見ていない3・4番線へ向かいます。
ここは伊勢崎線の内、東武動物公園方面の乗り場であり、北千住・浅草方面が1番線なので、あれ?2番線は?となりますが、2番線はホームのない中線に付けられているため旅客案内上はあたかも存在しないかのように飛ばされています。
東武野田線の乗り場の方を見ます。
野田線は6両編成が最長となるためホームの有効長も短く伊勢崎線と比べると短いホームになっています。
あと、野田線の乗り場は7・8番線となっていますが、そうなると5番線は写真に見えている側線だとして6番線はどこに行った?という話になりますが、野田線のホームを拡張した際に留置線を1つ潰したものの、その際に乗り場の改番をしなかったためこのようになっているようです。
続いて1番線の方を見ます。ちょうど50000系が入線中ですが、前述の通り中線があります。
この中線はかつて東武鉄道でも貨物列車が運行されていた時代の名残として存在するものであり、現在は回送列車が待避したりするのに使われているようです。
置き換えが進行中の20000系が来ました。
さよなら乗車は済ませましたが、撮れるうちにたくさん撮っておきたいですね。
続いて350系「きりふり」が入線してきました。
今や希少車種となった350系ですが、こんなところで撮影の機会が得られてよかったです。
「きりふり」も過去に1度だけ乗ったことがあるのですが、逆にちゃんと撮ってはいなかったのえよかったです。
↑こちらは発車シーンを撮ったのですが、続けて「スペーシア」も入ってきました。
金ピカの100系「スペーシア」
実を言うと東武の特急形では唯一100系だけ乗ったことがないんですよねぇ~。
車両の撮影もそこそこに駅取材開始ですが、ここの駅名標はひまわりちゃんがいました。
駅名標も場所によりバリエーションがあるようですね。
しんちゃんのもありましたが、7・8番線と違ってアクション仮面はいないバージョンでした。
特急も多く停まる当駅ということで特急券の券売機もありました。
1番線には軽食も出すカフェがありました。
ラーメンを食べていなければここで食べるのもありでしたね。
↑そこへ東急8590系が入ってきました。
そういえば相互直通運転で東急田園都市線まで繋がっているわけで、当然東急の車両も来るわけですが、不意に来るとあれ?ってなりましたw
↑動画もどうぞ
↑20000系の入線
↑「りょうもう」の通過です。
定期列車では唯一春日部を通過するのが「りょうもう」ですが、その通過シーンを撮れたのはよかったです。
と言ったところでそろそろ折り返し列車の時間が迫ってきたので春日部駅のレポートもこのあたりでシメたいと思います。
最後に60000系を撮ったらあとは8000系の急行を待ちます。
おまけ
大宮周辺での予定は約束相手の都合から遅れることとなり時間を持て余すことになりました。
そんな私が大人しく大宮駅で待っているかというとそんなことはなく、乗りバスをして時間を潰すことにしたのでした。
よって、その乗りバスの模様をレポートしてから終わりにしたいと思います。
ここから先は本題とは何ら関係なく、本当に”おまけ”ですが、よろしければ最後までお付き合い下さい。
8000系の急行で大宮へ戻った私は東口へ出ました。
そこから乗車するのは国際興業バスの大10系統です。
方向幕を見れば分かるように東新井団地へ向かう路線であり、大宮駅東口からはほぼ一直線に県道214号を進んでいき県道1号(第二産業道路)を越えた日大前あたりで右折して東新井団地へ至る系統であり、東口発着路線の中では主力路線の1つと言えますが、これ自体は特段ネタはありません。
強いて言えば、自治医大付属さいたま医療センターを通る新道を使わず律儀に県道214号をトレースする経路となっているのが特徴ですが、逆にこの区間を経由する系統の大半は新道を使っていないので旧道経由のほうが利用者が見込めるとかそういう理由なんでしょうね。
こちらは前述の通りあまりネタもないので普通に乗車区間を過ごします。以前に乗った大01と経路の大半が重複しているというのもあって物珍しさがあまりないというのもありましたね。
