西馬込駅近くの馬込車両検修場にて実施された都営交通フェスタ2013 in 浅草線に参加してきましたのでそのレポートです。
ゆりかもめ7300系お披露目会からそのまま参加しますので、新橋からスタートです。
新橋駅
JRとゆりかもめの新橋駅は降りたことがありましたが、都営地下鉄の新橋駅は初めてです。
駅名標はシンプルですね。
見事に編成写真の撮影を阻止するかのような柱の配置w
まあ強度的にやむをえないんでしょうけどねw
予定が狂ってしまい(詳しくはゆりかもめ7300系お披露目会の記事を参照)本来は西馬込行きに乗るはずでしたが、羽田空港行で泉岳寺に行ってから乗り換えるというパターンになりました。
泉岳寺では隣のホームで連絡で、1分足らずで発車なのでそんなに不便はなかったですけどねw
西馬込駅
そんなわけで浅草線の南側の終点、西馬込に到着です。
実は泉岳寺より南は乗ったことがなかったので乗車記録も伸びました。
階段をあがる途中で見かけたんですが、なんとも昭和チックなフォントw
出口でもこんな案内がありました。イベントへの力の入れようが伺えますね。
国道1号に出て歩道を進むと要所要所に警備員が立っていて誘導と交通整理をしていました。
いよいよ会場へ!
よくあるバルーンのアーチはないんですねw まあ看板があるので分かりますけどねw
入ってそうそう視界に飛び込んできたのはこの大量の円盤たち・・・
実はこれ、全部車輪なんですw
走っていると潤滑油や金属粉で黒く変色していくので新品のグレーの状態は余り見かけませんよね。
台車を保管するための機械のようです。立体駐車場の台車版でしょうかw
他の工場では見たことがないですが、用地の少ない都内ならではの設備でしょうか。
先ほどの台車を保管する機械の操作パネルのようです。
黄色いテープが巻かれていますが、これだけだと子供はスイッチを押したくなりそうですけどねw
まあ流石に電源を抜くなど押しても動かないような措置はしてあるでしょうけどね。
こちらはミニ電車です。これも鉄道イベントではおなじみですね。
なにげに5300形の再現度が高いのには驚きましたw
先ほどのミニ電車が走っている軌道ですが、よく見ると元々ここは実物の電車が入ってくるための軌道が敷かれている場所のようですね。
つまりは、軌道の上に軌道があるとw
ぱっと見はフォークリフトに見えますが、実は鉄道用の車輪を備えていて台車の移動用の機械のようです。
台車だけでも数トンありますからね。こういう機械も必要なんでしょう。
5300形の運転台を模して作った運転台を使った運転体験コーナーでした。
トレインシミュレータと違って映像が流れたりはせず、単にマスコンやブレーキハンドを動かすだけのようですが、それでも長蛇の列ができていました。
なお、写真は参加者交代の合間のシーンでして、1人体験する度に運転台を吹き上げているようでした。
細かいところにもよく気が付きますよね。
その先ではパンタグラフ昇降体験があっていました。ボタンを押してパンタグラフを上下させるだけですが、自分の操作で大きなパンタグラフが動くというのは気持ちいいでしょうね。
にしてつ電車まつりではやったことがありますが、今回は行列が長いのと、子供ばっかりのところに混じっていくのも気まずかったので眺めるだけにしました。
ちなみに、左側に写っている小さなパンタグラフは大江戸線のものだそうです。大江戸線はミニ地下鉄でして、極力省スペースのトンネルにするためにパンタグラフはもちろん、床下機器、空調機器などを極力小さくしているそうです。
先ほどの操作パネルに似ていますが、こちらは構内で使用する機械の充電器だそうです。普通、充電器といえばポケットサイズが一般的ですが、こんなごっつい充電器もあるんですねw
こちらはモーターでしょうか。鉄道用ともなるとモーターも大きいですね。
こちらはクレーン付き。「ユニック」と書かれていますが、ユニックというとクレーン付きトラックを連想してしまいますねw
お待ちどう様でした。車両撮影会の会場です。
都営車はもちろん、京成・北総の車両も来ています。予定では京急も来るはずだったそうですが、急遽展示はなくなったそうです。
右側にいた大江戸線の車両たちをアップにしてみました。
先程もちらっと触れましたが右側にいるE5000形という電気機関車は、大江戸線の車両を浅草線を使って改装するためのものです。
大江戸線内には大規模な点検・補修ができる設備がなく、大江戸線の車両もここ馬込車両検修場で整備を受けるのですが、大江戸線と浅草線は軌間こそ同じですが、大江戸線はリニアモーター駆動、浅草線は通常のモーター駆動である上、ミニ地下鉄である大江戸線の車両は小さくパンタグラフが架線に届かないといった事情から、大江戸線と浅草線を直通運転できるE5000形を開発したわけです。
このあとは、物販ブースや昼食スペースも覗きながら帰ることにします。
物販ブースでは鉄板の廃車発生部品や各社の鉄道グッズが売られていました。昼食スペースでは松屋がテントで出店していましたw
普通に帰るのではなく浅草線・三田線の乗りつぶしをしてから帰りますが、それは別記事とします。
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