その東新井団地で別のバスに乗り継ぐわけですが、東新井団地と聞いてピンときている方はバスマニア度の高い方でしょう。
そんなわけでやってきた東新井団地ですが、ここ自体は普通の団地の中にあるバス停であり、そんなにネタもありません。
ネタなのは次に乗車する系統なのですが・・・
次に乗車するのは東武バスであり、バス停名も同じ「東新井団地」なので同じ場所にあると思っていたのが、実は国際興業バスと東武バスの「東新井団地」は若干離れた場所にあって国際興業バスの「団地南」というバス停が東武バスの「東新井団地」と同じ場所にあるようで乗り継ぐ場合は要注意です。
まあ、この2つの系統を乗り継ぐのは間違いなく乗りバス目的のマニアでしょうし、仮にこのことを事前に知っていたとしても結局終点まで乗りたくて団地南で降りることはしなかったでしょうけどねw
歩いたと言っても5分くらいで東武バスの東新井団地バス停にやってきました。
ここはいくつかの系統が集まるちょっとしたバスターミナルのようになっていました。
お次に乗車するのはこの「新高01」という系統です。
東新井団地とさいたま新都心駅を結ぶ系統ですが、特筆すべきはなんと言っても首都高を経由するということです。
さいたま見沼から新都心までのわずか1区間ではありますが、このような普通の路線バスが高速道路を経由して運行されるのは全国的には珍しく、関東近郊ではこの新高01の他は京浜急行バスによる井30系統・森30系統・森40系統が湾岸線を1区間だけ走行する例があるくらいで、埼玉県内に限定すれば首都高速を走行する唯一の路線バスとなります。(福岡では当たり前だったので関東に出てきたばかりの頃は逆になぜこんなに首都高のネットワークが整備されているのにそこを通るバスが殆どないのか疑問でしたw)
それでは、なぜこの新高01系統は首都高を通るのかという話ですが、東新井団地から見てさいたま新都心駅へ向かうのに使える最短経路が首都高になるという至極単純な理由です。
元々さいたま新都心駅と東新井団地の間には新都22という系統が運行されており、こちらは全区間で一般道を経由するのですが、首都高を使わない場合南側へ大きく迂回を強いられる上、一般道では信号待ちや渋滞で時間が読めない部分もあるのが、首都高を使えば、この区間は首都高と言っても末端部に当たるため渋滞とはほぼ無縁であり、距離も短い上信号待ちもなくスムーズに走行できて大幅な時間短縮が可能になるというわけです。
利用客が多い朝夕のみの運行ではありますが、東新井団地に住む人が通勤・通学でさいたま新都心駅へ出るのには便利な系統のようで2010年の運行開始以来8年に渡り運行が続いており、すっかり定着しているようです。
参考までに所要時間を比較すると、全区間一般道経由の新都22は東新井団地からさいたま新都心駅まで24分かかるのに対して、新高01は約半分の13分で結んでおり、たった1区間とは言え首都高速の威力を体感できるものとなっています。
それにしても、デカデカと”高速”と書いてあるのは撮り甲斐のある方向幕ですねw
時刻表です。見事に朝夕に特化した運行となっており、特に朝ラッシュ時は新高01の方が多いくらいの本数ですが、通勤・通学客のいない日中は途中バス停でこまめに客を拾わないと採算ラインに乗るほどの利用は見込めないでしょうし、日中の運行は流石に難しいんでしょうか。
あと、隣に載っているのでついでに触れますが、ここからは北浦和への路線も出ており、これまた本数が多いのですが、土日限定で浦和駅まで直通になったりします。
と考えると東新井団地って大宮・さいたま新都心・北浦和・浦和へバスで直通できるわけで交通の便はかなり良いですね。
最後にロータリーの様子を撮ったら乗車です。
この時間は駅から団地への利用者は多くとも団地から駅へ行く利用者は皆無のようで予想通り乗客は私だけでした。
せっかくなのでマニア席に・・・とも思いましたが、どうせ暗くて景色もあまり楽しめないし、自分だけだと運転士さんと近いマニア席に座るのは何だか気が引けてしまい後ろの方にしました。
発車すると団地入口・富士見ヶ丘・山中橋と3つの停留所を過ぎればあとは首都高速に入ります。途中で1名乗ってきて私だけの貸切状態ではなくなりましたが、運転士さんからしたらもはや回送同然の感覚かもしれませんねw
↑首都高速を走る区間の車窓です。
首都高は新都心を過ぎると地下トンネルとなり新都心西を経て与野ジャンクションに至りますが、バスはその手前で降りてしまうので地下区間は体験できません。
首都高走行区間は5分にも満たずあっという間ですが、北袋一丁目という停留所を経てさいたま新都心駅東口に到着です。
折返しも新高01となるようですが、相変わらず”高速”の字がでかいw
途中停留所を大胆にスルーしてしまうわけで、途中停留所に降りたい人からしたら誤乗したら洒落にならないですし、分かり辛いよりはいいですけどね。
こちら、さいたま新都心駅のバスターミナルです。
通常の路線バスはあまり乗り入れる系統数は多くなく、むしろ高速バスの発着地としての役割のほうが強いのではないかと思いますが、それでも交通結節点としてはしっかり機能しているように思います。
ここからは電車に乗れば大宮駅は隣の駅ですが、待ち合わせ相手の到着まではまだあるということでせっかくなので最後までバスで大宮まで行きたいと思います。
ここから大宮へ行けるバスは大都23、浦44、西口からの新都11の3系統がありますが、乗ったことのある新都11は除外し、大都23は通常はさいたま新都心駅とさいたま市立病院を結ぶ新都21が主力であり、これの一部を大宮駅まで延伸しているのが大都23なので、この区間だけ乗るのは何だかつまらないという理由で、浦44を選択しました。
浦44は系統番号から察せられるように大宮駅東口と北浦和駅を結ぶ系統ですが、そもそもの運行本数が少ない上にさいたま新都心駅~北浦和駅間の運行は平日ですらわずか6本、土日に至っては2本しか無いという免許維持路線状態なので、実質大宮駅東口~さいたま新都心駅間の路線だと考えてもいい状態となっており、今回はこれに乗って大宮へ行きたいと思います。
北浦和方面もいつか乗りたいですけどねw
大宮駅東口へは2通りの経路があるのでちゃんとどこを通るのかも明記されていました。
さいたま新都心駅ではバスの撮影を忘れてしまっていたのでいきなり乗車レポートが始まりますが、この区間は大都23がほぼ線路沿いの県道164号を進むのに対して、浦44は一度産業道路まで出るのでかなり遠回りをします。
大宮・さいたま新都心へのフィーダー輸送を一本化している感じでしょうから当然乗り通す利用は・・・というかこの時間帯では利用者自体が大変少ないようです。
逆に途中バス停からちらほら乗車があったのに驚きましたが、郊外で用事を済ませて駅に戻る人たちなんでしょうか。
短編のミニレポと言いつつ1万字を超えてしまった現実に目を背けつつ記事をシメたいと思います。
次回もミニレポの予定ですが、どこへ行ったかは更新してのお楽しみということで。
それでは!
~追記~
4年後にまさかの再訪しましたw
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東武野田線の、急行の走行開始は2022年3月26日(土)で、僕はもう3年生になりそうだw
野田線の急行の通過駅は、(大宮~船橋間の)北大宮、大宮公園、大和田、七里、東岩槻、豊春、八木崎、江戸川台、初石、豊四季、新柏、増尾、逆井、六実、鎌ヶ谷、馬込沢、塚田、新船橋で、あわせて、18駅も通過します。通過駅多いねww
東武野田線の急行の走行開始は2022年3月26日(土)です。東武野田線と、スカイツリーラインでの春日部駅では、線路が混ざってていて分かりにくかったww
東武野田線の急行の走行開始したのは2022年3月26日(土)ですから、もう僕3年生になる時期なので、船橋市立法典東小学校に入学したから(2022年4月7日(木))
なのでです。はっ…!話がそれちゃった!